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東京タワーの姿を写真に。

2010年01月21日 | 写真
昨日の日経夕刊に東京タワーの事を書いたコーナーがあった。

作家の朝倉かすみさんという方が書いたもので、東京タワーの事を「かのじょ」とよばれるそうだ。
 朝倉さんにとって心休まる特別な存在なのだろう。


 私にとっても、「東京タワー」は特別な存在なのだ。

数年前、私は東京タワーの近くの会社に勤めていて、通勤では毎日東京タワーを見続けてきた。
仕事中もふと窓の外をみると、そこにはいつも「東京タワー」がいた。

しかし、いつもの東京タワーなのに、その都度表情はちがう。
だから毎日であっても飽きずに、今日はどんな表情だろうかと見てしまうのだ。



その職場に変わった頃は、周辺の地理を把握する為に早く会社を出て探索と称して寄り道ばかりしていたが、そんな時もライトアップされた東京タワーに吸い込まれるように、つい東京タワー方向へ向かってしまっていたのだ。

そんな時に撮ったこの写真。
近くで見ると大きくて明るいライトアップに驚いたものだ。
まさにおのぼりさん状態だったと思う。



次の写真は、東京にも少し慣れてきた頃。
確か日曜日だったか、お休みで出かけたのに会社の近くまで来てしまった。
天気は良かったが寒かったのを記憶している。



青い空をバックに写真を撮ろうと、東京タワーの周りをうろついてこの場所に決めて撮影した。
大きな東京タワーを全部フレームに収めたくて、傾いた写真になったのだ。


次の写真。
この日は、祝日でお休みだった。
なのにたぶん朝から出勤していたと思う。

夕方、東京タワーのライトアップが点灯され、夜へと向かう準備中。
なんとなく灰色のさびしい空ではあるが、東京タワーにとってはこれから輝く時間になる。
ステージ脇で、出番を待っているかのようだ。




東京タワーは、いろんなドラマに出演しているが、芝公園と並んで出番の多い地域が三田方向から見た東京タワー。

確かこの場所は「恋のラブシャッフル」でも出ていた。

横の道路は、一直線に東京タワーが見える道路で、昼間はたくさんの車が走っているので走行中は危なくて見れないが、こうやってライトアップされている夜間は多くの方がこの美しさに見とれていることだろう。




私にとっての「東京タワー」とは尊敬する方の後ろ姿のようなもの。

この地に立って50年。
建設当時は周りはガラーンとした空き地が多く、そこに近代的なタワーが建設されたのだから、当時は大変な騒ぎだったはず。
展望台へ登るため、長蛇の列ができていた写真を見た事がある。
そりゃそうじゃろ。

そして、もちろん電波塔としての主となる仕事をこなしながら、展望台やおみやげ店などの副業(?)や、モデルとしての美しさも披露しながら、見る人の心の中にいろんな形で影響を与えてきたのだ。

全身ピンクになった乳がん予防キャンペーンや、地デジのキャンペーン、年末の日数カウントダウンなど、見るものを楽しませるイベントも積極的で、ホントにいろんな表情があるのだ。


思い出していたら、東京タワーを見たくなった。
東京に行く機会があれば会いに行こうと思う。

何か用事はないかいな。。。
コメント
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