雨の天気予報だったが、小雨が少し降った程度でお昼前にはもう上がった。空は曇り空であるがさほど心配は無さそうである。そろそろダイセンミツバツツジが咲き始めている頃ではないだろうか。渓谷の中に咲く赤紫色のこの花を見に昇仙峡に散策に出かける。

春の柔らかい新緑の景色だが、空模様が悪くていまいち映えない。

足元にはツクバキンモンソウが咲き始めていた。

渓谷を彩るヤマブキの花

渓谷に咲くツクバネウツギ

橋を渡って羅漢寺に立ち寄ってみる。

水辺を好むヤシャゼンマイが若葉を展開していた。胞子葉も見える。

水際に咲くスゲ

これはナルコスゲであろう。

別の場所ではヤチボウズが形成されていた。タニガワスゲであろう。

岩の上に咲いていたズミの花

マルバアオダモが満開

ミツバツツジは大部分が終わりかけていた。

そしてこちらがお目当てのダイセンミツバツツジ

ミツバツツジほどたくさん花を付けず、やや地味に見える。

まだ咲き始めである。後ろに見えるのは猿岩。

花は赤紫色でミツバツツジよりも赤色が強い。花と同時時に葉を展開する。

迫力の岩壁
ダイセンミツバツツジは昇仙峡では普通に見かけるツツジである。東日本から西日本にかけて隔離的に分布する珍しいツツジである。あと1週間もすれば満開の見ごろになりそうである。
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