昨日は、【長崎ランタンフェスティバル】へ行った話だった。
実は到着時間が早かったので、噂に聞いていた龍馬像と巨大ブーツを見ようという事になったのだ。
市電で「公会堂前」まで移動して、地図を頼りに一気に龍馬の銅像まで行けるはずだった。
ところが、入ろうとした路地は明らかにお墓に入る小道。
しかし、他に登る道はなさそうだったのだ。これが不気味な道への入口だったのだ。
登り始めるとすぐに両側に墓地が広がり、その間をどんどん登る。
息が切れはじめ、身体も発熱してきた頃には、きれいな整備された墓地が少なくなり墓石が倒れていたり
草がボウボウだったり、更に進むと生い茂る木々とだれのものかも判別が難しそうな墓地の間を通る事に
なってしまった。
それでも、先はそろそろ建物が見え始め、それを希望に急いで登り切った。
やっと出た所は丘の頂上にある「風頭公園」だった。
ここに龍馬像があるらしい。
先ほどの道とは全く違う整備された公園内を進むと見えた!
展望台の一角に海を見つめる龍馬像!
怖い、きつい思いをして登ってきた苦労が報われた瞬間だった。
ほほう!と龍馬像を眺め、お約束の同じ格好での記念撮影もして満足する。
何かを成し遂げる人は、自信のある顔つきをしているもんだ。
さて、次の目的地は「龍馬のブーツ像」。
息子が記念写真を撮ってきていたのを思い出し、同じ様に写真を撮りたくなった。
龍馬像からは10分程度か、案内に従って龍馬通りと名付けられた小道を下っていくと
小さな開けた展望台のような場所に「龍馬のブーツ像」はあった。
大きなブーツだ。
サイズは60cmぐらいはあるんじゃないか?
靴のままでも履けそうだったが、土足でブーツを履くのは失礼なので、履いてる振りだけ
して記念撮影をしてきた。
そうして、道草しているうちに夜がやってきて、このあとはランタンコースへ向かった。
予定外の収穫とでもいいますか、怖くてきつくて、でも感心する楽しい時間でした。