アンケートのねらいは記事から読み取れない。
ここいら辺は読売の取材力を疑ってしまう。
単純に記事からの感想をメモリ。
>日教組は「教師の仕事のあり方を広く考えてもらうきっかけにしたい」としている。
とあるが、具体的でないし、そんな「あり方」をだれに考えてもらいたいのだろう。
フィンランドとフランスが低いのが同列にあつかわれようはなく、記事のタイトルのように、生活指導や部活などが「あり方」として不満、不要だといってるかのようにも見えてしまう。
また、アンケートの取り方も示されていないので、日本側の恣意が入っているとまずは見るべきだろう。
そういった前提を横目に想像したいのは、日本の教育の独自性だ。
今回の数値的には高い日本が、どうして高い進学率や就学率、世界トップクラスの学力レベルを保ち得ているのか。
高い数値の割には、その内容の精査、評価が適正に行われるシステムがないのか。
「あり方」を議論すべき数値になるのかはわからないが、こういったアンケートをしたという事実は議論の端になるかもしれない。
ただ、日教組の政治的な立場という課題もあり、一朝一夕にはいかないだろうが・・・。
世界一?忙しい日本の先生、授業以外に部活や生徒会指導(読売新聞) - goo ニュース2007年6月9日(土)14:37
授業以外に多様な仕事がある日本、補習や家庭との関係強化に特化したフィンランド、授業以外の仕事がほとんどないフランス――。日本教職員組合(日教組)の調査で、各国のこんな教師像が浮かび上がった。
日教組は「教師の仕事のあり方を広く考えてもらうきっかけにしたい」としている。
調査は、昨年10月から今年2月、日、韓、米、英、仏、独、フィンランドの計7か国で、教職員組合を通じて、公立小学校~高校の教員各200人程度を対象に実施された。回収率は23%~54・5%。
部活動など授業以外の18業務について、各国の教師がどれくらい担当しているかを尋ねたところ、平均の担当業務数は、日本が11・1で最多。以下、韓(9・3)、独(7・8)、英(6・3)、米(5・0)、フィンランド(4・9)、仏(3・4)の順だった。
ここいら辺は読売の取材力を疑ってしまう。
単純に記事からの感想をメモリ。
>日教組は「教師の仕事のあり方を広く考えてもらうきっかけにしたい」としている。
とあるが、具体的でないし、そんな「あり方」をだれに考えてもらいたいのだろう。
フィンランドとフランスが低いのが同列にあつかわれようはなく、記事のタイトルのように、生活指導や部活などが「あり方」として不満、不要だといってるかのようにも見えてしまう。
また、アンケートの取り方も示されていないので、日本側の恣意が入っているとまずは見るべきだろう。
そういった前提を横目に想像したいのは、日本の教育の独自性だ。
今回の数値的には高い日本が、どうして高い進学率や就学率、世界トップクラスの学力レベルを保ち得ているのか。
高い数値の割には、その内容の精査、評価が適正に行われるシステムがないのか。
「あり方」を議論すべき数値になるのかはわからないが、こういったアンケートをしたという事実は議論の端になるかもしれない。
ただ、日教組の政治的な立場という課題もあり、一朝一夕にはいかないだろうが・・・。
世界一?忙しい日本の先生、授業以外に部活や生徒会指導(読売新聞) - goo ニュース2007年6月9日(土)14:37
授業以外に多様な仕事がある日本、補習や家庭との関係強化に特化したフィンランド、授業以外の仕事がほとんどないフランス――。日本教職員組合(日教組)の調査で、各国のこんな教師像が浮かび上がった。
日教組は「教師の仕事のあり方を広く考えてもらうきっかけにしたい」としている。
調査は、昨年10月から今年2月、日、韓、米、英、仏、独、フィンランドの計7か国で、教職員組合を通じて、公立小学校~高校の教員各200人程度を対象に実施された。回収率は23%~54・5%。
部活動など授業以外の18業務について、各国の教師がどれくらい担当しているかを尋ねたところ、平均の担当業務数は、日本が11・1で最多。以下、韓(9・3)、独(7・8)、英(6・3)、米(5・0)、フィンランド(4・9)、仏(3・4)の順だった。