スケッチブック30

生活者の目線で日本の政治社会の有様を綴る

スケッチブック30(マスゴミの韓国押しと雀脳)

2022-06-05 13:24:42 | 日記
6月5日(日)
 韓国大使館の前に長蛇の列ができてディズニーランドの10倍難しかったとは、何とも呆れ果てた有様なのだが、それを韓国人気という視点で取り上げるマスゴミには、ほとほと愛想が尽きる。日本メディアの劣化極まれりと言えるだろう。
 韓国は入国解禁とはいえアメリカなどとは違って、ビザの発行を要件としている。おまけに大使館のビザ発行者が杉原千畝ではあるまいに一人か二人というのだから、ビザ取得がディズニーランドの入場券取得の10倍難しかったとは、さもありなんとご同情申し上げるしかない。マスゴミはビザの担当者を沢山用意しておかなかった韓国大使館の、不手際を責めるのが筋であろう。もしこれが日本の大使館だったら絶対にそうしている。それが、これだけ難しいビザ取得、それくらい人気のある韓国となるのだから、痘痕も笑窪どころではない、蓼食う虫も吃驚の、依怙贔屓そのものの報道である。呆れ果てて物が言えない。本当にテレビを見ていると馬鹿になるぞ。
 日経新聞というと一応高質な新聞だと思われている。それが新型コロナについて、ワクチンを2回接種した人の方が、未接種の人より感染者となる割合が高いとの記事を、だからワクチン接種は危ないとの趣旨を込めて書いていた。
 私はびっくりして記事の元となった厚生労働省のデータを見てみた。確かに最近のデータはそうなっている。しかしこれってワクチンの効果が時間とともに(半年か)減少するという事の、証拠なのではないか。現に三回目のワクチンを接種した人の感染率も出ていたが、だいたい未接種・2回接種した人の、半分である。だからこのデータからの結論は、三回目を打ちましょうとなる筈のものである。それが高質な論理というものであろう。所が日経はデータを二回目の所で切り取り(三回目が載っているのに)、ワクチンは無駄だ危ないと人々を誘導しようと記事を書く。これも劣化極まれりという所である。まあしかし流石に新聞はテレビよりも多少見識があって、私が見た限りだが、同様の記事を書いている他紙を発見できなかった。
 我々庶民は身の回りのこと以外は、偏向報道・フェイクニュース・洗脳ニュースの洪水の中に居る。我々には残念だが似非科学、似非国際情報は見破れない。ウクライナについてMPR21なる、ウクライナ人の虐殺はウクライナ軍が行ったとの報道(何でウクライナ軍が味方を殺すのか、周辺のウクライナ人が見ているだろう、そんな馬鹿な話がと思うが)が、ネット界隈で駆け巡っているが、これだってお前が検証せよと言われれば、出来ないのだ。