ジェイコムショックで、東証のシステムの不具合が出たけど、それが、名古屋証券取引所でも起こるというニュースがでている。
ということで、東証、名証(=名古屋証券取引所)は、再チェックするだろうけど、
たのむ、大証(=大阪証券取引所)もしてくれ!。
けっこう、頻繁に、売買のレスポンスが特定の銘柄で遅くなるっていう問題があるんだよねー。これって、大証のシステム能力のせいってなってるけど。。。うーん??
やっぱ、本当に能力のせいかどうか、確認する必要はある気がするけど。
で、こういうチェックの場合、ウィリアムのいたずらは、とりあえず、先にテストケースを使ってチェックしていただきたーい!と思います。
まあ、最近の流れとして、テストファーストといわれていることからも、まずテストケースを先に作ってでしょ!っていうこともある。
でも、それ以上にいいたいのは、ある程度、証券取引での間違いって言うのは、きまっている。今回の、新規上場による発注数量と価格の入れ間違いは、初めてではなく、電通上場のときにあったことだし、そもそも、この入れ間違いって、よくあるまちがいでしょ。
こういう間違いをまとめると
・発注数量と発注単価の入れ間違い
・発注数量を、1桁あるいは、100、1000多く入れてしまった
→売買単位を間違えている
・発注金額、0がおおい、たりない
→金額を入れるところ、カンマがつかないと、100000以上の数字を入れると、
みにくいので、間違えやすい
・市場をまちがえた
→主要市場が東証でない銘柄を、東証で売買してしまった
(例:参天製薬 主要市場は大証)
・株式分割があるとき、新株市場と親株市場を間違えて売買した
→ライブドアのときにあったよね。
また、売買が拮抗するようなケースの銘柄っていうのは、もう、みんなわかるわけでしょ。
例:ライブドア、サンライズテクノロジ
なので、そのケースの激しい日のログをとっておいて、トランザクションのテストケースとしてかんがえて、
1.上記の間違ったエラーケースの発注がきてしまった場合、どういう業務フローになり、それに問題はないのか?本当に思っている業務フローにコンピューターがなっているか?
2.売買が拮抗するような、激しい日とおなじトランザクションを流したとき、処理しきれているか、しきれなかったら、どうなるのか?
を、コンピューターのプログラムを追って確認することはもちろん!、
監視する人、運用する人の体制まで、確認して欲しいものです。
いや、証券取引所だけでなく、証券会社も、業界あげて調べるべきだと思います。
業界上げて、そういうヒヤリミスを上げて、各証券会社は、このケースの場合、その会社の場合は、どうなるのかを公表し(警告が出るけど発注できる、発注できない等)、そうなっているかどうかを、確認する必要がある気がするんですけどねえ。。