池や沼地、流水中に生育する沈水性の多年草である。茎・葉ともに非常に細い。葉はすべて沈水葉で狭線形、葉柄は無く先端部は尖る。葉の内側に茎を抱く托葉がある。托葉は両縁が重なり合い、筒状にはならない。長さ1~2.5cmの花茎の先に、1まとまりにかたまって長さ3~5mmの花穂を付ける。花期は 6 ~ 8 月。山梨県では生育地、個体数とも限られている。
2018年山梨県カテゴリー: 絶滅危惧ⅠB 類(EN) 2005年山梨県カテゴリー:絶滅危惧ⅠB 類(EN) 2017年環境省カテゴリー:準絶滅危惧(NT)
池の中に生育するイトモ 2022年6月 韮崎市で撮影
水底のイトモ
2022年8月 同じ場所で撮影。
水量が少なく、葉の一部が空気にさらされていた。葉・茎とも細い。
花穂が見えているが残念ながらフォーカスが合っていない。托葉の観察までは至らず。
空気にさらされていたイトモ。この年は条件が悪かったのか花穂はほとんど確認出来なかった。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます