吉田マリア幼稚園のトピックス

写真付きで子どもたちの様子をお知らせします

卒園のお祝いにえんぴつたてをいただきました

2012年03月15日 | 日記
毎年、年長組の子どもたちに「卒園のお祝い」としてえんぴつたてを持ってきてくださる業者さんがいます。
桜栄建設さんという建設業の会社の社長さんなのですが、今年も今日、26名の卒園児に木材で作った「えんぴつたて」を持ってきてくださいました。




子どもたちにプレゼントしてくださる時に、子どもたちの手に渡る「えんぴつたて」がどのようにして作られたかを社長さんが話してくださいました。

お山にある「木」をまずチェーンソーという機械で切り倒し、トラックに乗せて会社まで持ってくるのだそうです。そして、その木をおうちの柱になるように、弓鋸(ゆみのこ)というのこぎりで四角い柱に切るのだそうです。
四角い柱になるように切った時に出てくる木の切れ端で、子どもたちに持ってきてくださった「えんぴつたて」を作ってくださったとのことでした。
大切な木が、無駄になることのないように考えていらっしゃるんだなぁと感動しました。

作ってくださった「えんぴつたて」には、一人ひとりの名前と「心」という漢字が書かれています。
これは、「いい心」の子どもに育ってください。「いい心」の大人になってください…という社長さんの思いがこめられているとのことでした。

素敵なお話と素敵なプレゼントをいただいて大喜びの子どもたちでした。
お礼にみんなで、卒園式で歌う「ありがとう こころをこめて」の歌をプレゼントしました。心が温かくなる素敵なひとときでした。