社長の日記

岐阜市で家づくりをしている、株式会社ヤマカ木材社長の日常やメッセージをお届けします。

悪しき習慣

2010-10-10 10:07:58 | 業界について
昨日のNさまとの食事会の様子です。



とってもかわいいお子さま達ですね。

私の家も娘二人なので数年後の我家を見ているみたいでした。

また奥様お手製のケーキも今朝食べてきたのですが美味しかった
ですね。

私の妻も絶賛しておりました。

Nさまこれからも宜しくお願いします。

さて先日の桑田真澄さんの講演のことを色々な方から聞かれるので
自分なりに感じたり解釈したことをお伝えしたいと思います。

桑田さんはこれからの夢として野球界に恩返しがしたいと言って
おられました。

勿論再びユニフォームに袖を通して皆さんの前に戻ってきますと
言っておられましたが何よりも今の野球界をもっと良くしたいと
言っておりました。

どのようなことかと言うと太平洋戦争の時野球というのはアメリカ
から来たスポーツだったので政府や軍部が野球を禁止しようとした
そうです。

その時に当時の野球界の方達が野球は1000本ノックなど根性や
体を鍛える事が出来ると軍隊での訓練に役に立つのだとして野球を
禁止させないようなしきたりを作ったと言います。

だから今でもその当時の習慣が野球の練習や上下関係に残っており
理不尽なトレーニングやいじめが後を絶たないと言います。

それには昔ながらの習慣に頼っている指導者の意識改革が大切だと
言っておられました。

会場には沢山の野球少年が来ておりましたが桑田さんは彼らの事を
金の卵、野球界の宝と言って大切にしなければいけないと言っており
ました。

今までのような人口が増えてきた時代なら沢山野球少年がいました
から脱落していく子がいても少数の子が残り野球界は発展してこれ
ました。

しかし今のような少子化が進み他のスポーツの人気やスポーツ離れ
が進んできた中で野球少年が少なくなった訳です。

だから今は全国を回りこのような講演や野球教室を通じて間違った
指導方法や習慣を止めようと言っているそうです。

それが今まで自分を育ててくれた野球界への恩返しだと言います。

何かこのような話を聞くと住宅業界にも通ずる事があります。

勿論業界の事もそうですが私がヤマカでの住宅事業を任された時
に感じたのが営業方法への疑問です。

朝駆け夜討という言葉があるのですがご主人がいる朝早くと夜遅く
に訪問せよという慣わしです。

そして昼間は飛び込み営業200件しなさいという訳です。

こんなノルマを課せられて皆さんも住宅業界に入りたいと思いますか?

そして売れなければ半年でクビ。

営業マンが毎年変わるのが当たり前なのです。

こんなスタイルでは続きませんし優秀な人材も来てくれません。

だからヤマカ木材だけでもこのような住宅業界の悪しき習慣はやめよう
と思ったものです。

楽しく仕事が出来れば成果も出ます。

だからそんな仕組みを作ろうと思いました。

だから桑田さんの話を聞いてその通りだなと感じましたね。

またこれ以外にも沢山の参考になるお話も聞けました。

ここではとても書ききれませんがまた機会があればお話したいと思って
おります。


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