ウィリアムのいたずらの、まちあるき、たべあるき

ウィリアムのいたずらが、街歩き、食べ物、音楽等の個人的見解を主に書くブログです(たま~にコンピューター関係も)

仕様書から単体テスト以外のテスト項目を抽出する方法

2005-05-30 16:51:11 | 開発ネタ

 いままで、単体テストの抽出についてまとめたので、それ以外のテスト項目について。

まず、一般に、テストの目的は、2とおり考えられる

・品質の保証(向上)

・契約書・仕様書に書いてあることが実現されていることの証明




 上記の「品質の保証(向上)」の場合は、結合以上のテストの場合、シナリオに基づきテストするとか、一般的な、総合テストの話になってしまう。

 これは、市販のテストの本を見るなり、セミナーにでればいいだけだから、このブログでとりたてていうことの話ではないでしょう。

 そういう本を、読んでください。で終わる話。




 問題は、下のほうの

・契約書・仕様書に書いてあることが実現されていることの証明

これは、契約書や、それを展開している仕様書の書き方による。

 契約書が機能で定義されているもの、たとえば、

本契約は、甲の受注システムを開発することを目的とし。。。

 なんて、書かれてしまっている場合は、どうしょうもない。
 受注システムの「受注」とは、なんのことかの範囲規定がない。
 相手が、「こんなシステムではない」と言われれば、それにお付き合いするか、お金は切り取れないかのどちらかになってしまう。

 なので、もはや、テストの世界とは、関係ない(テストできない)。

 ちなみに、これを応用し、アジャイルとあわせると、SEさん、プログラマーさんを、死ぬまで、こき使うことができる(それも、ものすごーい安い金額で)。

 その方法については、(やばいかなあ、言うの・・・)まあ、やばくなさそうなら、後日発表するとして、今日は、別の契約書の書き方を検討します。




 ふつう、上記の事態を避けるため(奴隷のようにこき使われないために)、契約書の文言は、以下のように、入出力とあわせて規定する(と思う)。

本システムは、受注システム、・・・より構成される
 受注システムは、受注情報、商品情報、。。。を入力とし、受注表、。。。を出力するシステムである。


 このように規定すると、出力データが出力できた時点で開発終了となり、それをテストすることになる。
 そして、この契約書(具体的には発注仕様書)は、コンテキストダイヤグラムをもとに作成すればよい。

 この場合のテストは、素直に、入力情報が記載されているもの(仕様書に、~を入力としとか、~を取得しとか書かれる)から、出力しなければいけないもの(仕様書に~を出力しとか、~を表示しとか書かれる)が、出力されているかどうかを確認すればよい。
 だから、仕様書から、入出力のキーワード(入力し、出力し、など)を拾って、その入出力を実現する機能をみつけて、その機能を、その入出力で、動作させることをテスト項目とすればよい。

 エビデンスは、その入出力した物自体(画面の場合、ハードコピー)や、ログとなる。

 なので、まさにこいつは、情報処理試験の午後2の論文感覚。。。


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流通システム開発センターのページにある、ビジネスモデル、結構良く出来てて、参考になると思う

2005-05-30 15:51:47 | 業務のモデル化

ものものさんの、「たまゆら雑記」のブログの、積読 「ビジネス・プロセス・モデル調査研究報告書」にでてくる、流通システム開発センターの、流通システム化に関する研究開発、いけてる!かもしんない。

 事業自体は、どーでもいいんだけど(いいんかい ^^;)




 そこの、(1) ビジネス・プロセス・モデルの策定 にある、「ビジネス・プロセス・モデル調査研究報告書」が、ざっと見た限りでは、よく出来ていると思う。

 参考になるのは、
  10、11ページの図、概略としては、きれいだと思う。
  12ページからの表は、一般的なプロセス内容としては、こんなもんだと思うので、
   実際に、自分たちが行おうとしている開発は、ふつうとどこが違うのかを比較する
   たたき台として使えると思う。
  24ページの図(3-10)、いいっすねえ。
   取引条件(特売とか)の説明、きれいかも。。
  30ページから64ページまでの物流関係と支払い関係は、知識として、
   読んでおいてもらうと、共通の意識が持ちやすいと思う。
   必要なことがきれいにまとまっている。




 (2) ビジネス・モジュールの基本設計 にかんしては、ロジックを、追っかけてないので、正しいかどうかわかんかいけど、ちょっと見た範囲では、

「ビジネス・モジュール基本設計報告書」をダウンロードして、解凍すると現れる、

・2-1-0要件定義\2-1-1システムユースケース検討\ユースケース図及び業務フロー.pdf
 内容が細かいので、このままでは、使いずらいが、とても参考になると思う

・2-2-0外部仕様設計
ビジネスプロセスが、まず、全体をつかむのにわかりやすいと思う。
 そのほかについて、よく見てないけど、いいんでないかい!!

・2-3-0内部仕様設計
 一番使えるのは、データベース設計書.pdfのデータベース設計のER図と、テーブル仕様テーブル仕様は、ウィリアムのいたずらが最近のブログで書いてきた、Excelの仕様書に近い形式で書いてあるし、ここまで、はっきりと、テーブル設計してあれば、標準として、わかりやすいんでないかい!

 データディクショナリも、いいかんじでついてきてるし(??)




 ということで、流通業をやっている人は、自分たちのシステムと、標準と、どこが違うかとか、通論を学ぶのには、いいドキュメントだと思います。

 たまには、流通システム開発センターもやるじゃん。バーコード以来のヒットっていう感じです。

 あ、でも、実際にやろうとしている、「流通SCM共通プラットフォーム」は、どーでもいいんだけどね(いいんかい!!)


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月末、月初にデータ変えるのも、怖いよね&納品時に話しかけるのは、やめましょう。

2005-05-30 14:58:14 | Weblog
 いま、前のブログで書いた会社から抜け出てきて、他の会社にいるんだけど、

 結局、データを作り直すけど、もう、月末月初だから、月初を過ぎてから、作り直しデータに入れ替えるってことになったみたい。
 たしかに、月末、月初には、月次処理が走るから、そーいうタイミングにデータ入れ替えたくないよね。。。

 新しいデータに入れ替えて、バグがおきて、月次処理を走らせられない!なんてなったら、残業になっちゃったりするから、たしかに、ユーザーさんは、いやだよね。

 なっとく。




 で、その入力データを消しちゃった原因なんだけど、

 他の人に話しかけられ、そちらに気をとられ、ついうっかり、入力したデータに、もとの(入力前の)ファイルを、コピーしちゃって、(メッセージボックスがでて)はい!にしてしまったらしい。。

 うーん。

 納品時に話しかけるのは、やめましょう。

 (そーいう問題なのか?そういう問題かも??)



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Access(に限らんが)、自動的にバックアップ取っておいたほうがいいかもよ!

2005-05-30 12:07:15 | Weblog
 いまね、ある会社さんにお邪魔してるんだけど、

 そこでね、ある人(その会社の社員の人)が、Accessで入力したデータを
 午後、納品しようとして。。。

 ぎゃー!まちがって、入力したデータのほうを、消しちゃったあ!

 午後納品なのに。。。(@_@!)

 っていう、状態みたいです。。。
 やばやばだよね。。。さあ、にげよーっと。

 Accessに限らんが、ある程度データを入力したら、バックアップを取ってくれるような仕組み(人的仕組みにしろ、自動化するにしろ)が、必要かもかも。。。

 みなさんは、注意しましょうね!
 (もちろん、ウィリアムのいたずらもだけど。。。)

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