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Echezeaux Grand Cru Leroy 1969

2010-03-27 14:41:56 | フランス・ブルゴーニュ
Echezeaux Grand Cru Leroy 1969
Echezeaux Grand Cru Leroy 1969
実家のワインセラーシリーズ、新規購入編です。


このワイン、確かあったなぁ~と思っていたんですけど、載せていませんでした。
写真あったので追加登録です。
白キャップのLeroy Echezeaux 1969です。

このワインはラベルで出してました。こちら

2012年3月17日抜栓。コルクの先にカビがついていたので拭いているうちにコルクが中に入ってしまいました。結局救済できず、ワインの中にコルクをいれてしまいました。デキャンタしてからグラスに注ぎました。残念。さすがにこの状態でデキャンタしても若干の澱が入ってしまうのは仕方ないでしょうか。グラスはリーデルのブルゴーニュタイプを使用。色は非常に透明感のあるガーネット。かなり褐色入っていますがまだまだ大丈夫な色です。エッジにはオレンジ色が見えます。中心部にはルビーの要素も若干見えます。脚はけっこう粘稠度の高いものです。香りは、最初はイソジン?と思いましたがすぐにその香りは消えて、黒糖、黒蜜の香り。腐葉土の香り。きのこ香もあります。奥のほうにベリーが見え隠れしていますが、基本、古酒ですね。娘さんは開口一番酢の匂い、といいました。その後、古い本のインクの匂い、と。なるほど勉強になります。口に入れると、まず最初に酸味を感じます。奥行きのある深い酸味だな~。タンニンは感じません。その後に蕎麦蜜、黒蜜の味わいがあり、最後の方に果実、ベリーの甘味がすっと表れました。コルクが中にはいってしまったせいか、最初若干の苦味がありましたが時間と共にその苦味も消えてくれました。時間と共に八角の香りも混ざってきますが、ちょっとグラスから離れるとやはり蜜の香りが漂ってきます。43年の年月が流れているのでしょう。しかも飲める、これはとても凄いと思います。