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だいじな本のみつけ方 大崎梢

読書が好きな中学生が様々な謎や課題に挑戦する2つの話が収められている。謎といっても小さな謎だし、悪者も全く登場しないヤング向けの毒のない話だが、最初の話などは謎の連鎖がなかなか面白くて、つい引き込まれてしまった。本好きには心地よい話で、本好きと自認する者としては読んでいて何だか照れ臭い感じだ。心地よすぎて、世の中の本離れが深刻になるなか、こうした内輪の持ち上げ合いが果たして良いことなんだろうか、とふと心配になった。(「だいじな本のみつけ方」 大崎梢、光文社文庫)

一週間ほどブログの更新をお休みします。

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