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水持先生の顧問日誌

我が部の顧問、水持先生による日誌です。

本番力

2020年12月14日 | 学年だよりなど
3学年だより「本番力」


 共通テストが終わり、二次対策を始めた東大専科クラスの生徒達を前に、「本番力を鍛える三箇条を教える」と、桜木理事長が語り始める。


~「本番力とは、試験日本番に自分の実力を100%出し切れる精神状態のことだ 
 勝負はメンタルが決め手だ
 いくら実力があっても、緊張したり動揺するようでは、結果を出せない
 どんな状況でも落ち着いている、アクシデントにも動じない、平常心で対処する者が勝つ
 では平常心をどうやって身につけるか
 それは、勝負である本番を日常化すること!
 裏を返せば、日常を本番として過ごすということだ
 つまり、当日まで、毎日を試験日と思って過ごすこと
 これから日常と試験本番を同一化する。試験日は特別な日でなくなり、毎日と同じ日になる
 おのずと平常心で試験に取り組むことができる!」
                   (三田紀房「ドラゴン桜2」モーニング2020.№52) ~


 具体的にはどうやって「日常化」していけばいいのか。
 水野先生が「本番力を鍛える3ヵ条」の1を説明する。


~「その1 本番と同じスケジュールで生活する
 人間の心理状態は時間の感覚が大きく影響します
 自分の生活リズムと違った状況に人はストレスを感じ緊張します
 ストレスと緊張は人が失敗する最大の原因です
 オリンピックに出場するマラソン選手が、
 早朝スタートに合わせて練習時間を早めるのはその失敗を防ぐため
 つまり、勝負が懸かった大一番では
 トレーニングも全く同じ時間に行う。これが鉄則!
 受験であれば、試験日と全く同じタイムスケジュールで日々を過ごす
 ポイントは「本番と同じような」ではなく、極力同じにする。これが大事!
 本番と同じ時刻に起き、本番と同じ食事を摂り、
 試験時間に勉強し、本番前夜と同じ時間に寝る
 このリズムを規則正しく刻めば、必ずベストパフォーマンスを発揮できるはずです」 ~

 
 公式戦の試合時間にあわせてトレーニングした経験を、多くの人はもっているのではないだろうか。こんどの共通テストは、例年以上にその比重が高くなるのは間違いない。
 多くの人の共通テスト会場となる東京電気大学や大東文化大学は、東武東上線の高坂駅から、さらにスクールバスに乗る。当然一度は高坂まで行ってみて、それにかかる時間まで含めて、日々の生活時間を設計していく必要がある。
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