ひまわりの種

毎日の診療や暮しの中で感じたことを、思いつくまま書いていきます。
不定期更新、ご容赦下さい。

大きくなったねぇ

2009年08月01日 | 医療
昨年から、中学1年生と高校3年生(18歳に相当する年齢の方)に、
公費で「麻しん風しん混合ワクチン」が接種できるようになりました。

中学生・高校生は、部活やら塾やらで毎日忙しいので、
この時期は、夏休みを利用して予防接種においでになるお子さんが増えます。

開業して今年で14年目。
開業した年にうちで産まれたお子さんも、今年は中学1年生です。
体格的にはもう「お子さん」なんて表現できないんですけけどね。 (^_^)

小学校を卒業する頃になると、だいぶ丈夫になってくるので、
小児科外来においでになる機会も、ぐっと少なくなります。
せいぜいが、こういう予防接種の時ぐらいの受診になります。
カルテの最終受診日は平成16年だったり、17年だったりのお子さんもいて。

「大きくなったねぇ

わたしの第一声に、みんな恥ずかしそうに、にこっ と笑います。

保育園の赤ちゃん組の時は、健診のたびに泣かれたっけねぇ。
ちょっとチクッとするけど、泣かないでよ~(^_^)

こんな冗談を言うと、また にぃっ と恥ずかしそうに笑います。

お母さんは、あいかわらずみんな、若々しいままです。
わたしも外来の看護師たちも、10年以上の歳月の流れなんて日頃自覚しないのですが、
しばらくぶりに成長したお子さん達と出会うと、
嬉しい反面、あぁ、年をとったんだなぁ、・・・、なんてしみじみしちゃったりして。

いやいや、クリニック内は竜宮城じゃぁ

・・と思って過ごすことにしよう。(^_^;)