佐藤一郎氏の日記
http://home.att.ne.jp/sigma/satoh/diary.html
の4月14日から4月17日までに書いてある、Cloud Computing(クラウド・コンピューティング)について、前回のつづき。
■クライアント側はビジュアルツール化され、デザイナーさんが作れるように
前回の話だと、SOAPもRESTも、ローカルライブラリと同じように、ラッピングして使うことが出来ると書きました。
で、Webにおいて、やっている処理は、
イベントが挙がったら
・チェックして
・値をセットして
・関数(メソッド)呼び出して
・結果をセットする
だけです。さらにイベントは、どんなイベントが挙がるか、決まっています。
この程度なら、グラフィカルに指定できそうです。
つーことで、デザインするようなFlashとかに、これらのグラフィックツールが入り、
さらに、ブログツールのような、ビューまでも部品化されているものが、ライブラリから、
プルダウンすればいいような形(Adobeのサイトにいって、適当に検索すると、ライブラリに
ブログツールのような部品をダウンロードしてくれて、それを使えるようになるとか。。)
になると。。。
デザイナーさんが、クライアント側のプログラムを作れるようになる。
■価格崩壊と、デジドカ大量失業時代?
こーなってくると、価格崩壊するわけです。
いま、1画面1人月をかけるとして、1人月単価70万なら、1画面2万以上になります。
これが、デザイナーだと、場合によっては、8000円くらいになっちゃうわけです。
デザインによっては、2つ3つ、すぐに作れるし(プログラムの場合、プログラミングはすぐに出来ても、設計テストまで加えると、結構時間かかる)、出来たものをもってって、クライアントのところでつくってしまってもいいし。。
さらに、このブログパーツ(ガシェットとか)ライブラリとプログラムのビジュアル化ができると、お客さん自身、(情シスとかが)自分でつくってしまうかもしれない。
そーなってくると、大変です。
価格崩壊はさけられず、さらに、情シスやデザイナーが作ってしまうと、ソフト会社のデジドカのひとたちはいらなくなります。大量失業になる・・・??
つぎは、サーバー側の話です。