日当たりのよい暖地の林内を好んで生育する常緑つる性植物である。雌雄異株。茎より不定根を出し着生、よじ登る。葉は互生し有柄、葉身は長さ6 ~ 13㎝、披針状長楕円形から卵形で先端が尖り、革質で光沢があり全縁である。花はイチジク状花序(花嚢・かのう)に多数つき、花嚢は径 5 ~ 7㎜の球形で有毛。果実は秋に黒熟する。花期は 7 ~ 8 月。福島県、新潟県以西に分布し、山梨県内では身延町以南に分布している。 個体数は比較的多い。
2018年山梨県カテゴリー:絶滅危惧Ⅱ類(VU) 2005年山梨県カテゴリー:絶滅危惧Ⅱ類(VU) 2017年環境省カテゴリー:なし
岩壁に着生して生育するイタビカズラ 2022年1月 身延町で撮影
岩に張り付くように生育している。
石垣に着生したイタビカズラ 2022年2月 南部町で撮影
葉は互生し、披針状長楕円形から卵形で先端は尖り、光沢がある。
葉は全縁で葉脈が目立つ。
花と果実はなかなか付かず、まだ確認できていない。
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