今どき漢方薬と言っても顆粒になっていて、そのまま顆粒のまま飲んでしまったり、おさ湯で溶いて飲む事が多くなっていると思いますが、
本来は煎じて飲むというのが、漢方の飲みかただったのでしょう。
先日、実習生が「葛根湯」を作ったともってきてくれました。
7種入れたという漢方が見えます。
香りは、慣れ親しんでいるツムラの葛根湯のようです。
湯呑に注ぐと、麦茶より若干薄い茶色で、言われなければ漢方ということはわからないでしょう。
葛根湯の本来の姿を見ることができたのは、いい経験でした。
便利になるのもいいけど、本来の姿を知らないままというのは寂しい気もしますので、こんな機会はありがたいですね。