♪大地一人のスカイツリー暮色♪

有料版/運命鑑定
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「非難」・・・って言葉、復活したのか?

2013-04-12 12:41:22 | 日記

最近、ネットで、「非難」という言葉を見かけた。

 

久しぶりだ。

 

いつしか、「非難」は見かけなくなり、

その代わり、「批判」が、転用された。

 

ところが、本来、「非難」と「批判」は、全然違うんだよな。

 

まず「批判」は、悪い言葉ではない。

もともとは、「比べて、判じる」意味。

要するに、「単に評価してみる」に近い意味だ。

 

逆に、「非難」は、

「相手のことをマイナス評価することだ」

 

つまり、こっちは、「完全に相手を、とがめている」。

 

「批判」が流行していたとき、

ヒット大地、あえて、「非難」を多用したんだ。

 

その理由は、もし「批判」が、「非難」の意味に使われると、

本来の「批判」を意味する言葉が、消えてしまうからだ。

(ただし厳密に言うと、「批評」などの言葉が存在するが)

 

だから今回、ネットで、「非難」を見かけてうれしかった。

 

ヒット大地も、少しは貢献したのかな?

 

同じようなことは、英語でも存在する。

たとえば、「in store」だ。

 

「販売中」のことを、一時「in store」と言っていた。

しかし、「in store」は「在庫がある」ということで、

「店にある」とは限らない。

 

従来は「on sale」が正しい。

こっちの方は、ズバリ「販売中」だ。

 

だからヒット大地、あえて、「on sale」を使った。

 

そのうち、「on sale」がまた使われるようになったんだ。

 

これもうれしいことだったな。

 

ヒット大地、それなりに英語が出来るので、

日本の中で、ニセ英語が反乱するのを、無数に見かけた。

 

でも、こちらはいくら注意しても、あまり変らない。

 

ところが、言葉は、誤用や転用は、

そのうち、「誤用や転用」が、一般化することもあるんだな。

 

面白いもんだ。

 

その例として、「他山の石」「隗より始めよ」「閑話休題」などがある。

 

「閑話休題」は本来、「元の話題にもどす」意味だ。

ところが逆に「ここらでひと休み」の意味で使われたりする。

180度、逆の意味だぜ。

 

英語では、inflammableは面白い。

本来は、「燃えやすい」の意味だった。

しかし、「in」が否定の意味と簡単違いする人が多く、災害が起こった。

それで、「燃えやすい」は、「flammable」を使うこととした。

 

詩人になりたかった竹久夢二は、

なにげなく描いたが、上手だった。

それで挿絵画家になった。

 

そういう例も、世の中には多い。

 

でも、言葉は、なるだけ、

本来の意味を大切にしたいもんだよなあ。

 

そうしないと、元の意味を表す表現が、なくなってしまうからね。

 

 

 


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