11月12日、中小企業診断士理論研修の後半は、
「2つの支援事例で理解する中小企業のDX支援の進め方」
について聞いてきた!
ここで、ちょっと注。
中小企業庁のいうDXは、一般のDXより幅が広く、「電子化」に近い。
今回の話は、イマドキの電子化導入方法みたいなかんじ。
具体的には、DXを
・従来業務の改善・効率化を行うための電子化である「守りのDX」と
・新しい製品・事業を、デジタルを使って生み出す「攻めのDX」とわけ、
このDX化するポイント(ヒント)を、「守りのDX」で4つ「攻めのDX」で3つ、合計7つのヒントを挙げている。具体的にはこんな感じ。
「守りのDX」
・ペーパーレス化
・自動化
・見える化
・働き方改革(→在宅で遠隔操作できる)
「攻めのDX」
・製品サービスの変革
・顧客課題の解決
・顧客体験の変革
後半の「攻めのDX」の進め方については、まさにマーケティングの世界で言われている、新製品開発の流れだから、ここで説明しなくていいと思う(って、講師は言っていなかったけど、事例から見て、中途半端にマーケティング手法をしている程度だったから、そんな感じだと思う)。
前半の「守りのDX」について。これらを実現するには前提条件がある。
「ペーパレス化」するには、まず、文書ができていないと、
文書のペーパレスはできない
例:作業指示書がある場合、作業指示書のペーパレス化はできるけど、
作業指示書がない会社の場合、まず、それを作れなければ、
ペーパレス化は導入できない
「自動化」するには、作業の標準化ができていないと、
標準化した作業を自動化できない
「見える化」と「働き方改革」については、はっきり言ってなかったけど、こんなかんじかなあ~
「見える化」するには、何を見える化(数値化)するのか、
その数値化する方法がわかっていないとできない
「働き方改革」は、そもそも在宅勤務でできる仕事でないと
遠隔操作しても意味ない。
このような観点で、業務の各プロセスが、前提条件を満たしているかどうかチェックし、前提条件をみたしているが、電子化できていない所は電子化を、前提条件を満たしていない場合、まず前提条件を満たして行こうという手法。
で、これらについて、関連する施策なども説明があった
詳しくはこんな感じ
普通、診断士資格を持っているレベルの人であれば、これだけ説明されれば、具体的にどのように進めるのかは、自分で展開できると思う。
そのため、ワークとして、じゃあ具体的な手法を発表してね!っていうことになったんだけど、そのワークの発表の結果が・・・あちゃ~(>_<!)
っていう結果で、わかってなさそう・・・
・・・普通の人じゃ、もっとわかんないよね・・・
ってことで、別の機会に、具体的に「守りのDXは、どう進めるか」「攻めのDXはどう進めるか」について、書くかも…