怒りのブログ

憤りを言葉にせずになんとしようか。

熱中症

2018-07-17 21:41:33 | 教育
熱中症で校外学習をした小1の子どもが亡くなったとニュースで知った。

奇しくも、私のクラスの子ども(低学年)も、校外で畑の草むしりに出かけた。
私の方では、移動に10分弱、活動が10分弱で、合計で30分程度で往復してきた。

ニュースによると、この学校では、片道20分、活動(公園で遊ぶ)が30分と、おそらくは学校時間では2時間続きの活動だったのだろう。

私の今いる学校でも、昔は2時間続きで草むしり活動をしていたようだ。
今、地球規模で環境が変化している。

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この事件を経て、親世代、祖父母世代の気温などの環境と今は違うのだと、意識を新たにしたい。

学校にクーラーがついたから、サマースクールや個人面談で夏休みを埋めていいのだというのは間違いだ。
登下校自体がすでに危険になっている。

シエスタではないけれども、積極的に避暑を求めるべきだろう。
夏休みを削っている場合ではない。
しっかり夏休みをとるべきだ。

そんな気も強くしている。

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今回の事件は人災とは言えるが、その情勢を作っているのは社会認識だということを忘れて欲しくない。
(「責任は学校にある」ということは正しい。人命の尊さを訴えて果てがない。亡くなったお子さん、保護者の方々、近しい方々には、同じ現場人としてお悔やみを申し上げたい。)
教員の判断にだけ責任をなすりつけていては、部活動における熱中症の事故が未だになくならないことは説明できないだろう。

学校を子どもがよりよく育つための環境にしていくのは、社会的な要請と、きちんと金と人をつけることの他には手立てがない。

遠くは、未来の国づくりに金をかけない財務省の意識を糾弾せよ。

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