Wander Life

癒しを求めた流浪の旅模様を綴ってます

2021 春の糸魚川ぶらり紀行④【雨に煙る大糸線を行く】

2021年05月22日 21時15分01秒 | 鉄道旅

2021年5月5日

 

 

 

 

 

新潟県糸魚川で迎える朝。午前6時30分起床。

早朝の糸魚川駅前。まだ雨は降っていない。これならなんとか釣りできるかも。

早め出発しようとさっそく朝食タイム。

 

 

 

 

 

コロナ対策で、朝食は食堂で取り分けて部屋に持ち込んで食べる、実質部屋食スタイルに変更されている。

個人的には常にこの方がありがたい。やっぱり部屋食は優雅にくつろいで食べれる。

 

と、朝食中に窓に水滴!早くも降り出してしまった。あ〜あ、一気にテンションダウン。

ズブ濡れは勘弁。今日は釣りやめ(あっさり)。

朝食後は即二度寝。これがまたたまらない( ´∀`)

 

 

 

 

 

9時50分、ホテルジオパークをチェックアウト。

岬寿司さんはじめ、今回も快適な宿泊だった。朝食が常時部屋食になってくれたら言うことなし。

 

 

 

 

 

釣りを取りやめ、今日はもう温泉入って帰るのみ。

予定よりだいぶ時間が早いけど、まずはレンタカーを返却しに行く。

 

 

 

 

 

ニコニコレンタカー糸魚川横町店でマーチを返却。

ニコニコレンタカーはガソリンスタンド併設なので、途中で満タン給油しなくても返却時に給油できて便利。

 

 

 

 

 

糸魚川駅に行き、10時31分発の大糸線 南小谷行きに乗車。とは言っても一区間だけ。

この便も以前は2両だったけど1両に変更されている。その1両に余裕で収まってしまう乗客数ではあるけど。

 

 

 

 

 

定刻に糸魚川を発車。

えちごトキめき鉄道と分かれて内陸へ。

 

 

 

 

 

隣駅の姫川で途中下車。

この駅で降りて向かうのはもちろんあそこ。

 

 

 

 

 

それは、フォッサマグナ糸魚川温泉ひすいの湯。

やはり糸魚川来たらここに寄らずに帰れない。今日も正露丸のような匂いの露天風呂1時間20分コースで満喫させて頂く。

毎度ながら、本当に素晴らしい湯。

 

 

 

 

 

風呂上がりは生ビール+かき揚げそば。

レンタカー返却してあとは列車なので気兼ねなく飲める。

くう〜、風呂上がりの一杯は格別(*´ω`*)

 

 

 

 

 

温泉を出て帰路へ。姫川13時28分発の南小谷行きに乗車し、「あずさ」に乗り継いで帰る。

ボックスシートは埋まりロングシートが空いている状況、迷うことなく後方展望立席(?)へ。

 

 

 

 

 

行きと同様、後方展望を堪能させて頂く。

行きとは逆方向の景色が広がり新鮮。頸城大野駅のバックミラーにはキハ120が映る。

 

 

 

 

 

大糸線非電化区間唯一の列車交換駅である根知は、新緑と花の色彩がきれい。

 

 

 

 

 

やがて姫川沿いの区間に入り洞門に突入。

 

 

 

 

 

徐々に山深い峡谷へ。

 

 

 

 

 

トンネルの上に道路。なかなかいい撮り鉄スポットかも。

 

 

 

 

 

釣り人目線で見ると、この辺り姫川に対して大糸線でしかアクセスできない場所が多い。手つかずのポイントが残されてそうでそそられる。

 

 

 

 

 

イベント列車を運行して、こういう場所で降ろさせてもらい鉄道ならではのポイントで釣りをして、また数時間後に拾ってもらって南小谷か糸魚川へ。

名付けて「フィッシングトレイン」。

そんな列車が運行されれば大糸線利用者大幅UPになると思われる。

おっと、いつも気付くと得意の妄想(+_+)

 

 

 

 

 

姫川峡谷に形成される断崖絶壁の下を列車は進む。フォッサマグナらしい景観。

 

 

 

 

 

平岩を過ぎると緑の屋根が目印、ホテル國富翠泉閣の姿。

日帰り入浴可能なこちらの温泉もなかなかの泉質。しかし午後の部が15時〜となっていて、大糸線直通「あずさ」と絡めるとなかなか利用しにくいのが難点。

 

 

 

 

 

何度も姫川と交差しながら列車は進む。

「曲」の標識とは?気になる。

 

 

 

 

 

南小谷に近付くと景色が開けてきて、すごく短いトンネルを通過。

日本一短いトンネルと言えば群馬県の吾妻線に存在していた樽沢トンネルが有名だけど、あの民主党政権下で度々話題になった八ッ場ダム建設により新ルートに変更され、それに伴い樽沢トンネルはお役御免。

新日本一短いトンネルの座は、広島県の呉線にある川尻トンネルへと移る。その長さ8.7m。

 

 

 

 

 

やがてE353系が視界に入るともう南小谷。

 

 

 

 

 

14時24分、終点南小谷到着。展望席もどきの旅終了。

向かいにはいつものように「リゾートビューふるさと」が停車中。

 

 

 

 

 

ここからは跨線橋を渡り「あずさ46号」に乗り換え。

 

 

 

 

 

姫川沿いに位置する南小谷駅。ホームからは姫川が一望。

 

 

 

 

 

乗り換え時間が30分以上あるので、ホームからの専用スロープでもあれば川に降りて釣りできる。

名付けて「駅からフィッシング」。列車待ちのひと時に。30分500円。

昨日日本海で丸ボウズ食らったせいか、妄想がひどいな…。

 

 

 

 

 

乗車準備が整い10号車に乗車。

 

 

 

 

 

すぐに缶チューハイタイム。やっぱり列車旅はビールやチューハイ飲みながらの呑み鉄が醍醐味。クルマだとこうはいかない。

 

 

 

 

 

定刻15時1分、南小谷を発車。新緑と雨に煙る清流 姫川。

 

 

 

 

 

とてつもない大岩が鎮座する姫川。暴れ川であることの証。

近年凶暴化が激しい日本の梅雨。果たして姫川は今年の梅雨を無傷で乗り切れるだろうか?

また土石流などが発生して南小谷−糸魚川間が被害を受けるようなことがあれば、今度こそ復旧断念→廃止が現実味を帯びてしまう。

 

 

 

 

 

15時15分、白馬。

ゴールデンウィーク最終日の今日、緊急事態宣言での自粛要請に反旗を翻したと覚しき(?)方々が乗車。

 

 

 

 

 

雨ということで北アルプスの眺めはイマイチ。

晴れてれば新緑とまだまだ真っ白な白馬連峰の対比がきれいな季節だけど。

 

 

 

 

 

雨の白馬を列車は進む。

長野で冬期オリンピックが開催されてから23年。白馬でのスキージャンプ団体金メダルの記憶は今も鮮烈。

今年またオリンピックが開催されようとしてるけど、この状況でもし日本選手が金メダルを獲ったとして、あのスキージャンプのような喜びや感動が湧くかどうか?

色々ネジ曲がったまま進んでいく情勢に、残念ながらオリンピックに嫌悪感を抱く人が急増し、自分もその一人。

待望だったはずのオリンピックを悪の元凶にしてしまったのは、やるべきこともやらず国民ほったらかしで「安心安全な」とか「コロナに打ち勝った証」などと念仏のように唱えてる人とその取り巻きによる、まさに人災。

 

 

 

 

 

やがて車窓に木崎湖。

来週はここに来る。狙うのは木崎湖の神秘、キザキマス。銀ピカに輝く妖精を見たい。

しかし日本海丸ボウズのあとなので自信崩壊(ーー;)

 

 

 

 

 

15時42分、信濃大町到着。ここでもそこそこの乗車あり。

ゴールデンウィーク最終日ということで最近の中では乗客が多いけど、コロナ前に比べたらやはり全然。

 

 

 

 

 

高瀬川を渡る。晴れてれば絶景スポットながら、やはり雨の今日は残念な感じ。

 

 

 

 

 

田植えシーズンを迎えた安曇野を進む列車。

やがて車内放送。松本で前3両連結の案内。

今日はこのあと松本で所用がある為、今旅は松本まで。もう終わりか。本当に休日はあっという間に過ぎ去る。

 

 

 

 

 

連結の為ゆっくり動いては止まりを繰り返し、車内に軽い衝撃が伝わると連結完了。

そして「まつもと〜まつもと〜」のおなじみ到着放送。

 

 

 

 

 

16時24分、松本到着。ここで下車。

松本からは大勢乗車。それでも乗車率は40%くらいか。コロナ前だとここで80%くらいになるのが定番だったけど。

 

 

 

 

 

向かいには臨時の「あずさ82号」。

E353系とE257系の組み合わせ見るのも久々。E257系は多くが「踊り子」に転属したけど波動用にまだ残っているようで、しばらくは中央線で姿を見ることができそう。

 

 

 

 

 

16時30分、「あずさ46号」新宿へ向けて発車。

これで何も釣れなかった糸魚川遠征終了。

来週は木崎湖。しかし釣る自信ゼロ(*_*)

 

 

 

 

 


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