トレーニング好き

木曜日、三味線のお稽古終わってから、qpさんの個展に行く。
http://www.h3.dion.ne.jp/~qp-p/
この間、ためしてがってんで、美術館やギャラリーの楽しみ方をやっていたことを思い出した。絵に興味のない人が、美術館に連れてこられて、最初普通に見て、その後、ある言葉の書かれたボードを見せられたとたん、実験者達は目の色を変えて見るようになった。その書かれていた言葉というのは、
「買うつもりで見る」という言葉・・・
こんなにも感想やら、目つき表情まで変わってしまう物かと
唖然とした・・・
自分の部屋に飾るつもりで描く、とおっしゃるのは
金子國善さんですね、中村せんぱいが昔、話してくれたこんな映画のことも思い出した。ある女子高生がひょんなことから
１００万円を手にして、このお金で何を買おうか、ものすごく
考えていた。そしていろんな人に相談するんだけど、ある銀座のママが「絵を買いなさい」と言ったという話。（内容若干違ってたらごめんなさい！）
絵って・・・絵って・・・・

私も展示見に行くときは買うつもりで行くよ・・・
でたいがいは交換会しようってなるんですけど・・・
今まで、買わなくてとても後悔している絵は、卯月妙子さんのと、宇野亜喜良さんの・・・

とかいうことを考えながら、qpさんとお話して楽しかった。
qpさんは私を見て「すごい！」と言ったのでなんだろうと思って、その視線の先を見たら、私は、真珠子と書かれたＴシャツを着ていた。自分の名前の入ったＴシャツを着ている人は
あまりいないそうだ。それから、今、ＤＳにはまってるというの話になって、脳トレと、英語漬けをやってるよ、と言ったら、「それ、ゲームというかトレーニングですね。」と言われて、ああそうかもしれない！さらに顔トレも欲しいし・・・
というか、体トレと顔マッサージは本見ながらやってるし！と
気がついた。今年になってから、週１で必ず整体とタイ古式マッサージにも行ってるし・・・（これは関係ないかもネ！）
絵を書くことだって、トレーニングだよね？って言ったら、
「それは・・・？そうかな？」と返ってきた。qpさんは、描かないときは、半年くらい描かないそうだ。私は、描けなくても
一週間が限界・・・それ以上描けないと、この世から抹殺されたような気持ちになる・・・
それから吉小坂かをりさんという方に初めてお会いして
お名刺を差し上げたら、「イメージが違う！」と言われた。
真珠子は、もっと作り込みのビンビンな人というイメージだったらしいです。よくそれ言われます・・・背がものすごくちっちゃいとか、年齢がアドちゃんくらいとか・・・

金曜日　前の日、すごく褒められたのでうれしくて２時間、
三味線の稽古をする。先生のように素敵に、あぁぁぁあぁぁああぁぁという声は出ないけど、私なりの古典を作ってしまおう、そうするしかない・・・

小さい頃によく見ていた映像を見直すことにした。
まずは、「大草原の小さな家」から・・・

父さんは、娘達にいいところを見せようとして凧揚げをして
木登りをして落ちて肋骨を折ったり、母さんは、見栄で衝動で服用の生地を買ってしまったり、今見返すと、ものすごく父さんは男そのもの、母さんは女そのものだった・・・
インガルス一家は絵に描いたような良心家族で、かえってそれが不幸の前兆として、話全体を包む「ハラハラ感」を産んでいたことがわかった。子どもの頃のハラハラは、父さんがいい人過ぎて誰かに騙されませんように・・・という祈りだったことに気がついた。
ローラとおねえちゃんを、ともちゃん姉妹にそっくりだなぁと
いつも想って見ていた。おそろいのワンピースとか・・・
ローラは寝るときに三つ編みをほどいたり、朝は髪を丁寧にとかしたりしていて
とても好きだった。