少し前に知り合いから「邪魔になるから大きなケヤキの樹を切ったが使いませんか?」というありがたい話しがありました。樹木はなるべく切らないで大切にしたいという思いはありますが、訳あって切られた樹は次の生き方をしてもらう事がイイのでは。
ということで私がその方から譲られた「ケヤキ」の大木を家具や木工に生かそうと製材所で何枚かの板にしました。
太いところで直径1.2メートル有りますが普通の製材所では3尺強、つまり90センチプラス位までしか挽くことが出来ませんそこで出っ張ったところを泣く泣く削ってから製材の台車に載せています。
台車に載せた材料はバンドソー(帯鋸)で挽きます
一回挽いた後の木の肌が出てきました
赤い肌でとてもいい感じの杢です
こんな大木はとても人の力では動かすことが出来ません、そこでこんなフォークリフトやクレーンが必要になります。
この年季の入った鉈は木の皮をはがすのに使います、職人はいい道具を使います。この大木はこの後私の工房に運んで桟積みにしました。
おろすのも大変でしたがこのあと何年も自然乾燥してから用途によってまた製材して製品にします。
いつの事やら?私が生きているうちにこの材料を使って仕事がしたいとは思っていますが、、、、、。
特徴のあるケヤキの葉っぱです。
目先のことでくよくよ暮らしている身には、ため息が出るようなスケールで生活しているのですね。
木、そのものも、その道具も、ビッグライフですね
目先のことでくよくよ暮らしている身には、ため息が出るようなスケールで生活しているのですね。
木、そのものも、その道具も、ビッグライフですね
nenemuさんの賢治研究、野鳥・自然観察こそビッグライフです。