シリーズ「CCNA1のお勉強をゆるーくやってみる」です。
今、物理層の話です。
いままで、物理層におけるメディア(銅線、光ファイバ、無線LAN)をやってきました。今日は、そのメディアである、ケーブルのテストについてです。
■ケーブルテストの項目
TIA/EIA標準への適合を証明するためのケーブルテストは、以下の項目です。
・ワイヤ マップ
・挿入損失
・近端クロストーク(NEXT)
・パワーサム近端クロストーク(PSNEXT)
・等レベル遠端クロストーク(ELFEXT)
・パワーサム等レベル遠端クロストーク(PSELFEXT)
・反射減衰量
・伝播遅延
・ケーブル長
・遅延時間差
で、光ファイバの場合、考慮しなきゃいけない話として「光リンク ロス バジェット」があるみたいです。
ってことは、これが全部わかればOKです。
なお、上記項目は、ケーブルテスタではかり、この精度により、カテゴリー5とか、カテゴリー6とかきまります(6のほうがいい)
■ワイヤマップ
ワイヤマップというのは、つなぎ方のお話です。
短絡(ショート)してしまう場合や、開回路(オープンサーキット:つながっていない)という問題のほかに、間違ったピンにつないでしまうということがあります。
間違ったピンの接続方法として、以下の3つがある
逆接続=1つのペアにおいて、対になる2本の線を入れ違えて接続する
→1、2番を2、1番の順に
転置ペア=2つのペアにおいて、ペアごと(まちがって)入れ替えてしまう
→1番2番ペアと4番5番ペアにおいて、
1番を4番に
2番を5番に
4番を1番に
5番を2番に接続してしまう
(12、45がペアだが、ペアごと入れ違え)
分割ペア=ペアになっていないものを接続する
→1番を1番に
2番を4番に
4番を2番に
5番を5番に 入れ違いは2と4(組は12と45)
次回は、挿入損失からです。