ウィリアムのいたずらの、まちあるき、たべあるき

ウィリアムのいたずらが、街歩き、食べ物、音楽等の個人的見解を主に書くブログです(たま~にコンピューター関係も)

ユーザーストーリーとDtoD、シナリオとカスタマージャーニーなんかのまとめ(&偏見)

2015-09-09 14:42:23 | 開発ネタ

要求抽出において、
 アジャイル界隈で使われるユーザーストーリー(マッピング)とDtoD、
 アジャイルでなくても使われるシナリオ
 マーケティングから来たカスタマージャーニー
 慶応SDMの本で男の人同士で抱き合っていたストーリーテリング
なんかを、独断と偏見でまとめてみる。




■まずは、シナリオやストーリーテーリング

 要求抽出する場合、
   誰が(どんな役割の人が)どんな業務(ユースケース)に関わってる?
 と、ユースケースで業務を抽出し、
 その業務の手順をアクティビティ(図)にまで落とすということが考えられる。

 ただ、この場合、抽象的に物事が進められてしまうので、具体的にストーリーを
追っていくと、抜けていたり、「あっ違う!」というケースがある。
 そこで、(製品ならプロトタイプだけど、サービスだと目に見えないので)
具体化して、実際に流れを追っていく、「シナリオ」や「ストーリーテーリング」
がある

 シナリオは、具体的に場面設定・登場人物設定をして、時系列に操作内容などを
追っていく。
 ストーリーテリングも、(男の人同士が抱き合って箱を持つのが目的ではなく・・
慶応SDMの本を持っていない人には意味通じないと思うけど)ストーリーの
スタートからエンドまでを実演して、内容を確認する。
 どちらも、最初から最後まで具体的に追ってみるというところはおなじで
違いはシナリオは自然文で書き、ストーリーテリングは実演するところといえる。




■ユーザーストーリーとユーザーストーリーマッピング

 アジャイル界隈だと、ユーザーストーリーとユーザーストーリーマッピングが
この辺の操作に該当する。

 
ユーザーストーリーマッピングを学ぶときに読むべきスライド3選
http://hosukepoi.hatenablog.com/entry/2013/05/30/222338

にその辺のことが書いているので、まあ、ここから引用しちゃいましょう。
(引用は太字箇所)


ユーザーストーリーとは?

 ユーザーストーリーとは、顧客の視点からサービスや商品の要件を記述したものです。

 書くときは

<役割>として
<機能や性能>が出来る。
それは<ビジネス価値>のためだ。

という風に書きます。


役割がアクターで、「機能や性能ができる」点はユースケースに近いものがある
(もうちょっと真面目に言うと「機能や性能ができ」ているというのが、ゴール、
 そのゴールの達成手段として、こういう機能があるというのが、ユースケース)

が、それの目的であるビジネス価値が書かれている点がユースケースと違う
(ユースケースは実行したらどんな価値を生み出すのかというゴールは分からない)

また、ユースケースのアクターはシステム境界に属する「ユーザー」で書くもの?だが、
ユーザーストーリーの場合は、結果を受け取る「エンドユーザー」で書くことが多いかも?

なお、ユーザーストーリーのほうが細かいという指摘もあるが、
いや、それはユースケースだって、細かく書ければ、いくらでもかけるよと反論されたら
おしまいなので、そこはめんど~くさいから突かないこととする(本質的にはゴールと
ユースケースの違いが有る)

そして

上のようなユーザーストーリーを時系列順に挙げていき、さらに優先度付けをおこなうことで、サービス・商品が満たすべき要件仕様を整理し、全体像をチーム全員で共有するためのツール

ユーザーストーリーマッピング

ということは、ユーザーストーリーマッピングはシナリオと同じ・・・?となってくるけど、
ユーザーの時間軸でならべるという点では同じだが、
  ユーザーストーリーマップは、優先度も考慮して並べる
  シナリオは、もっと具体化して、ヌケや考え方の違いをチェックする。
という点でちがう。

もっと、利用局面的に言うと
  ユーザーストーリーマップは、
   アジャイル開発におけるプロダクトバックログをどうするかの話
  シナリオは、
   要求獲得(一小工程前工程*)における要求の意識合わせの話
で場面が違う
(*一小工程前工程:要求分析は
  要求獲得→狭義の?要求分析(矛盾、曖昧さ排除、優先順位付け)→仕様化(可視化)→検証
 とすすむ。ユーザーストーリーマップは要求分析の優先順位、ユーザーストーリーやシナリオは要求獲得場面)




■カスタマージャーニーマップ

ユーザーストーリーマップでは、じゃあ、ユーザーはどう感じるのか?がわからない。
シナリオやは、普通、感情は書かない・・・10人10色だから、かけない
その点、ストーリーテリングは体感できるけど、他人には分からない
(箱をもって、男の人同士で抱き合うと、どういう気持ちか他者にはわからない-くどいって ^^;)

そこで、カスタマージャーニーマップ。
これは、シナリオ+そのときの感情を表現する
(感情表現してれば、カスタマージャーニーマップって言うみたい。ちょっとぐらい違っても)
有名なのはMONA

https://suedesign4.files.wordpress.com/2011/03/customer-exp-map.jpgより引用
ここに至る過程はhttps://suedesign4.wordpress.com/deliverables/task-3/参照。
上の段の「サービスエクスペリエンス」では(下から見てね)
 ユーザーが、どのようなもの(object)を使って、インターアクションし、
 その場面(環境)はどうで、どんな行動(アクティビティ)をする
というシナリオがまとめられている

その上で、そのアクティビティに対してどんなことが期待され、感情がどう変化するか
折れ線グラフで下に書いてある。

日本語で詳しく見たい場合は、このサイト

カスタマージャーニーマップについての簡単なまとめ
http://u-site.jp/weblog/customer-journey-map

ちなみに、上記サイトはペルソナごとに作っている。
ユーザーごと(ペルソナごと)に作ったほうが、うまくいく
(ペルソナごとに感情が違うから)




■DtoD(Discover To Deliver)

SES2015で、DtoDというのが出ていたので、それをちょっと見した.
(今確認したけどSES2015の予講集にはないので、論文なしポスターかしら)

ちなみに、DtoDは

http://www.ogis-ri.co.jp/learning/1227855_6722.html

にちょっと載っている

発見から納品へ:アジャイルなプロダクトの計画策定と分析

っていう本にでているらしい。

流れとしては、ユーザーエクスペリエンスマップと同じような感じ
ユーザー、インタラクション、なんだったっけか(ポスターにはあった)
・・・終わりから2つ目が環境みたいなかんじで、
いくつかのフェーズにわかれて、それを段階ごとに検討し、まとめていく。

これって、
  ユーザー→システム境界→・・・データ(って、どこかにあった)のように
内部へと分析していくので、表層部分を見ればシナリオ、ユーザーストーリー
データ部分を見ればER図などと、いろいろな図に展開できる。

ただ、感情とか、ゴール(→意図)というニュアンスはない気がする。

感情に関しては、上記のカスタマージャーニーマップは表現している。
ただ、カスタマージャーニーマップはユーザーの表層的な分析の為、
DtoDのようなデータ分析を行わない。

意図とかになると、ゴール指向分析(とくにKAOS)になるけど、疲れたので、
このへんでやめる。




ざっくり感でみると、こんなかんじ

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定期的にパスワードを変更することは使い回しの温床になるので推奨していない-サイバー犯罪担当者

2015-09-09 10:51:28 | ネットワーク
ここ

県警でサイバー犯罪を担当している人から話を聞いた時のメモ
http://anond.hatelabo.jp/20141124191211

(以下太字は上記サイトより引用)


県警でサイバー犯罪を担当している人から話を聞いた時のメモが出てきたので下記にまとめる。
メモは2年ほど前のもので、現在の警察の見解とは異なっている可能性がある。

IDとパスワードの管理について
同じIDとパスワードを複数のWebサービスで使い回している人は非常に多い。
定期的にパスワードを変更することは使い回しの温床になるので推奨していない。

(以下省略)

・・・・

<<良いこのみなさんへ>>
・定期的にパスワードは変えましょう(ただし建前)

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「避妊チップ」(体に埋め込み、妊娠コントロール)2018年に発売へ

2015-09-09 01:22:44 | ネットワーク
ここの記事

体に埋め込み、妊娠コントロール!
https://www.circl.jp/2015/08/31/3786/

(以下太字は上記サイトより引用)

マイクロチップを女性の体内に埋め込むだけで妊娠をコントロールできる「避妊チップ」だ。このチップ、ホルモン剤を毎日一定の量分泌させて無線で遠隔操作でき、妊娠、避妊を16年もの間コントロールし続けるという。


無線で遠隔操作・・・IoT?(なんか違うような気が・・・)

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