《8月13日土曜日》
授業3日目
朝7時半、まだ涼しくて静かな西村の街を通り抜け学校に向かいます。
この街は少しお寝坊さん。
カフェも開いてなくて、人も車も少ないです。
狎鴎亭にある学校の周辺事情が分かって来たので、この日から朝ご飯は、学校の近くのベーカリーカフェで。
韓国にはベーカリーカフェが沢山あっていいですね〜
このベーカリーカフェも、パン屋さんなのに、ゆったり寛げる可愛いソファがあるイートーインスペースを併設していて、ガラス越しに、パン職人さんがパンを焼いている姿を見ながら豆パンをムシャムシャ
この日の午後は、授業の一環で演劇鑑賞がありました。
渡韓前に、映画1編、演劇2編の中から好きな物を選んで申し込みをしていました。
私は韓国で演劇や映画を観た事が無かったので、まずは大まかなストーリーが分かっている 『 猟奇的な彼女 엽기적인 그녀 』 を選びました。
韓国語の台詞が聞き取れなくても楽しめますものね (*≧m≦*)ププッ
この演劇は有名なあの映画の劇場版で、男女2人ずつ4人の俳優さんだけで演じる演劇でした。
劇場は大学路にある100人入るか入らないかの小劇場で、最前列の客席と演技者とは握手できる距離。
韓国には、観客が参加型のエンターテイメントが多いですが、これもそうで、俳優さんが地下鉄の乗客役など、客席からひょいひょいとピックアップしてました。
小規模の演劇ながら結構ロングランみたいで、常連さんも多いようで、演技者と観客との息が合っていて、劇場内にアットホームな雰囲気が漂ってました。
主演女優さんは、映画のチョン・ジヒョンに劣らず素敵でかっこよく、キョヌ役の俳優さんも爽やかでとても良かったです。
韓国語の台詞は聞き取れたのか?は、、、、言葉の伝達方法は、言語のみならず、表情や身振り手振りもありますから〜 ^^;
この日のランチは、同じ劇を選んだクラスメートのOLさんと上演前にお蕎麦を大急ぎでかき込みました。
なぜ、大急ぎでかき込んだかと言うと、、、
演劇が始まるのが2時半、授業が終わったのが1時、劇場へは自力で行けという事で(^^;)、学校のフロントでチケットを貰ったり、劇場までの行き方を教えて貰っていたら1時半を過ぎていて、学校のある狎鴎亭から劇場のある大学路まで地下鉄で行き(20分位)、まず劇場の位置を確認する事に。
予想はしていましたが、大学路は大小数々の劇場がある街で、小劇場は外に大々的に看板を掲げていません。
スマホのマップを見ると、すぐ目の前にあるはずなのに中々見つからず、通りすがりの若い女性に尋ねて、その人がスマホで検索してくれて( m(_ _)m )、あるビルの地下2階にあると教えてくれました。
そうこうしているうちに時間は2時を過ぎていて、お昼はガーッとかき込める冷たい物を食べようという事になったのです。
演劇鑑賞は授業の一環ですが、私たちには中々厳しいミッションを課せられた授業でした (笑)
それも楽しかったですが。
この冷たいお蕎麦はメミルククス 메밀국수 いわゆる日本蕎麦です。
韓国の日本蕎麦(笑)を食べたのは初めてですが、麺は日本のと変わりなかったです。
スープは(多分)煮干しとか昆布出汁で、日本みたいにあまじょっぱくなく、うす味でさっぱりしていて、コチュジャンを混ぜて食べたらとても美味しかったです(コチュジャンありきのスープの味でした)
生野菜や海苔も沢山乗っていて、韓国の日本蕎麦、気に入りました!
《8月12日金曜日》
午後の会話クラス終了後、明洞へ。
これまで、よもぎ蒸しにはあまり興味がありませんでしたが、この夏の猛暑にやられて、7月から体調不良だったので、もしかしたら体調を整えるのにいいかもと初体験しました。
伺ったのは、明洞の SSOOK
私が通うお料理教室の先生お勧めだったので、初めてでも安心して伺えました。
江華島産無農薬よもぎを使用しているとの事です。
元々、私はサウナとか汗蒸幕とか熱いお風呂に弱く、このよもぎ蒸しもどうかな?と心配でした。
案の定、熱せられたよもぎの蒸気がピンポイントで当たり、私は「熱い!熱い!」とピョンピョン跳ねながら大騒ぎ(笑)
火加減を最小にして貰っても耐え難く、被っているマントの裾をたくし上げて蒸気を外に逃がす始末(勿体無い…)
それでも、全身汗びっしょりかいた後の爽快感は最高でした。
体の悪いものが汗と共に出た感じで、体がすっきりしました。
即日体調が戻ると言う訳ではありませんでしたが、1ヶ月以上不調だった症状は、この数日後にはすっかり消えていましたよ (^_^)v
この日のお昼ご飯はがっつりカムジャタンだったので、夕食は軽めにしようと、よもぎ蒸しが終わった後、明洞の 北村カルグクス でカルグクスを食べました
白濁スープはさっぱりしていて、もちもち感のある麺もとても美味しかったです
これは、前日の晩ご飯です。
ゲストハウス近く西村の地元の人が入っている食堂で、きのこプルコギ丼
大好きなきのことエゴマ粉たっぷりで旨旨でした〜
《8月12日金曜日》
授業2日目
朝ご飯は、前夜に近所のパン屋さんで買ったサンドウィッチと冷蔵庫のフリーサービスのジュースをゲストハウスで食べました。
韓国のサンドウィッチやおかずパン、美味しいんですよ
具の味付けがしっかりしていて、量もたっぷり入ってます。
ゲストハウスのある西村は、景福宮の西隣に位置し、朝鮮王朝時代は、階層の高い両班が住んでいた北村に対し、中間層の階級の人々や庶民が暮らしていたエリアで、今でも、伝統の中に親しみやすい下町的雰囲気がある街です。
一週間朝晩、韓屋の集まったこの狭い路地を通り、「この街に住んでいる」感を味わえたのが最高に楽しかったです。
夜になると、この路地に、ご老人達が自分の家から椅子を持ち出し座り、夕涼みしてました ^ ^
この日の授業は9:00から13:00まで。
1時間毎に5分から10分位の休憩がありました。
前半は楽しくて時間があっと言う間に経ちますが、後半はちょっと疲れて集中力が落ちて来ました ^^;
それと、ずっと会話して声を出している所為か、12時位になるとお腹がグーグーなる位に空いて来ました ww
この日も間接話法を徹底的にやり、その他に(私だけではなかった)クラスみんなが苦手としていた用言の不規則変化も、とても分かりやすく説明して貰いました。
私達のクラスは中級の前半位のレベルです。
韓国語の学習期間もみんな似ていて、大体5年位ですが、医学部の女子大生さんは、韓国語を勉強して7ヶ月、YouTubeを見ての独学で、5年位教室に通っている他3人と同レベルです!
若いって凄いですね〜 (いやいや、その方が優秀なのですね〜)
この日教えてくださったヘナ先生は、私達を呼ぶ時に名前の前に「우리 ウリ」を付けて呼んでくれました。
「우리 ウリ」は「うちの」とか「私達の」など家族や仲間を指す言葉で、そう呼ばれるのがとても嬉しかったです。
2日目のお昼ご飯は、クラスメートの愛媛のOLさんと、学校のお向かいにある 真味食堂 でカムジャタンを食べました
骨にほろほろっと柔らかいお肉が沢山ついていて、見た目より辛くなくて爽やかな味のスープ。
本当に本当に美味しかったです
好きなだけどうぞ!と容器ごと(笑)出てきたキムチやカクテキがこれまた最高!!
これで7000ウォン(約600円) 安いでしょ!!
この日は、午後3時から2時間、オプション授業の会話クラスを取っていたので、昼食後、午後レッスンまで、これまた学校のお向かいにある韓方茶カフェ Tea Therapy でひと休みしました。
自分の体調に合ったお茶をオーダーし、足湯をしながらお茶を飲み、OLさんとあれこれおしゃべりしていたら、あっという間に時間が経ち、危うく午後のレッスンに遅刻しそうになりました ^^;
会話レッスンは、メイクアップや韓国語の整形事情をテーマにしながら、愉快なヨン先生の授業で、これまた楽しいレッスンでした。
ゲストハウス 春 봄하우스 さんのオーナーさんは、お料理の先生でもあります。
そのオーナーさんの手作りの朝ご飯が定評があります。
滞在中全日朝ご飯をいただきたかったのですが、学校のある日は出かける時間が早く、オーナーさんは時間が早くても用意してくださるとおっしゃってくださったのですが、せっかくのお料理をゆっくり味わえないのも残念なので、学校がお休みの日曜日だけ朝ご飯をいただきました。
メミルグクスビビン麺 메밀국수 비빔면
茹で牛肉 수육
カジナムル 가지나물
ミョルチポックム 멸치볶음
キュウリの水キムチ 오이물김치
サラダ 샐러드
その他のおかず 반찬 とビビン麺のヤンニョム
デザートは桃とチャメ
ご覧ようにお野菜たっぷり、お味も素材の味がよく分かる優しいお味がしました。
今こうして写真を見ると、もっとお料理の事を伺っておけば良かったと思うのですが、あまりにも美味しくて、質問するのも忘れ夢中になっていただきました(笑)
次回伺う時には、全日、朝ご飯をゆっくりいただきたいと思ってます。
(ゲストハウス 春 봄하우스 さんの続きです)
私が一週間過ごしたお部屋はシングルルーム
東向きの大きな窓がありとても明るく、シティホテルのシングルタイプの部屋より、ずっと広くゆったり寛げるお部屋でした
シモンズのベッドも寝心地最高!
(私は旅先のホテル選びに、ベッドがシモンズと言う点をかなり重視します)
白い壁、グリーンの木の丸テーブルと椅子、韓国の刺繍を施されたキルトの可愛いベッドカバー、、、
私の乙女心(笑)はドゥグンドゥグン沸き立ちました ❤️
滞在中毎朝、お部屋の窓越しに昇る朝日を見て(この時、ソウルは朝日が昇るのが大体6時半位)、「今日も頑張るぞ〜!!」とパワーが体中にみなぎるのを感じてました
宿泊者の共有スペースには、冷蔵庫、電子レンジ、湯沸かしポットなどがあります。
冷蔵庫の中のジュース、水、コーヒーは無料です。
もちろん、ティーパックなども各種用意されてました。
バスタブ付きのバスルーム
シャンプー、コンディショナーはロクシタンでした \(^o^)/
トイレはウォシュレット付き
3,4日の日程なら、これらの条件にこだわりませんが、今回は全日程10日間なので、このような設備のおかげで快適に過ごす事が出来ました。
ベッドサイドテーブルのティッシュカバーと小物入れのかごカバーに、オーナーさんお手製の小花の刺繍が施されていて、オーナーさんの温かい心遣いに包まれて、心ほっこり癒されました。
これが『おもてなし』なんですね〜 ^ ^
1日目の授業が終り、クラスメートとランチした後、昨夜泊まった永東ホテルに、預けてあったスーツケースを取りに戻り、以後、学校に通う一週間お世話になる、西村にある ゲストハウス 春 봄하우스 さんに移動しました。
春 봄하우스 さんのオーナーさんは日本人女性で、日本人女性限定のゲストハウスです。
日本人女性が、こんな宿がソウルにあったらいいな〜と言う願いを叶えてくれる、非常に居心地の良い素敵なゲストハウスです。
春 봄하우스 さんに着くと、美人のオーナーさんが手作りのチーズケーキと冷たいオミジャ茶を用意して迎えてくださいました。
( 春 봄하우스 さんの記事は次回に続きます)
機内食、忘れない内にアップします
JALエコノミークラス
行き✈️
豚生姜焼き丼
帰り✈️
鷄照り焼き丼
学校は、狎鴎亭にある イージーコリアンアカデミー という語学学校です。
このビルの3階、4階が学校です。
大学の語学堂で勉強してみたいと思ってましたが、一週間コースと言う短期間、行ける日にちも8月のお盆週間のみと言う条件で、行ける学校がイージーコリアンしかなかったので、ここに通う事にしましたが、結果的に、この学校にして本当に良かったです。
1クラス少人数制で密度の濃い授業が受けられ、授業の内容も、今私たちが欲しているテーマで進んでくれ、また、韓国語以外にも色々な情報が得られました。
初日は、通常の授業開始時間9時より30分程早く登校、オリエンテーションとクラス分けレベルチェックテストを受け、私と同世代の歯科医師さん、医学部3年生の女子大生さん、30代のOLさん、私の4人クラスとなりました。
この1週間コースには、全部で20人位参加しており、大学生から70代の男性まで幅広い世代の人達でした。
私のクラスは、日替わりで2人の先生が教えてくれ、2人ともとても優しく、楽しく、分かりやすい授業をしてくださいました。
韓国語以外に、滞在中の相談や予約などの手助けもしてくれました。
授業の内容は、私の弱点分野である間接話法で、これまで苦手なゆえにあやふやにしていた所を、今回バッチリ教えていただきました。
授業は韓国語オンリーで進められるので、もちろん質問も韓国語、回答も韓国語。
これを1週間受けて良かったのは、私の少ないボキャブラリーで、いかに言いたい事、聞きたい事を伝えるかの訓練になった事です。
今までは、分からない言葉があったらどうしようと、人に話しかけるのも、話かけられるのもビクビクしてましたが、それを切り抜けられる自信がつきました。
滞在中、人に話しかけられビクついたり(笑)、人に何か聞く事を躊躇しない私に成長してましたp(^_^)q
正直、たった1週間の語学留学で、これ程の成果を期待していなかったのですが、1週間と言え、言語は、毎日使っていると身につくものだと実感しました。
初日のお昼ご飯は、クラスのみんなと、先生お勧めの学校の近くの 한일관 でテンジャンチゲを食べました。
大きめ角切りのお肉や野菜、アサリが沢山入った具沢山で、立派なメインディッシュとなるテンジャンチゲで美味しかったですよ
日本で食べるしょぼくて、しょっぱいテンジャンチゲとは大違いでした (笑)
韓国滞在中、夜にでも、その日の日記ブログをアップしようと思ってましたが、そんな余裕はなく、あっと言う間に10日間は過ぎ、本日(8/19)帰国しました。
とても楽しく充実した10日間でした。
記録ポストになりましたが、プチ留学日記を書いて行きたいと思います。
《 8月11日木曜日 》
一週間留学コース初日は、オリエンテーションとクラス分けテストがある為、8時30分集合との事で早いので、前夜だけ学校のある狎鴎亭の一駅隣の新沙駅近くの 永東ホテル に宿泊しました。
お手頃な宿泊料金の割には、立地(カロスキルの前)、狭すぎないお部屋、バスタブ付きバスルーム等々、コスパが高いホテルでした。
Instagramでお友達になった方が推してらしたホテルなので、安心して予約しました。
このお友達が言っていたのですが、ホテル内にコインランドリーもあるので、長期滞在にも便利そうです。
ホテルを8時前に出ようと思っていたので、朝ご飯は、前夜に Tous les jours で買ったさつま芋パンとバナナウユのコーヒー牛乳バージョン ( 好きなバナナウユが売り切れてた。以降、毎日バナナウユ飲んでました ^^; )
このさつま芋パン、中にさつま芋の他にお餅が入っていて、朝からガッツリ ^^;
パン生地もモチモチしていて美味しかったです。
今回の旅のテーマは
暮らすように過ごす韓国
いつもとはちょっと違った韓国を体験できました
いつか、やりたいと思っていた、韓国一週間プチ留学。
遂に実行しちゃいました。
本日18:00頃韓国入り
明日から、江南にある イージーコリアン に通います。
明日の朝の集合時間が早いので、今夜だけ学校の近くのホテルに泊まってます。
明日は、西村にあるゲストハウスにお引越し
羽田空港国際線ターミナルの朝顔の飾りが綺麗でした
機内食は生姜焼き弁当でした
第一夜目の晩ご飯
ソウルも夜になってもムーっとした暑さで、晩ご飯は、カロスキルの 第1製麺所 というお店で冷麺