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一般社団法人EIGC代表理事のブログ/ ニュース英語 北千里教室(大阪府吹田市)

文の構造が気になるとき

2011-04-21 00:08:52 | ニュース英語・英語学習
茅ヶ崎英語教本では、例文が各ユニットに20文あります。
授業中はもちろんですが、予習や復習をしているときに、
文の構造が、どうなってるのかな?と思われることもあると思います。
そんなときは、必ず質問してくださいね!
質問大歓迎です。

授業で質問できなかったときは、メールでかまいません。
喜んで解説しますので、お知らせください。

というのも、構文がはっきりつかめていなければ、繰り返し学んでも
あまり効果がありません。

構文がわかって、
・フレーズでクイックレスポンスができる、
・全文リプロダクションができる

これで、自分のものになり、使えるようになります。
ですから、文の構造がはっきりしない・・というときは、必ず質問してくださいね。

---
では、
Book2のUnit1 Ex13番の質問がありましたので、これを説明しておきますね。

The government committee reported a record 100 people
    newly identified as AIDS patients or HIV carriers in July and August.

これは、大きくわけるとこうなります。
The government committee    reported     a record 100 people

    S                   V          O
その政府の委員会が、100名という記録的な人数を報告した。

(who are) newly identified as AIDS patients or HIV carriers in July and August.
その100名というのは、7月から8月にエイズ患者またはHIV感染者と新しく認定された人

つまり、newly 以下が、すべて、a record 100 people にかかっています。
who areが省略されていると考えてもいいですし、
identified という分詞なので、これが後ろから前の名詞を修飾している
と考えてもいいでしょう。


仮に、「最高記録の100名が、~と新しく認定されたことを、政府委員会が報告した。」
という構文に書き換えるとすると、
that 以下を、reportした、という形にしなければなりませんので、

The government committee reported that
a record 100 people were newly identified as AIDS patients or HIV carriers in July and August.

という別の構文になります。

毎回の授業で聞くニュースも、あとで復習したときに、不明点が出てきたら、
放っておかずに、ぜひ質問してくださいね。

教室受講生でなくてブログを読んでくださっている方でも、どうぞ遠慮なくご質問ください。


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2 コメント

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理由を教えてもらえれば幸いです (やすたけ)
2011-04-23 16:32:32
冠詞の問題のみならず、勢いで書いた文法の問題についても記事にして下さり恐縮です。
私が使用している電子辞書に搭載されているジーニアス英和大辞典では、reportの語法として、【svo(to be)c】〈人・物〉が~であると報じる《cは形容詞・名詞・分詞》という記述があるのですが、この例文については、この5文型と理解するのは間違っているということですね?よろしければ、同例文をreportの5文型の用法と理解するのが間違っている理由を教えて頂けないでしょうか。よろしくお願いします。
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文型、訳に対する考え方 (hattori)
2011-04-25 08:53:06
やすたけさんは、SVOCとして理解しているということだったんですね。
先のコメントでは、見落としていました。

この記事は、私なりの理解を記事にしただけであって、第5文型と理解するのが間違っているとはまったく思っていません。

英文に対する考え方が、やすたけさんと私とでは違うようです。
私は、第5文型かどうか、あるいは、訳し方がどうか、ということはあまり考えていませんし、教えるときも、訳にはこだわりません。

先にも書いたかもしれませんが、
合っているか間違っているか、ではなく、何を伝えたいのか? 何が伝わるのか? が重要だと思っています。

そもそも英語と日本語は違う言語ですので、一つの文をどう訳すかは、訳者の自由です。
ですから、茅ヶ崎教本の後ろに書いてある訳も、あくまで「訳例」であって、正しいとか正しくないとかは、判断するものではないと思います。

「伝えるメッセージ=内容」が原文と違う場合は、確かに「間違い」です。
しかし、「訳し方」は、優劣はありますけれど、それは、どんな本にもあることです。
プロが訳した翻訳本もそうです。

第5文型の話にもどると、
私は、英文を理解するうえで、特にSV、SVOを理解することは非常に大切だと、受講生さんには、毎度のように言っていますが、SVOCは言いません。
SVOCは、学者が、後付けで、説明したものであって、今回の例文のように、
別にSVOCで説明しなくても、他にも理解の仕方があります。
そして、他の理解の仕方で理解しても、別に原文の意味を損ないません。
ですから、やすたけさんのようにSVOCで理解されたら、それでもいいですし、
私が説明したように理解してもいいわけです。

私自身は、学生時代、「補語」を理解しにくい、と思った経験があり、今もそう思っていますので、使役動詞を含む文以外では、補語の説明はしません。

英語を母語とする国も含め、日本以外の国では、文型は教えられていないようです。
文型を知っていることは、たいへん役に立ちますが、英文を常に文型にあてはめて考える必要はないと思っています。言葉はメッセージが大切であって、形よりもメッセージが優先すると考えています。

reportの使い方についても、ランダムハウスなどでも同じような説明が掲載されていますし、やすたけさんのように、理解されることはもちろん間違っていないと思います。




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