10月26日の日曜日に「樹を見る会」でナメトコ山に行って来ました、あの宮沢賢治の作品「ナメトコ山の熊」で有名な、ですが、このナメトコ山が正式な地形図(国土地理院)に載ったのは平成8年以降のことだそうです。ナメトコ山が実在するにはいろいろあったそうですが、賢治さんがいない今ではそこんところが分からないのです。
さて、現地に到着した頃にはザーザーぶりの雨、途中晴れ間も見えて「これはと!」甘い期待をしたのはとんでもない間違いでした、そこで山に登るのをあきらめて近辺をウオーキング&ウオッチングに切り替えて約3,5キロを雨の紅葉・黄葉の中出発。
「マンサク」の黄葉です、
これも「マンサク」です、一昨年の秋「女神山」に行った時撮影したものですが、マンサクは黄色くなるんじゃないのという常識?を覆す紅葉でした。
丸い葉っぱなのにかえでとはこれいかに!黄葉の代表選手「ヒトツバカエデ」濃い色の黄色になりますね、これが赤くなる、なった、という話しは聞いたことがありませんが。
よく似た葉っぱですが「ヤマグワ」です、葉っぱだけ見せられたのでは判断が難しいですね。それにクワには沢山の変形の葉っぱが有って一筋縄では行きません。
変わったところでは、赤い実をつける「カンボク」の黄葉です、ガマズミとよく似た赤い実ですが葉っぱは裂け目が有ってまるでカエデの一種かと思わせます。
これが「ミヤマガマズミ」の葉っぱ
これはこの間紹介した「ヒロハゴマギ」です、日本海側に沢山あるということです、ゴマギは(ゴマの匂いがする)からその名前が付いたのですが、「ガマズミ」や「カンボク」「オオカメノキ」などと同じ仲間です。
黄色く黄葉する「イタヤカエデ」
最後に特徴的な鋸歯でそれと分かる「ケヤキ」です、このケヤキも赤くなるのと黄色くなるのがあります、ケヤキとツキケヤキの違いではないだろうと思いますがご存知の方がいましたら教えてください。