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Alamos Malbec Bodega Catena Zapata 2015

2016-08-04 11:10:56 | アルゼンチン
Alamos Malbec Bodega Catena Zapata 2015
Alamos Malbec 2015
ボデガス・カテナ・サパータ Bodega Catena Zapata
設立年 1902年
設立者 Nicola Catena

世界に認められる最高のワインをアルゼンチンでつくる

カテナ社のワインづくりは、1902年にニコラス・カテナ氏がイタリアよりアルゼンチンに渡り、このメンドーサの地で最初の葡萄畑をつくったところから始まり、当初は国内消費者向けにワインをつくっていましたが、現在ではアルゼンチン最大級のワイナリーにまで成長。
三世代に渡る家族経営で、現社長のニコラス・カテナ・サパータ氏は、カリフォルニアワインの世界での成功、発展に刺激を受け、1975年に同社の醸造責任者となったホセ・ガランテ氏と共に自分たちのワインを世界へ輸出しようと『世界に認められる最高のワインをアルゼンチンでつくる』ことを目指し、ワイン作りに励み、2001年には最新鋭の設備を持つ高級ワイン専用ワイナリー「ボデガス・カテナ・サパータ」を設立。
そのワイナリーの建物は、カテナ氏自らのワインづくりの「革新性」「先進性」を象徴としてアメリカ大陸の文明の中で最も優れた文明を持っていたとされるマヤのピラミッドを模してつくられました。

ニコラス・カテナ・サパータ社長

『世界に認められる最高のワインをアルゼンチンでつくる』というカテナ氏の夢は、カテナ社のフラッグシップワイン「ニコラス・カテナ・サパータ」で結実しました。
その2001年の新発売時に世界の主要6都市で行われた、世界のトップワインとのブラインド・テイスティングで常に1位か2位に入選を果たしカテナ社の品質が世界的に認められました。
また、2000年に、世界最高峰シャトー・ラフィット・ロートシルトのロスチャイルド男爵とのジョイント・ベンチャーとして「カロ」ワインを手がけて成功を収め、「ロバート・パーカー・ ワインバイヤースガイド」において、アルゼンチンワイン生産者としては初めて、最高評価の『5つ星』を獲得し、世界中で高い評価を得ています。

標高差を生かした葡萄栽培と葡萄へのこだわり

カテナ社は、アンデス山脈の麓の緩やかな傾斜地の標高の違う場所に6つの自家葡萄畑を持ち、「適地的品種」のポリシーのもと、それぞれの葡萄畑の気候、土壌に最適の葡萄品種を栽培しています。
また、同じ葡萄品種を違う畑に植えることにより、糖度、酸味のバランスの違うさまざまな個性をもつ葡萄も栽培しています。
これらの葡萄でつくったワインを巧みにブレンドすることにより、複雑でデリケートな味わいのワインに仕上げています。
さらに、各葡萄畑に最も適した、品種そのものの研究にも取り組み、特にアルゼンチンを代表するマルベック種には力を注いでおり、長い年月をかけ各葡萄畑に最適なマルベック種を探し出そうとしています。
ワインづくりに一切の妥協を許さないカテナ社は、葡萄の良さを最大限に生かすため、収穫された葡萄の房から良い葡萄の粒だけを丹念に手作業で選別し、醸造することで雑味のないワインに仕上げています。

カテナ社の6つの自家葡萄園

アルゼンチンのワイン銘醸地「メンドーサ」は、アンデス山脈の麓、標高850m~1,500mという世界でも珍しい高地に位置し、アンデス山脈のミネラル分の豊富な雪どけ水による肥沃な土壌と、年間を通じての雨量の少なさと昼夜の温度差のある気候が葡萄栽培に適しています。
また「メンドーサ」におけるワイン生産量はアルゼンチン全体の約70%をも占めています。

●アンジェリカ畑(Angelica Vineyard)

標高約860m。メンドーサ州の中央部、マイプ地区ルンルンタに位置。中央部は特に栽培条件に恵まれ、高品質ワインの産地として知られています。
マイプは現在D.O.の認定に申請中。
3月の平均気温は19,6℃。
面積は79ha。

植えられている品種は、マルベック、カベルネ・ソーヴィニヨン、シャルドネ。この畑のマルベックは、フルボディでありながらソフトな口当りで、柔らかく絹のようなタンニンとプラムや赤い果実のような風味と芳香を備え、カベルネ・ソーヴィニヨン種は、ミディアムボディで、熟した甘やかなタンニンと干した赤の果実のような風味と芳香を備えたワインになります。

畑名はニコラス・カテナ氏の母親の名に由来。

●ウシュマル畑(Uxmal Vineyard)

標高約940m。メンドーサ州の中央部、ルハン・デ・クージョ地区アグレロに位置。
中央部は特に栽培条件に恵まれ、高品質ワインの産地として知られる。
ルハン・デ・クージョはD.O.に認定されている。
3月の平均気温は18.8℃。
面積105ha。

植えられている品種はカベルネ・ソーヴィニヨン、シャルドネ、マルベック、メルロ、シラー、カベルネ・フラン、プティ・ヴェルド。この畑のシャルドネは、フルボディで南国の果物のような風味と芳香を備え、マルベックは、しっかりとしたタンニンとプルーンやプラムなどの西洋スモモ系の風味と芳香を備え、カベルネ・ソーヴィニヨンはフルボディでありながらソフトな口当りで、熟した甘やかなタンニンと黒房スグリやカシスのような芳香と風味を備えたワインになります。

畑名は、古代マヤ文明を代表するウシュマル都市に由来。

●ドミンゴ畑(Domingo Vineyard)

標高約1130m。メンドーサ市の南西に位置し、ウアイケリアス地方と対面する山との谷間、アンデス山の麓の小丘にあるトゥプンガト地区ヴィジャ バスティアスに位置。
トゥプンガトは現在D.O.の認定に申請中。
3月の平均気温は18.3℃。
面積35ha。

植えられている品種はシャルドネ、ピノ・ノワール、カベルネ・ソーヴィニヨン。この畑のシャルドネは、美しい酸に支えられたミディアムボディで、強いミネラル感と白桃やアプリコットのような風味と芳香を持ったワインに、カベルネ・ソーヴィニヨンは、バランスのとれたミディアムボディの、ブラックペッパーを思わせるスパイシーな芳香を持ったワインになります。

畑名はニコラス・カテナ氏の父親の名に由来。

●アドリアーナ畑(Adrianna Vineyard)

標高約1420m。メンドーサ市の南西に位置し、ウアイケリアス地方と対面する山との谷間、アンデス山の麓の小丘にあるトゥプンガト地区グアルタジャリィに位置。
トゥプンガトは現在D.O.の認定に申請中である。
3月の平均気温は16.5℃。
面積120ha。

植えられている品種はマルベック、メルロ、シャルドネ、カベルネ・ソーヴィニヨン、ピノ・ノワール、ヴィオニエ。特にシャルドネの最適地とされる。

この畑のシャルドネは生き生きとした花の香りと、強いミネラル感、そしてバランスの取れた上質な酸に支えられたワインに、マルベックは深く濃いスミレ色に、しっかりとしたタンニン、咽返りそうなほどの鼻を突かれるような花の香りを持ったワインになります。

畑名はニコラス・カテナ氏の下の娘の名に由来。

●ヴァージニア畑(Virginia Vineyard)

標高約940m。メンドーサ市の南西に位置し、ウアイケリアス地方と対面する山との谷間、アンデス山の麓の小丘にあるトゥプンガト地区コルドン デル プラタ位置。
トゥプンガトは現在D.O.の認定に申請中。
3月の平均気温は17.2℃。
面積60ha。

植えられている品種はシャルドネ、メルロ、マルベック。

この畑の シャルドネは、美しい酸に支えられたミディアムボディの、白桃やアプリコットのような風味と芳香を持ったワインに、マルベックは、柔らかく甘やか名タンニンを持つミディアムボディで、鮮烈な果実の香りを持ったワインになります。

畑名はニコラス・カテナ氏の弟、ホルフェ・カテナ氏の孫娘の名に由来。

●ニカシア畑(Nicasia Vineyard)

標高約900m。メンドーサ市の南西に位置し、ウアイケリアス地方と対面する山との谷間、アンデス山の麓の小丘にあるサン カルロス地区ラ コンスルタに位置。
3月の平均気温は18.5℃。
面積26ha。

植えられている品種はマルベック、カベルネ・フラン、カベルネ・ソーヴィニヨン。

この畑のマルベックは、ブラックベリーなど黒の果実の風味と芳香を持ち、ブラックペッパーを思わせるスパイシーな香りと、フィニッシュがとても長いワインに、カベルネ・ソーヴィニヨンは、赤の果実のような風味と芳香を持ち、スパイシーな香りに、しっかりとしたタンニンを持ったワインになります。

畑名はニコラス・カテナ氏の母方の祖母の名に由来。

カテナ・アラモス・マルベック [2015] カテナ・サパータ
アルゼンチン/メンドーサ・赤ワイン
生産者 カテナ・サパータ
輸入元 株式会社 ファインズ
樽 あり
葡萄品種 マルベック

フレンチオークとアメリカンオークの樽で8ヵ月間熟成。
黒い果実の香りと、樽熟によるバニラのニュアンス、
果実の豊かな風味が口いっぱいに広がります。
甘く熟したタンニンがソフトでしなやかな余韻をつくり上げています。
内容量 750ml
ワイナリー和泉屋より)





(*)THE CELLAR Roppongiというショップでアンケートに答えると抽選であたるやつであたった。大体1500円位。


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