1位 M.フェルスタッペン レッドブル・ホンダ
2位 S.ペレス レッドブル・ホンダ
3位 C.サインツ フェラーリ
4位 C.ルクレール フェラーリ
5位 L.ノリス マクラーレン・メルセデス
6位 F.アロンソ アストンマーチン・メルセデス
7位 G.ラッセル メルセデスAMG
8位 O.ピアストリ マクラーレン・メルセデス
9位 L.ハミルトン メルセデスAMG
10位 角田裕毅 RB・ホンダ
日本GPです。例年、秋に開催されていた日本GP。シーズンも終盤に差し掛かり、タイトルが鈴鹿で決まることも多く盛り上がりを見せるレースがありました。只、実際のところ、秋口というのは台風シーズンに当たり、何もそんな時期にやらなくても、と思っていたのも事実です。実際、台風の影響で日曜日に予選と決勝を行うという慌ただしいスケジュールを組まれたこともありました。そう考えると、春に日本GPを行うのはいい選択だと思います。気候が安定しているというのもあるし、何しろ桜の開花時期ですからね。桜が満開のこの時期なら、海外から来た観客も喜ぶでしょう。まさにおもてなし!日本を象徴する満開の桜の花は最高のおもてなしになるのではないでしょうか。さて、スターティンググリッドですが、ポールはフェルスタッペン。以下、ペレス、ノリス、サインツ、アロンソ、ピアストリ、ハミルトン、ルクレール、ラッセル、角田裕毅と続きます。前回勝利を逃したものの、やはりレッドブルが優勢でフロントロウ独占です。昨シーズン後半からの好調を維持するマクラーレンのノリスが3番グリッド。ダークホース。アストンマーチンのアロンソが5番グリッドに着けているのが注目すべきポイントでしょうか。母国GP、意地でQ3に進出した角田裕毅は10番グリッドです。スタートはフェルスタッペンが飛び出しホールショット。大きな混乱も無く後続のマシンがターン1、ターン2を通過していきます。と、思いきやS字の侵入でアルボンとリチャルドが接触、コースアウトしてバリアに両車とも激突しました。このアクシデントにより、オープニングラップ早々、赤旗で中断となります。再スタートもフェルスタッペンが飛び出しホールショット。後続のマシンが次々と通過していきます。「え、これリプレイですか?」と聞き返したくなるぐらい2回目のスタートも綺麗に決めたフェルスタッペン。後続を引き離して一人旅、といきたいところですがチームメイトのペレスが喰らいついていきます。26周目、背後から迫り来るペレスのプレッシャーで集中力を乱したのでしょうか。ルクレールはデグナーの出口で縁石からはみ出してコースアウト。ペレスにあっさりと先行を許します。46周目、ルクレールはストレートでチームメイトのサインツに追い付かれポジションを譲ります。ハミルトンの来シーズン、フェラーリの加入が決まりサインツが放出されることになりました。しかし、その放出されるサインツよりも残留するルクレールの成績が振るわないというのも何とも皮肉なものですね。何しろ、ここ2回のフェラーリの勝利はサインツが挙げている訳ですから。そして、レースの方はフェルスタッペンが余裕のトップチェッカー。2位にはペレスが入りレッドブルのワンツーです。前回のオーストラリアGPでの惨敗を帳消しにする様な勝利です。10位には角田裕毅が入りました。S字での果敢なオーバーテイクなど果敢な走りが観客を賑わせました。通常、鈴鹿でのオーバーテイクといえばターン1やスプーン、最終シケインがセオリーですが、予想もしないS字で仕掛けられては相手もたまったもんじゃありませんね(汗)。そして、最初のピットストップで4台のマシンを従えてピットアウトする場面が見受けられました。これで、大幅ポジションアップ。総括すると、今回の入賞はオーバーテイク、ピットのタイミングとどれか一つの要素でも欠けていたら成立していなかった訳で、全身全霊を懸けてもぎ取った入賞といえるでしょう。関係者が大絶賛するのも頷ける素晴らしい内容のレースでした。
2位 S.ペレス レッドブル・ホンダ
3位 C.サインツ フェラーリ
4位 C.ルクレール フェラーリ
5位 L.ノリス マクラーレン・メルセデス
6位 F.アロンソ アストンマーチン・メルセデス
7位 G.ラッセル メルセデスAMG
8位 O.ピアストリ マクラーレン・メルセデス
9位 L.ハミルトン メルセデスAMG
10位 角田裕毅 RB・ホンダ
日本GPです。例年、秋に開催されていた日本GP。シーズンも終盤に差し掛かり、タイトルが鈴鹿で決まることも多く盛り上がりを見せるレースがありました。只、実際のところ、秋口というのは台風シーズンに当たり、何もそんな時期にやらなくても、と思っていたのも事実です。実際、台風の影響で日曜日に予選と決勝を行うという慌ただしいスケジュールを組まれたこともありました。そう考えると、春に日本GPを行うのはいい選択だと思います。気候が安定しているというのもあるし、何しろ桜の開花時期ですからね。桜が満開のこの時期なら、海外から来た観客も喜ぶでしょう。まさにおもてなし!日本を象徴する満開の桜の花は最高のおもてなしになるのではないでしょうか。さて、スターティンググリッドですが、ポールはフェルスタッペン。以下、ペレス、ノリス、サインツ、アロンソ、ピアストリ、ハミルトン、ルクレール、ラッセル、角田裕毅と続きます。前回勝利を逃したものの、やはりレッドブルが優勢でフロントロウ独占です。昨シーズン後半からの好調を維持するマクラーレンのノリスが3番グリッド。ダークホース。アストンマーチンのアロンソが5番グリッドに着けているのが注目すべきポイントでしょうか。母国GP、意地でQ3に進出した角田裕毅は10番グリッドです。スタートはフェルスタッペンが飛び出しホールショット。大きな混乱も無く後続のマシンがターン1、ターン2を通過していきます。と、思いきやS字の侵入でアルボンとリチャルドが接触、コースアウトしてバリアに両車とも激突しました。このアクシデントにより、オープニングラップ早々、赤旗で中断となります。再スタートもフェルスタッペンが飛び出しホールショット。後続のマシンが次々と通過していきます。「え、これリプレイですか?」と聞き返したくなるぐらい2回目のスタートも綺麗に決めたフェルスタッペン。後続を引き離して一人旅、といきたいところですがチームメイトのペレスが喰らいついていきます。26周目、背後から迫り来るペレスのプレッシャーで集中力を乱したのでしょうか。ルクレールはデグナーの出口で縁石からはみ出してコースアウト。ペレスにあっさりと先行を許します。46周目、ルクレールはストレートでチームメイトのサインツに追い付かれポジションを譲ります。ハミルトンの来シーズン、フェラーリの加入が決まりサインツが放出されることになりました。しかし、その放出されるサインツよりも残留するルクレールの成績が振るわないというのも何とも皮肉なものですね。何しろ、ここ2回のフェラーリの勝利はサインツが挙げている訳ですから。そして、レースの方はフェルスタッペンが余裕のトップチェッカー。2位にはペレスが入りレッドブルのワンツーです。前回のオーストラリアGPでの惨敗を帳消しにする様な勝利です。10位には角田裕毅が入りました。S字での果敢なオーバーテイクなど果敢な走りが観客を賑わせました。通常、鈴鹿でのオーバーテイクといえばターン1やスプーン、最終シケインがセオリーですが、予想もしないS字で仕掛けられては相手もたまったもんじゃありませんね(汗)。そして、最初のピットストップで4台のマシンを従えてピットアウトする場面が見受けられました。これで、大幅ポジションアップ。総括すると、今回の入賞はオーバーテイク、ピットのタイミングとどれか一つの要素でも欠けていたら成立していなかった訳で、全身全霊を懸けてもぎ取った入賞といえるでしょう。関係者が大絶賛するのも頷ける素晴らしい内容のレースでした。