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ソフトウェア工学は、違った方向に行っているのかもしれませんね?

2013-05-08 19:38:37 | Weblog
 昨日の、

UMLからNoUMLというのは、青い鳥な図を探していると思う
http://blog.goo.ne.jp/xmldtp/e/8ee5111962a4e2067bf00dbc9a9234d6

の続きみたいな話。

 ソフトウェア工学の傾向として、はじめの志はいいかもしれない。
 でも、ある方法、理論ができてしまうと、今度、「その理論を守ればいいのね」というカタチになりがちだと思う。

ER図など
 エンティティを作って、属性を埋めて、線(リレーション)でつなげばいいのよね

UMLだと、
 UMLで書いて、図を埋めればいいのよね。

TDDだと
 JUintで緑にすればいいのよね

 しかし、これらは、本質的に違ってきてしまう。

 たとえば、ER図をかくにしても、UMLをつくるにしても、お客さんの要望を聞いて、ステークホルダーが理解しやすくするためのモノだったけど、お客さんの要望を聞くことや、みんなの理解はさておき、図を書くことに集中してしまう。

 この結果として、本質的な、「要望を聞く能力」や「理解してもらうために必要な能力」とかは、あまり研究されず、整理術、整理法とでも言うべき図の書き方などが発展し、いろいろな概念が出てくるが、肝心な部分が発展しにくくなってきていると思います。

う~ん、ソフトウェア工学は、違った方向に行っているのかもしれませんね?
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