真珠子学園

真珠子主催の活動公式公開日記。
https://www.youtube.com/user/Shinjukohime

目隠しだるま青だるま

2009-01-10 01:54:14 | つぶやき

◎帯の前にだるまの絵描く。

刺繍開始。



買った物

正絹1m

特殊縫い針

刺繍の本2冊

刺繍糸10色

迷った。でもだいたいわたしが好きな配色は歌舞伎カラーであるからして・・・

指ぬきキャップ

水墨画用紙

水墨用筆大・小

硯は中国で買ってきてもらったやつを19の頃から使っている。




◎今日は、金澤韻さんと原宿骨董パトロール!

壱の倉→隣の骨董屋→135°→くるり→シカゴ→ギャラリー川野

6件行った!


買ったもの


うちの家紋の男羽織、ド蛍光ピンク帯揚げ、
黒の水玉ベルト式帯締め、薔薇のコサージュ。


135°のブログに載った。
http://tokyo135.exblog.jp/

今日の帯締め、達磨のちょうど目の所に帯締めがきたから、
目隠しだるま。



着物コンテストだそうです。

韻さんは、なんと今日生まれて初めて自分で着て外出だって!

とってもよく着られていた。

また一人お着物仲間が増えてうれしいなぁ。

着物を着るようになってから変わったことは、

去年あたりから、純粋に「技」を尊ぶようになった。

織りとか染めとか絞りとか、刺繍とかに

うっとりするようになったこと。


韻さん・・・、

カメラ構えた時に、あんなに屈託無く笑う女の人を

私は見たことがない。



次にやりたいコーディネイト

ミーシャ付き半襟

羽織ひもをネックレス




鉄瓶、空だきをしてしまった!!!!!!!






◎整体

皮膚科

年末の大掃除のやりすぎが祟ったのか、

ひどい手の湿疹。

日暮里で布買う。

ブルーサテン、赤白チェック

閉店5分前に飛び込み。

この色は今日手に入れなければ絶対に駄目だった。
どうしても欲しい色を求めて駆け込み・・・
自分を着飾りたい意欲は、自分を作品にしてしまいたい意欲
なのか?






◎風邪気味

9時に起きて葛根湯飲んで3時までまた寝ていた。

昨日、病院の待合室で風邪をもらってきたのか・・・。

GEISHAという文字と浮世絵のラベルの付いた

芸者印万歳炭酸水というのを飲んだ。

明治時代に、奥会津から欧州に輸出されていた幻の天然水

なのだそう。おいしい。



墨画刺繍というジャンルを作ると決めた。家元になる。

刺繍中はいっさいなんの音も聞きたくない。

頭の中でラジオが流れ出し、わたしにインタビューする。

「刺繍をやりだしたきっかけは?」

「映画で浅野温子さんが締めていた

 般若の帯を観たのがきっかけです・・・、

 自分の為に刺したんです。

 これは衣類じゃなくて

 女の身の回りのもの、という作品です。

 女の身の回りのものには怨念がとりついています。」



朝起きて、顔を洗う。

美しくありたいと今日も願う。

そこで誰が、どうして崩したものを見たいと思うか、だ・・・

だから制作もこつこつと重厚なものに向かうようになった。

わたしも女になってしまった。







◎読んだ本 

藤沢周平「橋ものがたり」

何がどうしてそうなるのか、小気味好い。

夫の誕生日。神社お祓い。

うちのパパが45歳の時、私は、20歳だった。

神社に先日買った紋付きの男羽織を着ていったら・・・

なんといつも着せられてる白い上着、私の分だけ用意されなかった!

やっぱり正装なんだ・・・すごい!

ここで、紋付き羽織の威力を見せつけられた!

着てると身が清まってる気がしてきた。



黙々と刺繍していると、

千本針には、そりゃあ玉は当たらないだろうよ、と

思えてくる。

偶然が浮き出る面白さ。

何百年も生きるものを作る。

これはずーっと昔、大事に育てられたお姫様の

お嫁入りの時のもの、という事にしよう。



「運命の出会い」とか言うけれど、

「運命の出会いにした。」んじゃないだろうか。







◎雨。

たまには降ってくれないと、心がおかしくなる。

空焚き対処法をお店に電話して聞く。実行。

昨日、夫にプレゼントしたカップは、

漫画「へうげもの」の現代陶芸家とのコラボ作品、

へうげ十作のカップだった。

飲み心地を尋ねると、

「可愛い顔して、『飲んでみろ!』って言ってる。」

らしい。

いやあ・・・だってこれを初めて見た時の夫の顔が

あまりにも珍虫を発見してしまったような、そんな顔を

していたので、あげたくなってしまったではないか。




一筆一筆に力が思いあまってるところを

一針一針に籠める。

一通り刺して見てみたら、かっこわるかった。

半分以上ハサミを入れて取ってしまった。



わたしが好きな美女選をしてみたら、

着物+割烹着率高い。

わたしは、実は昔、大正時代を

生きていたんじゃないだろうか・・・。

気が付いていないだけで・・・

どこかで体験してきたんじゃないだろうか・・・

この懐かしさはどこからくるのか。
コメント
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