自殺した笹井の遺書が公開されている。
神経の疲労がひどく、
限界を超えていたらしい。
それでも、
「STAP細胞の再現」
を強く望んでいる内容だ。
つまり、
彼は、STAP細胞を信じていたわけであり、
それは学問の進歩や、
ひいては人類の幸福のためだろう。
それに対し、
彼を誹謗中傷したNHKや週刊文春は、
次元がぐっと落ちる。
また上司と部下の怪しい関係・・・という「下世話な話」だ。
いつも言っているが、
論文の不手際は、
たいしたことない。
謝罪し、訂正して、
再提出すればいいだけの話だ。
「STAP細胞」の意味から見れば、
屁のようなもんだ。
そういうことがわからないとすれば、
学問をする資格はないと思う。
むろん、無謬の論文であれば、最高だ。
でも!
無謬の論文(中間子理論)を提出した湯川秀樹は、
日本の学界からは無視され、
外国人に認められ、
やっとノーベル賞をもらった。
学問の世界、そういう例は、非常に多い。
聖書にも、
「偉大な預言者たちは、その多くが、殺された」
と書いてある。
イエスを初め、偉大な者ほど、殺されるわけだ。
ダービーを取るような強い馬は、
緒戦で負けていることが多いし、
あのオルフェーヴルは、
ものすごい変な性格で、
調教師を悩ませていた。
阪神大賞典では、途中で、レースを止めているんだからな。
最高の物質の水は、
「ものすごい変な性質」をもっている。
摂氏4度で、比重が一番・・・なんて、水以外の物質ではありえない。
しかも!
水は、洪水を起こし、
人々を溺れさせる。
家を崩壊させる。
動詞のカ行変行変格活用やサ行変行変格活用も、
よく使う「来る」「する」にあてはまる。
「来る」「する」は一番使う動詞だ。
英語でも、重要な動詞は、
必ず、不規則変化をする。
「go」は、
「went」「gone」と変わる。
「take」は
「took」「taken」と変わる。
芸能界でも、一流の人は、
皆、規格外の変な性格だ。
つまり、
「よく役立つもの」は、「規格外の変な性格」であり、同時に、
「ものすごいマイナスの面ももっている」
ということだ。
にもかかわらず、
NHKや週刊文春は、
笹井を追い詰めた。
(注:NHKや週刊文春だけじゃないが)
彼らの罪は重いと思う。
本当に無知なマスコミどもだ。