YouTubeで、自分の歌を歌っている私。
いつも思うこと・・・
「本当は、もっと、うまいはずだ!」
(笑)
たとえば、シャンソンとか、ジャズとか、演歌を、
テープに吹き込んで、聞いてみると、
「もっと、上手に、歌ってるぞ」
・・・不思議だなあ・・・
先日、加山雄三さんをTVで見て、
同じことを言っていた。
やっと、ナゾが解けた!
加山さんは、
他人の作曲の歌は、とてもうまく歌えるそうです。
ところが、自分の作った歌だと、
うまく歌えない・・・
他人からも「へたくそ」と言われるとか。
私は、「なるほど!」と思った。
理由は、何かって?
・・・・いろいろな理由があるでしょうが、
他人の作った歌は、お手本があるので、
「あのように、歌えばいいんだな」
ということで、簡単に歌えるのでしょうね。
私は、20歳から、弾き語りを、やってきた。
ジャンルは、ものすごく広い。
世界中の、あらゆる曲・・・を歌う。
楽譜も、たくさん集めて、
シャンソン、カンツォーネ、ジャズ、ポップス、民謡、演歌、童謡・・・
いろいろ、揃っている。
英語、フランス語、ドイツ語、ロシア語、イタリア語、スペイン語、中国語、韓国語・・・全部、原語で歌う。
(ただし、中には、発音の怪しいものもあるが・・・)
シャンソンの「枯葉」は、フランス語の歌詞も覚えていて、
今すぐに歌える。
幸い、フランス語は、大学で勉強したので、
一応発音は、カンペキだ。
(ホンマかいな?)
YouTubeで歌おうかな・・・と思った。
と、気になるのは、「著作権」。
ネットで調べると、
No!だった(フランス語なので、Non?)
「枯葉」の著作権が、消滅するのは、2038年だとか。
2038年?・・・・ワシ、もう、死んでるわい!
ということで、せめて、ジャズの名曲「stardust」でも歌いたいと思った。
ところが、ネットで調べると、
「スターダスト・プロモーション」
(芸能プロダクション)
ばかり出てきた(笑)。
結局、検索は、あきらめた。
著作者の死後、50年間は、守られる権利。
著作権は必要な権利です。
でも、こういうときは、とても不便だ。
私は思った。
世界的な名曲は、
国際連合かどこかで、著作権料を供出して、
誰でも、歌えるようにしてはどうだろう?
日本でも、名曲は、文化庁が何とか、
してくれないだろうか?
もちろん、最終的には、
税金から払うということになるのだが、
国民も納得すると思う・・・。
自分の好きな歌を、
皆の前で歌う!
・・・これは、基本的権利のような気もするのだが。