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Krug Vintage Brut 1998

2013-01-16 00:00:06 | フランス・シャンパーニュ
Krug Vintage Brut 1998
Krug Brut 1998
[1998] Krug Vintage 750ml  クリュッグ ヴィンテージ 【ギフトボックス】
Year 1998
Wine Name Krug
Rating 94
Maturity 2010-2020

Wine Advocate #192???? Dec 2010
The 1998 Brut Vintage is a gorgeous wine for near-term drinking, Warm, toasty notes lead to an expansive core of fruit that covers the palate. This isn?ft the most complex Krug Vintage, but it also won?ft take years or decades to offer its finest drinking. 2010-2020.
Wine Cellar KATSUDAより)




魅力的なヴィンテージ・シャンパーニュ「クリュッグ 1998」発表

クリュッグは最高の品質をそなえ、傑出した個性が見られた年に限り、ヴィンテージ・シャンパーニュを発表する。いずれもその年の特徴を表したものであり、「グランド・キュヴェ」に集約される伝説的なクリュッグのスタイルでつくりあげられる。

クリュッグにとって1990年代は、喜びに満ちた10年だった。すばらしい個性をそなえた4本ものヴィンテージを誕生させたのだ。各ヴィンテージに優劣はなく、あるのは個性のちがいだけだ 。「クリュッグ 1998」は、この喜びに満ちた90年代を締めくくるにふさわしい魅力あふれるヴィンテージだ。

あたたかさを感じさせるイエローゴールドの輝き、満開の花ばなの芳しいアロマ、それが「クリュッグ 1998」の第一印象だ。そのあと口のなかで溶けて、赤いベリーととろ火で煮た果実の豊かな風味が現れる。蜂蜜、アーモンド、シナモンの甘いフレーバーがかすかに混じってバランスが生みだされる。レモンの酸味をともなった余韻はすばらしく、口のなかに長く残り、人びとの記憶にも長く残ることだろう。

「クリュッグ 1998」はじつに個性的で、まぎれもなくクリュッグ独自の味わいをもっている。同時にこのヴィンテージは、シャンパーニュ地方で、まれな気候条件がみられたこの年の特徴を表している。とくに8月は猛暑と雨が交互におとずれたが、ブドウの品質を損なうまでにはいたらなかった。9月の第3週が近づくと気候も穏やかになり、収穫されたブドウから格別に優れたワインを生みだすことができた。このワインの際立った長命性はまもなく証明されることとなった。

それから10年のときを経て、「クリュッグ 1998」はじつに清らかで緻密な味わいをそなえた魅惑的なシャンパーニュとなってランスのセラーから姿を現す。クリーミーで心地よいテクスチャーやバランスのとれたこくのある味わい、長い余韻にいたるまで、調和のとれたワインの典型ともいえる逸品であり、人びとを魅了する洗練された繊細なシャンパーニュに仕上がっている。

クリュッグ6代目の当主、オリヴィエ・クリュッグは1998年当時のことを次のように語っている。 「その年のワインをアッサンブラージュするさい、私たちは「クリュッグ 1998」が1989年ヴィンテージのあたたかくまろやかな印象と1995年ヴィンテージの活力と率直さをあわせもっていると感じました。セラーで10年間熟成させて、その魅力的な印象があやまりではなかったと確信しました。「クリュッグ1998」は待ち望んでいたひとつのすばらしい出会いです」

「クリュッグ 1990」はエレガンスと力強さの調和がすばらしく、「クリュッグ 1995」はクラシックでカリスマ的な雰囲気をそなえ、「クリュッグ 1996」はエキセントリックな印象を与える。そして、4本目の90年代最後のヴィンテージである「クリュッグ 1998」の発表により、すばらしい10年はクライマックスをむかえた。
OPENERSより)




クリュッグ・ヴィンテージ [1998]750ml
ワインアドヴォケート:94ポイント
クリュッグ ヴィンテージは、素晴らしい年にしか造られない貴重なヴィンテージ・シャンパン。

クリュッグ6代目当主、オリヴィエ・クリュッグは、『1998年にその年のワインをアッサンブラージュする際、私たちは「クリュッグ 1998」が1989年ヴィンテージの暖かくまろやかな印象と1995年ヴィンテージの活力と率直さを併せ持っていると感じました。セラーで10年熟成させて、その魅惑的な印象が誤りでなかったことが確認できました。「クリュッグ1998」は待ち望んでいた一つの素晴らしい出逢いです』

クリュッグの90年代のヴィンテージ・シャンパーニュは、1990年、1995年、1996年とリリースされ、この1998年が最後となりました。

Wine Advocate # 180 Dec 2008 Antonio Galloni 94 Drink: 2012-2028 $209-$289

The 1998 Vintage is extremely primary at this stage. Today the wine remains mostly about a pure, unadulterated expression of fruit, but the Krug house style is nevertheless present. This powerful Champagne needs time in the cellar to develop its full range of aromas and flavors, but it is impressive and should age quite well. The 1998 is only the third (and last) vintage Krug declared in the 1990s. Anticipated maturity: 2012-2028.
ウメムラより)




Krug
クリュッグ

最高峰シャンパーニュ!
パーカー5ッ星★★★★★生産者!!
ゴーミヨ誌も5ッ星★★★★★評価のメゾン!!!
比類なきシャンパーニュ、世界で絶大な地位を
確立し、君臨する『KRUG(クリュッグ)』!

『クリュギスト』
クリュッグを愛する方達をこう呼びます。
それ程、クリュッグは、シャンパンの中でも別格とされるシャンパン・メゾンなのです。
私自身、始めてクリュッグを飲んだ時、期待の大きさに負けない素晴らしさを感じました。
生産量の少なさだけが特別扱いされる理由ではありません。やはり、この人々を感動させる威厳と風格があるシャンパーニュだからでしょう。

クリュッグは何故そんなに特別とされているのか?

1860年代、ジョセフとポール・クリュッグと言う、ワイン造りを仕事とする2人の親子が、数十年間共に働き、このメゾンのスタイルを、築き、発展させてきた。

★価格をある程度高く保つ事により、一切妥協の無いシャンパン造りをしている。

★全てのワインはオークの小樽で熟成する。

★第一次発酵は短期間で行い、マロラクティック発酵はしません。
逆に、第2次発酵は時間をかけゆっくり行われる。
(こうした事で、素晴らしいキレ、深み、コクのある香り等…、クリュッグを語るにはなくてはならない特別な個性が生まれる。そのバランスは、力強いだけでなく、フィネス、エレガント、パワー。あらゆる要素を感じます。)

★クリュッグとっては、スタンダード・クラスにあたる、『グラン・キュベ』ですら、35~50%は、15年、もしくはそれ以上の熟成したワイン使用し、そのワインは、6~10のヴィンテージをブレンドして使用し、複雑で奥行きのある味わいにしている。

★これほど高品質なワインなので長熟が可能。グラン・キュベですら、5~7年間、酵母と共に熟成させた後、初めて出荷されます。

クリュッグは実在するシャンパンの中で、最も高価であり、生産量の少なさの為、最も消費量の少ないシャンパンと言える。

だから、その名声は実際より、もっと伝説的に語てしまい、そうしたことでワイン取引の中心にいるものでさえ、様々な感情を持ち、やっかみ、批判の対象になりやすい。

だが、こう言った批判は、クリュッグを飲んだ事の無い人がする事だ。

その一方、クリュッグの愛飲者達は崇拝し
『クリュッグ以外のシャンパンは飲まない。』
事を、喜びとしている。

批判者達と崇拝者達。

この対照的な両者は、盲目の2人がムラサキ色と藤色の違いに付いて論議しているようなものです。
以前、私は『クリュグ自身が、クリュギストになりすぎている。』と、批判した。

クリュッグが、『グラン・キュベ』を、『ベーシックなノン・ヴィンテージシャンパン』と呼ばず、『プレステージ・キュベ』と呼んでいる点を指摘したのだ。

それに対するレミー・クリュッグの答えはこうだった。

『グラン・キュベを只のノン・ヴィンテージ・シャンパンと呼ぶなら、ロールス・ロイスは只の車と言う事であり、法王は只の牧師と呼ぶのと同じ事です。』

彼の例えは、明確だった。

ロールス・ロイスの名は、ブランドとして確立された物であり、例えベーシック・モデルでもそれは変わらない。
そして、法王は、明らかに只の牧師ではなく、牧師の最高峰であり、彼らの頂点なのだ。

こう言ったやり取りの後、ワイン・メーカーのアンリ・クリュッグが語った話。

『クリュッグは、通常、他のシャンパン・メゾンとは逆の手順を取っています。まず、グラン・キュベとなる為のブレンドが行われ、その他のキュベを、その年、生産するかどうかは、その後、決めるのです。』

と言うのだ。
通常、他のメゾンは、まず、ヴィンテージ・シャンパン、プレステージ・シャンパンとなるものを先に選ぶのに。
この事からも、確かにクリュッグは、只のノン・ヴィンテージ・シャンパンは造っていないと言える。

グラン・キュベが、只のノン・ヴィンテージ・シャンパンか否かはさて置きプレステージ・キュベである事は確かだと言える。
実際、価格もプレステージのランクに入り、プレステージ・キュベ全体の価格の水準は、グラン・キュベと、ドン・ペリニョンが基準とされている。
まして、その他のノン・ヴィンテージ・シャンパンと、グラン・キュベを比較するには、価格が約3倍程なのも合わせ、あまりにもノン・ヴィンテージシャンパンの分が悪すぎます。

もし、全てのシャンパン・メゾンがクリュッグのやり方をまねしてしまうとエリート集団の集まりとなってしまい、ワイン好きにとって、何の意味もなさない物になってしまう。
だが、各ワイン産地ごとに、クリュッグのような造り手が存在するべきであるとは思う。
(トム・スティーブンソン氏著『シャンパーニュ』クリュッグの項目より抜粋)

クリュッグの哲学 KRUG PHILPSOPHY
 クリュッグ。それは、他に比べるもののない至高なシャンパーニュ。創業以来1世紀半にわたり受け継がれてきたクリュッグ家のシャンパーニュづくりは、他とは一線を画します。
「最高のシャンパーニュのためにはあらゆる努力を惜しまない」という考え方とクリュッグ独自のシャンパーニュ製法を、忠実に守り続けています。
キュヴェのブレンドは、クリュッグの味とスタイルの記憶を代々受け継いでいる一族のみで行っています。
 一切の妥協を許さないその姿勢こそが、まさにクリュッグのシャンパーニュを語るときに欠かせないのがオークの小樽。
樽職人たちが年間を通じ、非常な手間とコストをかけて手入れをしつづけています。
クリュッグに複雑さと深み、長熟成をもたらす、この205リットルの小樽は、30年以上もの長い間使われています。原料となるすべてのワインをオークの小樽で第一次醗酵させているのは、いまではクリュッグのみ。
そこにもクリュッグの高い品質と独自の味わいへのこだわりがあります。ブドウは、最上の一番搾りのみを使用。異なる畑、異なるブドウ品種、異なるヴィンテージごとの膨大な種類のブレンド用ワインをストックしています。
これこそが彩り豊かで、深い味わいのクリュッグを生み出すもとなのです。

ワインアドヴォケイト誌94点・ワインスペクテイター誌96点
クリュッグ・ブリュット・ヴィンテージ [1998] KRUG Brut Vintage [1998] Millesime Champagne

シャンパーニュの『帝王』クリュッグ! 1843年の創業以来、
『最高のシャンパーニュのためにはあらゆる努力を惜しまない』
という考え方のもと、発酵はすべて小樽で行うなど、創業以来昔ながらの伝統的方法を守りぬいています。
『クリュギスト』クリュッグを愛してやまない方達の事をこう呼びます。
それ程、クリュッグは、シャンパンの中でも別格とされるシャンパン・メゾンの一つです。

クリュッグ6代目当主、オリヴィエ・クリュッグは 当時のことを次のように語ります。

『1998年にその年のワインをアッサンブラージュ する際、私たちは「クリュッグ 1998」が、1989年ヴィンテージの暖かくまろやかな印象と1995年ヴィンテージの活力と率直さを併せ持っていると 感じました。 セラーで10年間熟成させて、 その魅力的な印象が誤りではなかったことが 確認できました。「クリュッグ 1998」は 待ち望んでいた一つの素晴らしい出会いです。』

クリュッグの90年代のヴィンテージ ・シャンパーニュは、1990年、1995年、1996年と リリースされ、1998年が最後となりました。

【KRUG 1998】
クリュッグ ヴィンテージは一つの表現であり、秀作年の個性を表現した一度限りの作品。ブレンドにはその年につくられたワインだけを使用している。

ヴィンテージ
1998年は、極めて暑い夏の後、9月初旬には雨が多く降った。収穫期は雨が少なく、穏やかな天気に恵まれた。収穫は9月第3週に行われた。

味わい
イエローゴールドの暖かな輝きと、咲き誇る花のような芳しいアロマを特徴としており、清らかで緻密な味わいを備えている。クリーミーで心地良いテクスチャーから始まり、バランスのとれたこくのある味わい、非常に長い余韻に至るまで、調和のとれたワインの典型とも言える逸品であり、人を魅了する洗練された繊細なシャンパーニュ。赤いベリー、とろ火で煮た果実、ブリオッシュ、アーモンド、ジンジャーブレッド、柑橘系の果実が感じられる。

ブレンド
クリュッグ ヴィンテージは、その年の特徴を生かし、クリュッグ独自のスタイルに沿ってつくられている。醗酵させたばかりの若いワインのなかから、その年の特徴をよく表すものを選び、さらに、調和を生み出すために3種類のブドウをブレンド。シャルドネのエレガンス、ピノ・ノワールのこく、入念に選ばれたピノ・ムニエの果実味がワインにフィネスと複雑さを与えている。

喜びに満ちた10年
1990年代は、クリュッグにとって喜びに満ちた10年だった。すばらしい個性を備えた見事なヴィンテージ・シャンパーニュが4つも誕生した。クリュッグ1990はエレガンスと力強さの調和がすばらしく、クリュッグ 1995はクラシックでカリスマ的な雰囲気を備え、クリュッグ 1996は並外れて、強い印象を持っている。4番目の、90年代最後のヴィンテージとなったクリュッグ 1998は、クリュッグ六代目当主オリヴィエ・クリュッグが「1989年ヴィンテージのあたたかさとまろやかな印象と、1995年ヴィンテージの活力と率直さを併せ持つ」と語るように、この黄金時代の最後を飾るのにふさわしい最高の逸品。
各誌高評価!ワインアドヴォケイト誌94点・ワインスペクテイター誌96点!!

【ロバート・パーカー氏の評価】
The 1998 Vintage is extremely primary at this stage.
Today the wine remains mostly about a pure、 unadulterated expression of fruit、 but the Krug house style is nevertheless present.
This powerful Champagne needs time in the cellar to develop its full range of aromas and flavors、 but it is impressive and should age quite well.
The 1998 is only the third (and last) vintage Krug declared in the 1990s.
◆ロバート・パーカー氏:94点
◆飲み頃予想:2012~2028年(ワイン・アドヴォケイト誌180号より)

【ワイン・スペクテイター誌の評価】
Shows gorgeous lemon、 peach、 toast、 leather and spices.
The attack is rich and forceful、 backed by a racy structure that keeps this pure and drives the finish.
Perhaps not as expansive on the aftertaste to match the attack、 but long nonetheless、 with spice and mineral notes lingering.
Still needs time.Best from 2012 through 2035.

◆ワイン・スペクテイター誌:96点(ワイン・スペクテイター誌2009年12月15日号)

商品説明
国 フランス
産地 シャンパーニュ
ブドウ品種 シャルドネ、ピノ・ノワール、ピノ・ムニエ
タイプ 白・スパークリング・辛口
内容量 750ml
Donguriano Wineより)




クリュッグ ヴィンテージ 1998
クリュッグが表現する1998年という収穫年、“シャルドネへのオマージュ”

概要
すべてのクリュッグ ヴィンテージは、すべてが異なるように造られます。それぞれのヴィンテージは、独特の持ち味と、語るべき特別なストーリーによって、クリュッグならではの視点からとらえた、ある特定の収穫年を表現します。クリュッグ1998は、驚くほどの純粋さ、明確さ、エレガンス、極めて長い余韻が特徴的です。クリュッグにとって、1998年のヴィンテージでシャルドネにフォーカスすることは、この収穫年のシャルドネの卓越した個性から、明白でした。このヴィンテージは、1981年以降わずかにニ回目の、シャルドネが非常に多く使用されているヴィンテージであることから、オマージュ・オー・シャルドネ(シャルドネへのオマージュ)と呼ばれています。
(オフィシャルページより)


オフィシャルページはこちら


1998 Krug
A Champagne Blend Dry White Sparkling wine from Champagne, France

Source eRobertParker.com #1112 Nov 2012
Reviewer Antonio Galloni
Rating 95
Maturity Drink:2012-2038
Current(Release) Cost $196-$420(269)
Krug's 1998 Brut Vintage is an excellent choice for drinking today, as the classic Krug style is rich, alive and totally vivid. Honey, almonds, smoke, graphite and dried apricots are some of the many aromas and flavors found in this rich, enveloping Champagne. A wine of texture and depth, the 1998 impresses for its vinous personality and terrific balance. Lively veins of underlying acidity suggest the 1998 will drink well for many years to follow. This is one of the best bottles of the 1998 I have ever tasted. Anticipated maturity: 2012-2038
ワインショップ フィッチより)




ワインショップ フィッチより購入。15,750円。
抜栓日:2013年7月13日
ダイニング・プティ・ヴィラージュにて抜栓。フルートタイプのグラスを使用。
色は、そんなに濃くない山吹色。泡立ちは繊細で、そんなに激しいものではありませんでした。香りは、ナッティーでミネラリー。一口目は、最初酸がアタックしてきて、意表を突きます。その次にそんなに印象を残さないでするっと喉に流れていきますが、その一瞬後、蜂蜜のような味わいがグッと口の中に広がり、そして、決してオイリーではないんですが、とても実の詰まっている、と表現すべきか、濃厚と表現すべきか、複雑な緻密な液体が口の中に広がる間隔です。蜂蜜感は決してぺったりとしているものでなく、力強い酸と調和した甘さを表現しています。フォアグラのブルーベリーソースがけがとても相性良く、鴨のコンフィで、よいマリアージュを醸し出していました。ジェノベーゼベースの白身魚のカルパッチョもよい感じでした。
 
品格の漂うシャンパーニュ。そんな感じです。


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