お気楽ママのよもやま便り

料理、ペ・ヨンジュン、写真、、、好きな事を気の向くままに綴ったブログです。インスタID ykokoyy

遠くの空

2010-10-08 00:00:01 | 映画 ・ 舞台



日本人の父を早くに亡くし、在日韓国人の母親、明子のもとで育てられた松木美江

ある日、美江が勤める会社に韓国支店から柳正培( ユウ・ジョンベ )が課長として転勤してくる

見えない縁(えにし)の糸に結ばれているように、二人は惹かれ合い、週末ごとに東京の街を散歩しながら、どんどん距離を縮めて行った


そんなある日、美江は柳の生き抜いてきた韓国での過去を聞かされ、自分たち二人を結びつけた運命のいたずらに気付きはじめる





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大好きな韓国の事をもっと知りたくて、この映画を観に行きました


1980年5月、当時政権を握っていた軍部と、民主化を求める学生、市民たちが衝突した 光州民主化運動 がこの映画のストーリーの主軸になっています

今、経済も文化もエネルギッシュに世界に羽ばたいていて、個人の自由な思想を重んじられている民主国家の韓国

この自由と民主主義の確立の為に、多くの人の命が失われたのです

1980年と言えば、高度経済成長の末、平和ボケすぎる位平和な日本で、のほほんと青春を謳歌していた私です

その時、韓国の同世代の人達は命をかけ、母国の平和を得ようとしていたと思うと 、、、、、、、、 申しわけないというか、恥ずかしいというか、、、、、複雑です

血と涙で得た民主主義と自由の元、今なお南北問題も抱えている韓国の人は、平和や自由の大切さやありがたさを忘れないんだと思います

日本の歴史を再認識すると共に、韓国の歴史を知ることで、日本人もまた、平和と自由の大切さを改めて見つめ直す必要があると思います





重い題材を扱った映画ですが、優しく美しい映像と音楽で少しも重くなっていず、切なく胸がキューンとなるストーリーでした

二人が散歩する都内の各所

東京都内に住んでいる私には日常の場所なのですが、都内にもこんなに綺麗な風景があったのか! と驚いた程、 東京を美しく撮っている映画です

最近は韓国のドラマばかり観ていて、韓国に気持ちが行ってしまっている私ですが、東京も、こんなにも美しいのだと改めて認識させられました







在日韓国人の母、明子役の黒田福美さん

実は、私の韓流生活の火付け役はこの人なんです

2003年、NHK-BSで、黒田福美さんが 『 冬のソナタ 』 を紹介していた番組を、たまたま観て韓国のドラマに興味を持ち、その一週間後からオンエアされた 『 冬のソナタ 』 を観はじめ、第3話でイ・ミニョンとして登場したヨンジュン ssi に出逢い .......

私にとっては、黒田福美さんが、私の人生を変えるきっかけになったと言っても過言ではない位、大きな人なんです

その人が出ている映画という事もあって、『 遠くの空 』 を観に行ったのでした


映画の中で、黒田福美さんが話す韓国語は、とても滑らかで美しく、いつまでも聞いていたいと思わせる心地良い響きを持っていました

黒田福美さんは韓国語を独学で勉強されたとの事

私もこんな美しい韓国語が話せる人になりたいなあ ......... とは、遠い、遠い、とおおおおおおおおおお ~~~ い夢です      ( 韓国語、覚える事がどんどん増えて来ていて、私の頭の許容量を越えて来てます )











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