アマチュア無線の移動運用で、最近活用させて頂いているアプリをご紹介します。
その名は「QTH Locator」と言って、「QTH」という運用場所を表示してくれるのです。
具体的に見てみましょう。
表示は「田川郡赤村」の赤駅近くを表示しています。
赤村はあまり人口も多くなく、無線では珍しい地域になりますが、「JCG」番号(郡番号)では「田川郡:40009」なので「赤村」の番号があるわけではありません。
ちなみに郡ではない地域には「JCC」番号(市番号)というのがあって、こちらも市ごとに番号が割り振られています。
無線でよく使うのはここでいうJCG番号で、この番号で地域を把握することもあり、無線交信でもよくこの番号を聞かれることがあります。
通常は移動運用する前に住所を調べて、番号リストから番号を把握しますが、このアプリがあればすぐにJCG番号やJCC番号が把握できる便利なアプリです。
このアプリのもう一つの機能は直線距離を測れるものです。
博多駅と新大阪駅の距離を測ってみました。
短波帯では日本全国と交信できますが、無線の電波が500km近くも飛んでいると思えば楽しみも深いです。
ちなみにこのアプリは無線関係の制作物を販売している会社が作ってくれているそうです。
宣伝のためと言っても便利なアプリはありがたいものです。
機会があれば、この会社の製品も活用させていただきたいと思います。