個人的ワインのブログ

個人的ワインのブログ引っ越し

Fonterutoli Siepi Mazzei 2010

2014-12-03 00:00:00 | イタリア
Fonterutoli Siepi Mazzei 2010
Siepi Toscana Mazzei 2010
もっとも古いキャンティの造り手として1398年の文献にも残っている名門フォンテルートリ。所有する畑の中でもっとも標高が低い単一畑「シエピ」は、メルローに最適な条件を備えています!サンジョヴェーゼの巨匠がそのメルローの特徴を最大限生かして彼らのサンジョヴェーゼとブレンドさせて造り上げた、究極のスーパートスカンです!

バラやスミレ、ラベンダーなどの花の香りやベリー系フルーツ、スパイス、たばこやカカオのニュアンス。また土壌のミネラルも感じる香り。上品なタンニン、程よい酸味。長期熟成させるにふさわしい偉大なワインです!!
フォンテルートリ社のアレッサンドロ氏と一緒に試飲しました!(2010年10月7日)

アレッサンドロ氏:サンジョヴェーゼとメルローで造るワインとして、最も評価されるワインです。過去15年のヴィンテージで、ガンベロロッソの最高賞トレビッキエリを13回、ワインスペクテイターでも同じく、90点以上を13回獲得しています。『ガンベロロッソ』が選んだ「イタリアを変えた50本」の中にも選ばれています。

アレッサンドロ氏:シエピはフォンテルートリの中で唯一、単一畑で造っています。所有する畑の中で最も低い場所にある畑「シエピ」は肥沃な土地のため、痩せた土地を好むサンジョヴェーゼを育てるにはちょっと難しい場所なのですが、メルローには最適。トスカーナで肥沃な土地というと、サッシカイアやオルネライアなどのボルゲリがありますが、あそこは元々赤ワイン産地ではなく、ロゼワイン産地でした。それが、カベルネを植えると非常に高品質なものができたのです。シエピの畑はメルローが最適なことがわかったので、サンジョヴェーゼとメルローという組み合わせが実現したのです。サンジョヴェーゼの酸とタンニン、メルローの果実味のふくよかさ。お互いの特徴を補完し合って、素晴らしいワインができあがったのです。

アレッサンドロ氏:シエピは、ヴィンテージの影響を受けやすいので、良い年にしか造りません。ただ、最近はずっと良い年なので、雨の多かった2002年以外はすべて生産しています。

◆ 6世紀、24代に渡りワイン造りを家業とするキャンティ・クラシコの名門
●栽培
ぶどう畑の管理からワイン醸造まで、「Mr. サンジョヴェーゼ」と時に称されるカルロ・フェッリーニがコンサルタント兼醸造家を務めています。

◆徹底した高密度、低収量
フォンテルートリでは通常のキャンティの3倍の密度でぶどうの木を植え、収量は通常の1/4~1/3しか収穫しません。

◆区画ごとのぶどう品種、苗木の選択
複雑な地形とミクロクリマを持つそれぞれの区画の特徴を最大限に生かすため、区画ごとに最適な品種、サンジョヴェーゼに限っては、最適な苗木を植えています。

●醸造
デキャンター誌で「キャンティ地区で史上、最も素晴らしいセラー」と評された、天然の地形を生かしたセラーと最新の設備と規模を誇る醸造施設。

◆グラヴィティーシステムを利用した醸造施設
◆天然の地形と湧き水を利用した地下のセラー
◆区画ごとの特徴を最大限に生かすための醸造、熟成はすべて区画ごとに行っています。76のステンレスタンクで、100を超える区画から収穫されたぶどうを別々に醸造しています。

トレビッキエリ獲得数トスカーナ州ナンバー1の実力ワイナリー
カステッロ ディ フォンテルートリ -Castello di Fonterutoli-
シエナ県カステッリーナ・イン・キャンティでマッツェイ家が1435年に創業した、非常に長い歴史のあるワイナリー。
1435年よりカステッロ・ディ・フォンテルートリはマッツェイ家が所有し、現在はその24代目です。

ワイナリーがある場所「フォンテルートリ」は、キャンティ・クラシコのシンボルである『ガッロ・ネーロ』の由来となった、フィレンツェとシエナの領地争いの際に、双方の兵士の代表が出会い、領土境界と定められたまさにその場所。代々継承する土地、テロワールへの敬意を表し、更に上質であること、エレガンスを追求し続けています!トスカーナ州、キャンティの生産地域の中心、カステッリーナ・イン・キャンティに位置しています。
つまり、キャンティ・クラシコを語る上ではずせない、重要な場所に構えるワイナリーなんです。

他のワイナリーに先駆けて、バリックの樽を熟成に取り入れたり、カベルネ種などの栽培に着手。変化に富んだ土壌と気候を持ち、区画ごとのテロワール、ミクロクリマを生かしたぶどう栽培と醸造を行っています。

ガンベロロッソではトレビッキエリ獲得数が通算で全ワイナリーの中で第5位、トスカーナ州では第1位という実力!
特に、ワイナリーを代表するキャンティ・クラシコ・カステッロ・ディ・フォンテルートリとスーパートスカンのシエピはどちらもトレビッキエリ常連のワイナリーを代表する2本。


マッツェイ
商品情報 単一畑(シエピ)の中でも最も良い区画(約6ha)から収穫されたぶどうで醸造。凝縮感と複雑さを持つワインは、ユニークでありながら本格派の風格を持っています。フォンテルートリのアイコン・ワインです。
内容量 750ml
品種 サンジョヴェーゼ50%、メルロー50%
産地 イタリア・トスカーナ
カテゴリー トスカーナIGT


サンジョヴェーゼとメルローで造るワインとして、最も評価されるワインです。過去15年のヴィンテージで、ガンベロロッソの最高賞トレビッキエリを13回、ワインスペクテイターでも同じく、90点以上を13回獲得しています。『ガンベロロッソ』が選んだ「イタリアを変えた50本」の中にも選ばれています。

アレッサンドロ氏:シエピはフォンテルートリの中で唯一、単一畑で造っています。所有する畑の中で最も低い場所にある畑「シエピ」は肥沃な土地のため、痩せた土地を好むサンジョヴェーゼを育てるにはちょっと難しい場所なのですが、メルローには最適。トスカーナで肥沃な土地というと、サッシカイアやオルネライアなどのボルゲリがありますが、あそこは元々赤ワイン産地ではなく、ロゼワイン産地でした。それが、カベルネを植えると非常に高品質なものができたのです。シエピの畑はメルローが最適なことがわかったので、サンジョヴェーゼとメルローという組み合わせが実現したのです。サンジョヴェーゼの酸とタンニン、メルローの果実味のふくよかさ。お互いの特徴を補完し合って、素晴らしいワインができあがったのです。

アレッサンドロ氏:シエピは、ヴィンテージの影響を受けやすいので、良い年にしか造りません。ただ、最近はずっと良い年なので、雨の多かった2002年以外はすべて生産しています。
(トスカニーより)






1435年より24代に渡りキャンティ・クラシコでワイン生産を行うマッツェイ家。カルロ・フェリーニがコンサルタント兼醸造家を務める。トスカーナの名門貴族がエレガンスを追求し造り出すワイン。フォンテルートリのアイコンワイン。サンジョヴェーゼ種とメルロ種で造ったスーパータスカンワイン。

FONTERUTOLI SIEPI[2010]
Vineyard Locations:イタリア/トスカーナ/トスカーナIGT
Varieties: サンジョヴェーゼ / メルロ
Bottle Size:750ml
Wassy'sより)




ワイン会にて。
抜栓日:2014年11月27日
色合いはかなり濃いルビーパープル。向こう側は見えません。さすがスーパータスカン!。香りもカシス、ブラックチェリー系の濃い香りですが、とてもいい香りです。味わいは、濃厚ですが、全体的にとても良くまとまっていて、まろやかな酸もあり、アフタもかなりの余韻を残してくれます。とても良く造られているな~、という印象。時間とともに紅茶、タバコ、なめし皮のニュアンスが出てきました。


最新の画像もっと見る

コメントを投稿