(山田あすか)
神戸市の認知症介護実践研修に行ってきました.→
レジュメ
諸事情あって申込者がとても多かったということで,大入り満員の会場・・
ちょっとびっくりしました.
介護を専門としておられる方々に講義というのもおこがましいのですが,
環境を整えることで,お年寄りの生活を支援することができるという観点から
お話をしてきました.
もちろん,介護の専門家のみなさんにはいわゆる介護技術という点では
とうてい及びも付かないのですが,建築とか,環境といった別の視点から
なにかの参考になったならよいなと思っています.
こういう機会があると,自分の研究のことや普段考えていることを
「ひとにわかりやすく」まとめるプロセスの中で,もやもやとした考えが
整理できるので,よい勉強になります.
メモを取りながら聞いてくださる姿を見ると気が引き締まります・・.
ありがとうございました.
<参考>
・講座指定の教科書:
認知症介護研究・研修東京センター,新しい認知症介護
・講義内で触れている本1:
外山義,自宅でない在宅
・講義内で触れている本2:
原著:Uriel Cohen, Gerald D. Weisman,老人性痴呆症のための環境デザイン
この講座のために移動していたので,日食を見上げることができなかった
のですが,これもまあ運命と思って,あと46年がんばって生きていこう
という気持ちもわきました.