The Beatles - Hey Jude
上目遣いのポール(これがデフォなイメージ。)
真珠子はライター仕事もしています。お仕事お待ちしています。
先日ボツになった記事をアップします。
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「Youtubeでビートルズと検索してトップに出てくる「ヘイ・ジュード」。
日本でも根強い人気の曲だ。改めて見返して、
この映像には数々の見所が詰まっていると気がついたのでご紹介したい。
エドサリバンショーに出演している時のライブ映像部分なのだが、
カメラワークの秀逸さに驚いた。
まずピアノのポール・マッカートニーの顔が画面全体にアップで写るのだけれど、
これが顔の対比率を使った幼子のように可愛く写す「上目遣い」のアングル技であった。
というか、元々ポールはいつもこのアングルがデフォルトのイメージだ。
睫毛が長く童顔で前髪ぱっつんのポールの顔が、さらに母性本能をくすぐり、
彼のイメージを増幅させる設定になっている。
この曲は、ジョン・レノンが離婚するにあたり、当時5歳のジョンの息子を元気づけたいという思いから、
ポールが作った曲だ。
ライブ映像だからミュージックビデオのように作り込み演出してない分、
生の様子がうかがえてファンとしては嬉しい記録映像なのだが、
この映像を見ているとこの時のジョンとポールの心情も手に取るように見えてくるのだ。
ポールはピアノを弾き歌いながら、目はチラチラっと左上を何度も観ている。
たまに、こらえきれない様子で口角が上がり明らかに笑っている時さえある。
この時カメラが、すっと引いた。ポールは、左上段にいるジョンと目を合わせていたことがわかった。
ここでカメラマンが機転を利かせて引いてくれたお陰で私たちは、
二人の友情の熱いコンタクトを現在まで見る事ができる。
「ヘイ・ジュード」という友情の歌にぴったりな映像となっている。
ジョン派か、ポール派かと尋ねられれば、それは紛れもなく私は、ジョン派で、
ジョンとヨーコの関係にも、間違いなく憧れ、そんな愛を貫きたいと思っていた
20歳の頃だったけれども、今は揺るぎなく言える。
私はヨーコさん側ではなかったんだなぁ~と。
私はヨーコさんを探していたのだ。
私は、ジョン・レノンになりたかったのである。
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