真珠子学園

真珠子主催の活動公式公開日記。
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3年ぶり、パリでの展示です。

2012-04-04 00:07:56 | グループ展

 

パリで3年ぶりに展示することになりました。

あの展示の時、本当に面白かったのは、パレドトーキョーの近くで喉が渇いて、

あ、この辺にマリアージュフレールのサロン・ド・テがあるはずだ!と思って道行く人に、

「さろんどてしるぶぷれ?」と尋ねたら、日本美術の美術館に通され、奥に入っていくと・・・・

そこは、利休もびっくりの”茶室”だった。っていうwww

私、和装だったしな~。

笑いました。

この時の日記がこちら。。。http://blog.goo.ne.jp/yanoki83/e/4cb7bcd6dc31a4b82ae06356c933b67a

あははは。

はい。

さて、私は、竹久夢二の絵に影響を受けて、17歳から少女の絵を描き始めました。

フランスで空前のジャパンブームですが、元はと言えば、日本の画家たちは、フランスの女性雑誌、ラ・ヴィ・パリジェンヌなどに描かれていた
 
ガーダ・ヴェーナや、シュリ・エルアールなどのコケティッシュな女性像を理想とし、模倣して描いていました。
 
大正、昭和初頭の少女雑誌で活躍していた叙情画家たちです。竹久夢二のスケッチブックには、雑誌の記事がそのまま貼られ、
 
アイデアの元になったことが推測されます。それどころか、蕗谷虹児の絵は、当時その最前線のパリの雑誌に載っていました。
 
現地で活躍していた日本人の一人だったようです。
 
その後、日本の少女漫画に多大なる影響を与えたことは、もう言わずもがなで、少女漫画のルーツと言えます。
 
そうして時代と共に、日本の独自性が加わり、変化し、花開いている日本の漫画界、アート界。
 
こういう流れを見てみると、フランスの方々にDNAのレベルで染みこんでいるセンスが日本のアニメ文化だったのだということがわかります。
 
自分たちが蒔いた種が遠く海を越え時代を超え、花開いて、輸入されたのだから・・・。
 
そこで、今、創作している私のアートは、パリで、どのように受けいれられるのか、楽しみです。
 
4月
20日 オープニング
26日 パーティ

場所 展示・パーティ  Marais Ouest
住所 12 Rue de Montmorency, 75003 Paris, Île-de-France


どうぞよろしくお願いいたします。





 
 
 
 
 
 
コメント
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