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個人的ワインのブログ

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Morgon Cuvee Corcelette Jean Foillard 2013

2016-03-26 00:00:00 | フランス・ブルゴーニュ
Morgon Cuvee Corcelette Jean Foillard 2013
Morgon Cuvee Corcelette Jean Foillard 2013
DOMAINE JEAN FOILLARD
ドメーヌ・ジャン・フォイヤール
★畑の総面積は11ha。そのうちの6ha はクリュ・ボジョレーの畑で、モルゴンの中でもとりわけ評価の高い区画である「コート・ド・ピィ(Cote de Py )」とその近辺に持つ。
 その他の畑もちょうどモルゴンとボジョレヴィラージュを挟む境界付近に点在し、クリュ・ボジョレー、ボジョレー共にテロワール的には非常に恵まれた環境下でブドウを栽培している。
 気候はコンチネンタルで、夏はたいへん暑く冬はたいへん寒い。
 東西南北に広がる丘陵地帯によって、冷たい風や多量の雨からブドウ畑が守られている。

 現オーナーであるジャン・フォイヤールは、以前はワインの瓶詰め会社で働いていた。
  当時、仕事で瓶詰め設備のない小さなワイナリーをまわる機会の多かった彼は、 マルセル・ラピエール、ギイ・ブルトン、イヴォン・メトラ等、現在活躍する自然派ワインの生産者と深く知り合い、次第に彼らのワインづくりに興味を抱くようになる。
  特にマルセル・ラピエールに影響を受けたという彼は、ジュール・ショーヴェの本を片手に、マルセルのカーヴに足繁く通いながら独学でワインの醸造を勉強した。
 1981年、彼の義父が老年により畑仕事を辞めたのをきっかけに、畑を譲り受け本格的にワインづくりをスタートする。

 現在、ジャン・フォイヤールは11ha の畑を4人で管理している。
  ブドウの品種は、ガメイのみで、樹齢は27~70年。畑は硫黄とボルドー液散布のみで、 100%ビオロジック。とにかくブドウの質にこだわり、収穫時の選果は粒レベルで傷んだブドウは一切入れない。
 低温でのマセラシオンで、じっくり時間をかけた仕込みから出来上がるワインはまさに上品の一言。


AC モルゴン・コースレット2013
*柔らかくしなやかな味わいは旨味の乗ったダシ系の印象。
 今の時点でしなやかさも感じられ含んでいると旨味が増します。
 相変わらずコースレットは優しさ、しなやかさをを感じます。

 品種:ガメイ100%
 樹齢:57年~67年
 畑:粘土質・砂混じりの石灰質
 収穫日は10月18日~12日。収量量35hl/ha
 醗酵:自然酵母 セメントタンクで22日間
 熟成:古樽とフードルで7ヶ月。
 マセラシオン:マセラシオンカルボニック、低温で約27日間。
 コルスレットの畑は 南向きの傾斜地にあり、コート・ド・ピィとはわずか2~3kmしか離れていないが、常に異なるミクロクリマがある。
 ノンフィルター。SO2は澱引きの際に20mg/L。
6/4/2015試飲
 優しく抵抗無く綺麗に膨らむ果実感は旨味と紅茶、ウーロン茶の様な複雑さも奥に控えております。
 包み込む様な懐深い美味しい味わいです。
moritayaより)






ドメーヌ ジャン フォワイヤール
● モルゴンの主・・・そう言っても、もう良いでしょう。それだけの存在感の有るクリュ・ボジョレーを造っています。ガメイだぁ、ピノだと、そんなものは土地に合うかどうかだけだよと・・・当たり前のことを優しく教えてくれるワインです。

ボジョレー無双の果実味にノックアウト!一度飲んだら虜になること間違いなし!
Jean FOILLARD (ジャン・フォワヤール)

生産地
マコンからリヨンへ南下する途中、右手に大小起伏のある山々の連なる光景が一面に広がる。ボジョレーの街ベルヴィルから西へ6kmほど緩やかに登りきったところに、クリュ・ボジョレーのひとつであるモルゴンの産地ヴィリエ・モルゴン村がある。その村の中心地から少し外れたところにジャン・フォイヤールのドメーヌがある。 畑の総面積は11ha。そのうちの6haはクリュ・ボジョレーの畑で、モルゴンの中でもとりわけ評価の高い区画である「コート・ド・ピィ(Cote de Py )」とその近辺に持つ。その他の畑もちょうどモルゴンとボジョレヴィラージュを挟む境界付近に点在し、クリュ・ボジョレー、ボジョレー共にテロワール的には非常に恵まれた環境下でブドウを栽培している。気候はコンチネンタルで、夏はたいへん暑く冬はたいへん寒い。東西南北に広がる丘陵地帯によって、冷たい風や多量の雨からブドウ畑が守られている。

歴史
 現オーナーであるジャン・フォイヤールは、以前はワインの瓶詰め会社で働いていた。当時、仕事で瓶詰め設備のない小さなワイナリーをまわる機会の多かった彼は、マルセル・ラピエール、ギイ・ブルトン、イヴォン・メトラ等、現在活躍する自然派ワインの生産者と深く知り合い、次第に彼らのワインづくりに興味を抱くようになる。特にマルセル・ラピエールに影響を受けたという彼は、ジュール・ショーヴェの本を片手に、マルセルのカーヴに足繁く通いながら独学でワインの醸造を勉強した。1981年、彼の義父が老年により畑仕事を辞めたのをきっかけに、畑を譲り受け本格的にワインづくりをスタートする。現在ではマルセル・ラピエールに次ぐボジョレー自然派ワインの代表格となっている。

生産者
 現在、ジャン・フォイヤールは11haの畑を4人で管理している。ブドウの品種は、ガメイのみで、樹齢は27~70年。畑は硫黄とボルドー液散布のみで、100%ビオロジック。とにかくブドウの質にこだわり、収穫時の選果は粒レベルで傷んだブドウは一切入れない。低温でのマセラシオンで、じっくり時間をかけた仕込みから出来上がるワインはまさに上品の一言。彼のつくり出す果実味豊かでエレガントなワインは、自然派ワインの愛好家以外の人たちからも評価が高く、ワインガイド「ル・クラスマン」を始めさまざまなガイドで取り上げられている。

ジャン・フォイヤールの+α情報

<もっと知りたい畑のこと>
土壌:サーブル・カリケール
総面積:11ヘクタール
品種:ガメイ、シャルドネ(買ブドウ)
樹齢:27~70年(シャルドネは20年平均)
剪定方法:ゴブレ
生産量:50hl(1ヘクタールあたり)
収穫方法:収穫者15人前後でケースを使った手摘み。畑で粒レベルの選果
ビオの認証:なし

<もっと知りたい醸造のこと>
 醸造方法:赤はマセラシオン・カルボニック、白はトラディショナル。 赤は、ブドウを畑で選果後、房のままセメントタンクへ。その前にタンク内に「ピエ・ド・キューヴ」と呼ばれるすでに先に熟したブドウを敷いて醗酵を促し、その上に収穫したブドウを入れていく。いったんキューヴの温度を7~8℃まで下げて、低温マセラシオンを施す。この間に二酸化炭素をキューヴ内に加え充満させておく。タンクを密閉のまま発酵・浸漬期間は23日間。ルモンタージュ、ピジャージュは一切なし。垂直プレス機で時間をかけてプレスをした後、フリーランとアッサンブラージュ。古樽または大樽(フードル)、もしくはセメントタンクに移し3~8ヶ月の熟成。

 白は、畑での選果後、房のまま垂直プレスで4時間かけて圧搾。プレス後、ジュースをイノックスタンクに移し、温度14℃~18℃での低温発酵で7ヶ月の醗酵熟成。澱引き後1ヶ月の清澄を経て瓶詰め。

酵母:自然酵母
発酵期間:セメントタンクで23日間
熟成方法:古樽、フードル、イノックスタンクまたはセメントタンク(モルゴンはセメントタンクで3~4ヶ月、モルゴン・コルスレットは古樽で7ヶ月、モルゴン・コート・ド・ピィは古樽50%フードル50%で8ヶ月、モルゴン・コート・ド・ピィ・ヴィエーユ・ヴィーニュは古樽で8ヶ月の熟成)
SO2添加:瓶詰め中に極微量
熟成樽:2~5年樽
フィルター:なし、白はメンブランシート

ちょっと一言、独り言
 初めてジャン・フォイヤールのワインを知ったのは2年前、ロワールのドメーヌで剪定作業を1週間だけ手伝いに行った時だった。2日目の夜に出してもらったワイン、あまりにも美味しくてそのワインの名前だけなぐり書きしたメモ帳が今でも残っている。そのメモには Py だけしか書かれていないが、それがまさにジャン・フォイヤールのMorgon Cote de Py だったのである。以後は、自然派ワインのサロンがある度に、彼のブースで顔を合わせ試飲をさせてもらい、その度に一人で感動していたが、今回のように実際に彼のドメーヌに赴いてじっくり話しをしたのは初めてだった。

 彼の印象は、見た目の仏頂面とは正反対に、性格は明るく、ワイン好きのイイおっちゃんという感じだ。「昨日の飲み過ぎたお酒がまだ残っていて頭がボーとしているんだ」と言いながら、さっそく封の切られていないモルゴンを開けて、自分にも私にもグラスなみなみに注いで朝から迎酒!私はこれからジャンのワインの試飲と午後から別のドメーヌ訪問が控えていたので、注がれた一杯をゆっくり口にしながら話しを進めていったが、彼は話しの間に軽く一本を空けてしまった!確かにジャンのワインはどれも美味しいので、普通に一本くらいは簡単に空いてしまいそうだが・・・でも、これから畑とカーヴを見に行かなければならないし、いきなりのハイペースで大丈夫なのだろうか?
 そんな心配はよそに、彼は酒の勢いで多少明るくなっただけで、畑案内とカーヴ説明はしっかりこなしてくれた。さすが大モノは違う!ちなみに彼にプライベートの趣味を聞いたところ「飲むこと!」と間髪入れずに応えてくれたので、相当ワインが好きなのだろう。

 彼は、ジュール・ショーヴェやマルセルラピエールのワイン哲学から大きな影響を受けているが、実際に醸造学校等で学んだことはないという。彼のコンセプトはワインらしいワインをつくるのではなく、ピュアなブドウをそのまま醗酵させたお酒をつくることで、低温でマセレーションすること以外は技術的にほとんど人の手をかけない。かのBettane&DesseauveのLe Classementではジャン・フォイヤールのワインを「全ての要素が素晴らしく融和されて、みごとなバランスを保ちながらも、後味に若々しいタンニンを感じる、誰にもまねできない彼独特の秘法が隠されている」と絶賛する。彼には天性の才能があるのだろうか。

 ジャンはまた、当然ながらボジョレーヌーボーも生産する。彼のヌーボーの特徴は長いマセレーション。ヌーボーは解禁日が決まっているため、実際多くのワイナリーは、解禁日に遅れないようマセレーションの期間を短くしたり、発酵温度を高めに設定し発酵をスムーズに終わらせるようなリスク回避を行なっている。一方で、彼のヌーボーはそのような流れに逆行するかのように、自然酵母、低温長期浸漬と解禁日ぎりぎりのせめぎ合いで少しでも品質の向上を図る努力をしている。

「ボジョレーヌーボーが、世界的にある種の収穫祭的な要素で盛り上がるのは大いに結構だが、本当にしっかりつくったボジョレーは、ブルゴーニュのグランクリュに匹敵するくらいのポテンシャルがある」

 と言い切る彼は、ヌーボーがたんなるお祭り的なキーワードではなく、常にクリュ・ボジョレーの試金石となる質の高いものでなくては ならないと肝に銘じている。 品質よりも商業主義に走りがちなボジョレー生産者に一石を投じる彼の素晴らしい渾身を込めたキュヴェのラインナップをぜひお試しあれ!
NOISY's wine selectsより)




(*)ez-wineより購入。3,974円。


Chevalier Montrachet Grand Cru Jean Marc Pillot 2000

2016-03-16 23:50:00 | フランス・ブルゴーニュ
Chevalier Montrachet Grand Cru Jean Marc Pillot 2000
Chevalier Montrachet Grand Cru Jean Marc Pillot 2000

ジャン・マルク・ピロに関しては、こちらこちらを御覧ください。





ワイン会にて
抜栓日:2016年3月16日
やや色づいたイエロー。輝きあり。香りは最初比較的おとなしめですが、それでも白い花系の香りもあり、花梨系の香りや、ほんのりと蜜系の香り、樽香と複雑な印象。やや酸化的なニュアンスもすこし。味わいは、けっこうどっしりとした味わいで、余韻にハチミツを感じさせる、長い余韻です。やや落ち気味との指摘もありましたが、これは、じっくりゆっくり飲むワインだと思う。


Bourgogne Passetoutgrain Francois Lamarche 2013

2016-02-28 00:00:00 | フランス・ブルゴーニュ
Bourgogne Passetoutgrain Francois Lamarche 2013
Bourgogne Passetoutgrain Francois Lamarche 2013
いろいろ調べてみましたが、日本語で引っかかってくるサイトがないんです。。。
 






竹八にて
抜栓日:2016年2月16日
濃い目のルビーで、香りはラズベリー系の、ピノ。エチケットみて飲んでいますが、よっているせいもあるかもしれませんが、ガメイのニュアンスがあんまりなくて、とても美味しくいただけました。


Montagny 1er Cru Chardonnay Domaine de la Tour 1990

2016-02-14 00:00:00 | フランス・ブルゴーニュ
Montagny 1er Cru Chardonnay Domaine de la Tour 1990
Montagny 1er Cru Chardonnay Domaine de la Tour 1990
時を頂くワインとしては価格的にもほんとにありがたい存在です
タイプ  白 辛口
地域
AOC  フランス ブルゴーニュ
 ミュルソー1er
葡萄品種  シャルドネ
alc :13%

 ドメーヌ・ド・ラ・トゥールが所有するモンタニー・プルミエ・クリュの5haの葡萄園より。

 モンタニーはまるでムルソーを想わせる質感。
 このワインはマディラ化に熟成するのではなく、マロンや蜂蜜を感じさせる熟成に向かっています。
 温度を高めにして飲むとかなりいいです。
アンフィニーさんより

 素材、発酵からの香りがアロマといい、熟成過程上に生まれる香りをブーケといいます。
 そのブーケがマディラに傾倒していないが本当に凄いです。その試飲コメントです。

(2015年10月試飲)
 ナッツ、干しイチジク、メロンと25年の熟成を経ていながら果実味を予感させる香り。
 マニキュア、モップなどネガティブな表現になるが心地よい熟成香。
 ナッツ、ハチミツ、レモンなど生きたワインの香りが味わいと共に盛り上がる。
 酸が穏やかにして、ふくよかさを思わせる。時の流れを縮尺してグラスの中でお楽しみ頂ける秀逸な白ワイン。
 時を頂くワインとしては価格的にもほんとにありがたい存在です。
Vin du 268より)





モンタニー プルミエ・クリュ ブラン 1990年 ドメーヌ・ラ・トゥール (フランス・白ワイン)

超希少25年熟成の蔵出し!傑作バックヴィンテージのモンタニー一級!あのロマネ・コンティの畑を開拓し、1584年まで所有していたクリュニー派の僧侶たちは、厳しい戒律を忘れこのワインを愛飲していたというエピソードを持つ大人気辛口白ワイン!
しかもM.ブロードベント氏が「優雅でバランスがよい」と大注目の五ツ星年!
造り手のドメーヌ・ド・ラ・トゥールのダニエル・ジョブロ氏が引退前に造ったバックヴィンテージで、「ワインは熟成させてから飲むもの」という確固たる信念を持つ彼らしいこのワインは、滋味を大切にするためフィルターを軽くかけてオリを残しています。
モンタニならではのたっぷりとしたミネラルに裏打ちされたセクシーな飲み頃ワイン!しかも豊作年の1990年!
ピュリニーやムルソーの古酒ファンに特におすすめ!
数ヶ月前のセラー蔵出しで少量入荷!

◆Montagny 1er Cru 1990 Domaine de la Tour
◆ワイン種類:白ワイン ◆テイスト:辛口
◆生産地:フランス / ブルゴーニュ / コート・シャロネーズ / AOCモンタニ1級
◆生産年:[1990]年 ◆内容量:750ml
うきうきワインのたまてばこより)






ブレリアスにて。
 
抜栓日:2016年1月19日
色合いはアンバーと言っても良い濃い色、粘性は中程度で、あまり輝きは感じませんでした。ビオっぽいニュアンス、酸化的要素を感じます。また漢方薬のようなニュアンスもありました。酸はやや弱め。ロワールの自然派のソーヴィニヨン・ブランとか思いつきましたが、なんと’90のモンタニー一級! これはわからんですわ。時間経過で蜂蜜感とかでてきました。


Pernand Vergelesse Les Combottes Rapet 2007

2016-02-12 00:00:00 | フランス・ブルゴーニュ
Pernand Vergelesse Les Combottes Rapet 2007
Pernand Vergelesse Les Combottes Rapet 2007
ペルナンベルジュレス レ・コンボット2007
メーカーURL : http://www.mottox-wine.jp/

英語表記:Pernand Vergelesses Les Combottes Blanc
生産者:ドメーヌ・ラペ・ペール・エ・フィス
産地:フランス/ブルゴーニュ
格付:A.O.C.ペルナン・ヴェルジュレス
年号:2007
品種:シャルドネ 100%
醗酵:
熟成:
評価:
飲頃温度:12℃
タイプ:辛口
オーガニック情報:
コメント:古くからペルナン・ヴェルジュレスのトップワイナリーとして名高いドメーヌ・ラペ。毎年予約で売り切れるほど、人気の生産者です。
luv wineより)






ドメーヌ・ラペ Domaine Rapet

 ドメーヌ ラペはコルトンの丘に関わりの深いドメーヌのひとつで、18ヘクタールの畑をペルナン・ヴェルジュレス、サヴィニー・レ・ボーヌ、ボーヌ、アロース・コルトン、(うち特級畑のコルトン・シャルルマーニュ、コルトン、コルトン・プージェを含む)に所有しています。伝統的な醸造法から酸のしっかりとした、コクのあるワインを作り、高く評価されています。生産量の30%にあたる白ワインは厚みがあり、熟した印象がありますが、ミネラル分によって良いバランスを保っています。赤ワインは力強く、上質なタンニンがあり、カーヴで何年か熟成されるべきワインです。2003年にポンプを使用しないグラヴィティーシステムをもつ新たな醸造施設を建設しています。

 栽培はリョット・リゾネ(減農薬農法)で、収穫は果実がつぶれることを防ぐために小さい箱で手摘みで行います。醸造におけるモットーは「テロワールを尊重し、果実味を求めること」。よって醸造は穏やかに、葡萄が自分自身を表現するままにまかせます。白ワインにはミネラル分があり、白い花の香り、石灰土壌からくる火打ち石や厚み(グラ)、バトナージュや澱の上での熟成からくるなめらかさ、等が感じられます。赤ワインは豊富な果実味、溶け込んだタンニンが力強く且つやわらかに全体をまとめています。白はステンレスタンクで発酵、赤は16℃で漬け込んでから発酵。それから樽熟成を行いますが、新樽比率は20~30%と少なめです。

 「優れたワインはワイン自身が語るから、余言を必要としない。」が同家の信条です。

DOMAINE RAPET
PERNAND VERGELESSES BLANC LES COMBOTTES
ドメーヌ・ラペ
ペルナン・ヴェルジュレス レ・コンボット 白 2012 750ml

 ドメーヌ・ラペは厚みがあり、酸もしっかりしたワインをつくることで定評があります。木樽を使わないので、ミントを思わせる特有の香りがあり力強く、長持ちのするワインです。
 西向きの泥灰質土壌の区画で、比較的平均樹齢の若い葡萄樹から造られる、若いうちから楽しめるワインです。トロピカルな果実とミントを思わせる涼しげなニュアンスがあり、クリスピーで生き生きとした、バランスに優れた1本です。抜栓直後より、多少時間を置いてからの方が本来のワインの性格を発揮します。コルトン・シャルルマーニュを彷彿させるこのワインはお値打ちというほかありません。

●生産地:フランス/ブルゴーニュ
●葡萄品種:シャルドネ
Esaki Hontenより)





ブレリアスにて
 
抜栓日:2016年1月19日
イエローで、粘性は結構感じられました。輝きあり。マイルドな樽を感じて、黄色い花のニュアンス。バランスが良い味わいです。アタックもまろやかなミドルボディーのブラン。やっぱりシャルドネ。


Macon Verze Domaines Leflaive 2013

2016-02-08 00:00:00 | フランス・ブルゴーニュ
Macon Verze Domaines Leflaive 2013
Macon Verze Domaines Leflaive 2013
最新2013年が入荷!
ドメーヌ・ルフレーヴ マコン・ヴェルゼ [2013]750ml(白)

毎ヴィンテージもリピーター続出の大ヒットアイテム。
このワインからルフレーヴをほんの少しでも知ってもらえれば…大減産の2013年が到着です!
2013年のマコンは大減産に見舞われ、入荷量も大幅減産であった2012年産と比べても、 半分程の入荷量となります。

ルフレーヴがマコンに9haの畑を手に入れたのは2004年。初年度は雹害に遭い、4分の1の生産量しか得られなかった。
マコンのワインであってやはりルフレーヴ。シャルドネからワインを造らせれば、このドメーヌに敵う相手はない。マコンにありがちなトロピカルさも抑えられ、ピンと背筋の伸びたワインに仕上がっている。もちろん栽培はビオです。

ワインジャーナリストの山本昭彦氏の「おうち飲みワイン100本勝負」に掲載されました。
ウメムラより)





マコン ヴェルゼ
Macon Verze

生産者:ルフレーヴ /LEFLAIVE
容量:(750ml)
ヴィンテージ:2013
格付 ヴィラージュ(ブルゴーニュ)
ヴィンテージ 2013
容量 (750ml)
色 白
種類 スティル ワイン
甘辛 辛口

原産国 フランス
生産地方 ブルゴーニュ地方
生産地区 マコン
生産村 マコン
原産地呼称 Macon
格付 ヴィラージュ
味わいコメント ルフレーヴがマコンに9haの畑を手に入れたのは2004年。初年度は雹害に遭い、4分の1の生産量しか得られなかった。マコンのワインであってやはりルフレーヴ。シャルドネからワインを造らせれば、このドメーヌに敵う相手はない。マコンにありがちなトロピカルさも抑えられ、ピンと背筋の伸びたワインに仕上がっている。
甘辛 辛口
醸造・栽培
瓶詰め時のフィルターの有無 ホメオパシーによる清澄、ろ過は必要な時のみ
所有面積 9ha
土壌 粘土石灰質
ぶどう品種(セパージュ) Chardonnay 100%
ぶどうの仕立て ギュイヨ・サンプル
平均樹齢 1995年と2004年に植樹
農法 ビオディナミ
ラックコーポレーションより)





(+)(*)セブン-イレブン北見中央町店より2本購入。4,580円。


Bourgogne Aligote Glapigny Poncey J Cacheux 2007

2016-02-07 00:00:00 | フランス・ブルゴーニュ
Bourgogne Aligote Glapigny Poncey J Cacheux 2007
Bourgogne Aligote Glapigny Poncey J Cacheux 2007
抜染直後から、香がでています。
香、ハーブと蜜の香でカモミールティーのような香。味は、角砂糖のように砕けるような甘さを感じる。酸味もフラットでサラリとしていて、アリゴテ特有のすっぱさは、熟成で柔らかくなってスイスイ飲めます。
料理 魚介のホイル焼き ハーブ入れて
(セブン-イレブン北見中央町店のポップより)





(+)セブン-イレブン北見中央町店より購入。1,980円。


Bourgogne Aligote Glapigny Poncey J Cacheux 2005

2016-02-06 00:00:00 | フランス・ブルゴーニュ
Bourgogne Aligote Glapigny Poncey J Cacheux 2005
Bourgogne Aligote Glapigny Poncey J Cacheux 2005
ブルゴーニュ アリゴテ グレピニー ポンセー
Bourgogne Aligote Glapigny Poncey

生産者:J.カシュー エ フィス /J.CACHEUX et Fils
容量:(750ml)ヴィンテージ:2005
格付 レジオナル(ブルゴーニュ)
ヴィンテージ 2005
容量 (750ml)
色 白
種類 スティル ワイン
甘辛 辛口

原産国 フランス
生産地方 ブルゴーニュ地方
生産地区 ブルゴーニュ・アリゴテ
生産村
原産地呼称 Bourgogne Aligote
格付 レジオナル
甘辛 辛口
醸造・栽培
ぶどう品種(セパージュ) Aligote 100%
ラック・コーポレーションより)




熟成飲み頃ピーク間違いない!
アリゴテといえば、酸味が特徴ですが、今ワインは酸味がやさしくなっています。
そして何より香です!蜂蜜とグレープフルーツとシナモンの香りがたっぷりです!
香だけでは、熟成ムルソーなんですが、アリゴテ特有の酸味もやさしくなっていますが、すっきりと切れが良いのは、アリゴテですね。
料理 ホタテのワイン蒸し ハーブ鳥
(セブン-イレブン北見中央町店のポップより)





(+)セブン-イレブン北見中央町店より購入。1,980円。


Bourgogne Blanc Domaine Philippe Chavy 2013

2016-01-20 00:00:00 | フランス・ブルゴーニュ
Bourgogne Blanc Domaine Philippe Chavy 2013
Bourgogne Blanc Domaine Philippe Chavy 2013
ブルゴーニュ・ブラン[2013]年・ドメーヌ・フィリップ・シャヴィ元詰・重厚ボトル・AOCブルゴーニュ・ブラン
Bourgogne Blanc [2013] Domaine Philippe Chavy AOC Bourgogne Blanc
ブルゴーニュ辛口白ワイン愛好家大注目!人気造り手によるウルトラ!ブル白!の[2013]年もの!
しかも造り手はル・モンラッシェやラムローズなどの3つ星レストランご用達!
ジャンシス・ロビンソン女史も大注目(このワインの2011年で高評価獲得)!
デカンタ誌も大注目!の造り手による、なんと!高級ピュリニー・モンラッシェのシャルドネを95%、ムルソーのシャルドネを5%で造られた、ウルトラ究極AOCブルゴーニュ・シャルドネ!
母方のロピトー家から伝わる(1932年植樹の)シャルドネや、父方のシャヴィ家の(1950年)シャルドネを含む高級白ワイン!
ピュリニーと高級ムルソーのブドウだけで造られる究極ブル!
ピュリニーのボリューム感とミネラル感、デリケートな酸とムルソーの樽香やナッツ香を感じさせる、ふくよかなコクのある味わいがアクセントになった究極ACブルゴーニュ・シャルドネの2013年ヴィンテージが極少量入荷!

ブルゴーニュ ブラン[2013]年 ドメーヌ フィリップ シャヴィ元詰 重厚ボトル AOCブルゴーニュ ブラン

3ツ星レストラン御用達!
ピュリニー・モンラッシェの畑95%と、ムルソーの畑5%で造られる
究極AOCブルゴーニュ!!
しかもブルゴーニュ白ワインの大人気ヴィンテージ2013年!

フィリップ・シャヴィーは生産者の両親のもとに生まれ、母はムルソーのロピト家、父はピュリニーのシャヴィー家で、ムルソー、ピュリニー・モンラッシェ、サン・トーバンの合わせて12ヘクタールの畑を所有しています。10年前、4ヘクタールの小さな畑でピュリニーとムルソーを生産していましたが、2002年より、父の8ヘクタールのぶどう畑のおかげで伝統的なブルゴーニュのワインをぶどう栽培から瓶詰めまで行うことができるようになりました。

畑では、植物、土の能力をさらに引き出す努力を行っているので、仕事を遂行する上で自然、そして月のサイクルを尊重しています。病気からの保護を極力減らすと共に、収量を抑える努力をしています。セラーでは温度管理可能なステンレスタンク(醸造の初期段階に使用)などの現代のワイン生産技術とオーク樽による熟成という伝統的な技術を使っています。

熟成の間は、ワインに手を加えず単に澱を攪拌するだけです。11ヵ月後、樽の澱引きを行い、ほかの樽とのブレンドを行います。瓶詰め直前には軽い濾過処理が施される。スタイリッシュな味わいで高い品質を造り出しています。こうしてできたワインは、アメリカ、イギリス、ドイツで売れ行きが良く、フランス国内においても需要がありル・モンラシェ、ラムロワーズ(3星)などの素晴らしいレストランで愛飲されています。

ブルゴーニュ・ブラン2013年
ドメーヌ・フィリップ・シャヴィ

2.09ha。95%がピュリニー、残り5%はムルソーのブドウを使用。

クリーンでピュアな青林檎の香りにコショウが加わります。キリッと快活で、良く濃縮しており、長いフィニッシュに続きます。味わい深いワインです。

【Description of the appellation】
90% provenance from Puligny; the rest Meursault.

【Tasting notes】
Colour: gold, silver tints. Bouquet:
Stylish fruit with a beautifully integrated streak of oak;
Palate: broad and flavoursome with firm, lingering aftertaste.
うきうきワインの玉手箱より)




95%ピュリニーのブドウ☆その他はムルソーのものを使用♪!!
今回のみ入荷!3っ星レストラン御用達ブルゴーニュ・ブラン!

自然派ピュリニーの生産者として非常に定評のあるフィリップ・シャヴィー
!!今回はピュリニー・モンラッシェが95%使われた贅沢なブルゴーニュ
・ブランが入荷です!!

Domaine Philippe Chavy

フィリップ・シャヴィーは生産者の両親のもとに生まれました。母はムルソーの
ロピト家、父はピュリニーのシャヴィー家です。10年前は、4ヘクタールの小さ
な畑でピュリニーとムルソーを生産していましたが、2002年より、父の8ヘクタ
ールのブドウ畑も管理するようになり、おかげで伝統的なブルゴーニュのワイ
ンをブドウ栽培から瓶詰めまで一貫して行うことができるようになりました。

現在では、ムルソー、ピュリニー・モンラッシェ、サン・トーバンに合わせて12ヘ
クタールの畑を所有しています。すでに高いポテンシャルを持つ畑ですが、植
物や土の能力をさらに引き出すべく、自然、そして月のサイクルを重視してい
ます。病気の予防に過保護ならず、また、収量もできるだけ抑えるよう努めて
います。

アリゴテ以外すべてのワインは樽で発酵をしており、10-12ヵ月後に瓶詰め
をして、新鮮さと果実を最大限にワインに表現するよう努めています。
シャヴィーのワインは、アメリカ、イギリス、ドイツで非常に人気が高く、フラ
ンス国内においても常に需要があり、ル・モンラシェ、ラムロワーズ(3ッ星)
などの素晴らしいレストランで愛飲されています。

          <Bourgogne Blanc 2011>

若いブルゴーニュ・ブランとは思えない程のしっかりした色付きです。香りはまだ閉
じ気味ですがレモンの香りの他、2010年でも感じた 南国を思わせるフレッシュな
パイナップルや火打ち石の香りも含まれます。時間が経つと蜂蜜とグレープフルー
ツの香りも広がってきます。

味わいはピュリニーらしい酸が心地よく伝わってきます。ボリュームは中庸に感じま
すが到着したてなので これから更に香り同様広がってくるのではないでしょうか。
色の印象からすると もう少し欲が出てしまいそうですですが十分なものです。味わ
いの方向性にブレは無く、オークの風味も変わらずリッチな作りになっております。
ワイン屋大元より)




(+)ウメムラより2本購入。3,218円。
インポータ:ミレジム
抜栓日:2016年1月1日
 
グラスはシャルドネ用のものを使用しました。抜栓直後、クリームっぽいニュアンスの樽香を感じました。ただ、けっこう閉じ気味で、さほど果実香がしてきません。塩っぽいニュアンスのミネラル香があって、ほんのりとした樽香、という印象でした。時間がたってくると白い花、リンゴ香。味わいは結構硬質でしたが、酸が弱めで、飲み口が爽やかな印象。徐々に温度が上がってくると、ほんのりと蜂蜜感、ねっとり感が感じられました。中間層の味わいがそんなに強くなく、余韻は中等度。時間が立ってくると酸がだんだん前面に現れてきました。あと3年位したらもっと飲み頃に入ってくるのかもしれません。


Nuits ”1” Priure Roch 2008

2016-01-18 00:00:00 | フランス・ブルゴーニュ
Nuits 1 Priure Roch 2008
Nuits 1 Priure Roch 2008
ドメーヌ・ロマネ・コンティの共同経営者プリューレ・ロック!!
それも「ビオロジック製法」を重んじて造られています。
プリューレ・ロックは「ビオロジック製法」を重んじ、ぶどうから造られたワイン をより自然な形で瓶詰めしています。酸化防止剤を使わずに少量のガスを瓶内に 残しコルキングする過程は、ボジョレーのマルサル・ラピエールと同様です。
それもそのはず、醸造責任者のフィリップ・パカレ氏はラピエールの甥にあたり、 彼からたくさんの醸造学を学んだのだそうです。
また土にこだわり、酵母の力を最大限に生かす彼の醸造方法は、彼のワインに 複雑で甘美な香りをもたらしています。
土から来る独特のワインの香りは、ドメーヌ・プリューレ・ロック独自の個性<テロワール>を表現しているといえるでしょう。

現在、10の銘柄、5つのAOCワインを生産しているプリューレ・ロック。
2000年のニュイ・サン・ジョルジュ 1erクリュは既に熟成した香気を放ち、さらに、樹齢80年のぶどうから造られるシャンベルタン・クロ・ド・ベーズは、 このドメーヌを脳裏に刻み込ませる絶大なインパクトを備えています。
また、彼の造るワインの中で本当の良さが分かるのは、モノポールである ニュイ・サン・ジョルジュ・クロ・デ・コルヴェだと言われています。
樹齢55年。約5haの畑を彼の思うがままにしているワインだと聞けば、自然に興味が湧いてきますね。

ドメーヌ・プリューレ・ロック ニュイ”1”[2008]

ドメーヌ・プリューレ・ロックの中で一番お値打ちに味わえる
ドメーヌ・プリューレ・ロック ニュイ”1”[2008]

ドメーヌ・プリューレ・ロック ニュイ”1”
Domaine Prieure Roch NUITS "1"
産地 フランス/ブルゴーニュ
容量 750ml
タイプ 赤/ミディアムボディ~フルボディ
品種 ピノ・ノワール100%
ドメーヌ プリューレ・ロックでは、単独所有する1級畑<クロ・デ・コルヴェ>から収穫されるぶどうを、樹齢やぶどうの質に応じて4つのワインに分けてリリースしています。これはその4番目。
<クロ・デ・コルヴェ>の若樹からの、いわばドメーヌのエントリーワイン。他の上位キュベに共通する豊かな果実味と独特のスパイシーなニュアンス、包み込むようなやさしさがあり、3-4年の比較的若い時期から楽しめます。
ただワインが好きなだけより)





抜栓日:2015年12月19日
比較的濃い目のルビー。ブラックベリー、ラズベリー、チェリー系の香りと、きのこ、土の香り。力強い。タンニンがフレッシュでパワフル。酸もしっかりめ。ややリキュール感あり。ロックとわかりません。でも美味いです。


Vosne Romanee Gros Frere 2006

2016-01-03 00:00:00 | フランス・ブルゴーニュ
Vosne Romanee Gros Frere 2006
Vosne Romanee Gros Frere 2006
グロ・フレール・エ・スール・ヴォーヌ・ロマネ・1級2006
Dm.Gros F&S Vosne Romanee 1er Cru 2006
フランス>ブルゴーニュ / ヴォーヌ・ロマネ / 【赤】 / 【ピノ・ノワール】

あえて特級にしない、グロのダンディズム! 1級ラベルのエシェゾー
それが、グロ・フレール・エ・スールのヴォーヌ・ロマネ1級。

特級エシェゾーの樹齢にこだわるオーナーのベルナール・グロさんは、一般的な造り手であれば「エシェゾー・ヴィエイユ・ヴィーニュ(古木)」としても販売してもおかしくない樹齢25年~30年のぶどうを惜しげもなく格下げしてしまうんです。
これがベルナールさんのダンディズム。おかげで特級エシェゾーの味わいを8,000円台で心行くまで堪能できるんですね。

グロのダンディズムが溢れる、ヴォーヌ・ロマネ1級。こんなにお買得なワインは探そうと思ってもそう簡単に見つかるものではありません。あと数年でぶどうの樹齢が30年を超えてこのワインは造られなくなってしまいますから、このチャンスをどうぞお見逃しなく!

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中身は100%特級エシェゾーなのに、あえてヴォーヌ・ロマネ1級としてリリースされる、超お買得なワインを入荷しました!
特級エシェゾーといえばブルゴーニュを代表する特級ワインですから、価格も高騰中。一般的な造り手のものでも2万円前後、DRC(ドメーヌ・ド・ラ・ロマネ・コンティ)のものともなれば10万円以上のお値段です。
ところが本日ご紹介するワインは、ラベルが「ヴォーヌ・ロマネ1級」というだけで《8,980円》で手に入るんです。
特級エシェゾーとして販売すれば2倍以上の価格で販売できるのに、あえて1級に格下げしてしまうのが造り手のダンディズム。
こんなに贅沢なワインを造っているのは、フランスで最も権威あるワイン評価本「レ・メイユール・ヴァン・ド・フランス」で、あのルーミエやデュジャックと並んで2つ星を贈られる名門ドメーヌ、グロ・フレール・エ・スールです。
オーナーのベルナールさんが考えるダンディズムとは、徹底して「樹齢」にこだわることでした。
そのため、特級エシェゾーにするのは樹齢30年以上の古木だけ。エシェゾーの畑で造ったぶどうでも、樹齢30年に満たないものは使いません。そこで特級に使うことができない樹齢25年~30年のぶどうをヴォーヌ・ロマネ1級としてリリースしているというわけです。
若い、と言っても樹齢は25年~30年。一般的な造り手であれば「特級エシェゾー」として販売するのはもちろん、「ヴィエイユ・ヴィーニュ(古木)」とラベルに書いてあっても不思議ではないほど充分な古木ですよね。
それなのに、惜しげもなく格下げして半額以下のお値段で販売しているんです。
ベルナールさんのダンディズムが詰まったヴォーヌ・ロマネ1級は、特級以上の力強さや複雑さを持った素晴らしいワインに仕上がっています。
口に含んだ瞬間、濃厚なフルーツの風味が次々に弾け一気に広がって行くパワフルさに圧倒されます。さらに、地中深くまで伸びたぶどうの根が土壌のミネラルをたっぷりと吸い上げてくれたおかげで、濃密なだけではなくて驚くほどエレガント!

タンニンは果実味に見事に溶け込んでいて、まるでシルクのようにスルリと喉を通ります。飲み込んだ後に芳醇な果実味と上品な樽の風味が絶妙なバランスで絡まり合い、あっという間に全身が包みこまれ、思わずウットリ……。

さらに、たっぷりとしたミネラル感とスパイスのアクセントが、味わい全体をキュッと引き締めていて、濃厚な上にエレガントな余韻を心行くまで堪能することができるんです。

とても力強いのに、こんなにも完璧なバランスを保っているなんて、特級エシェゾーで造られているだけありますね。グラスに口をつけるたびにこのワインの魅力に引きこまれ、気づくとグラスが空っぽ! 一口でグロ・フレールのダンディズムを実感できますよ(笑)。

100%特級エシェゾーで造られているのに、8,000円台で手に入るヴォーヌ・ロマネ1級。あと数年も経てば樹齢が30年を超えて全て特級になりますから、こんなにお買得なワインはもう手に入らなくなってしまいます。
eX-WINEより)






竹八にてグラスで

抜栓日:2015年12月9日
開けたのは4日くらい前ということでした。色合いは濃い目のガーネットルビー。しっかりとした色づき。香りは樽のニュアンスが最初に主張して、ブラックベリーやアメリカンチェリーっぽい果実香があります。やや酸化したニュアンス、その後にモカやココア、ロースト香が出現。味わいもしっかりとした濃い目の味わい。最初ジュヴレかと思いましたが、ニューワールドも捨てきれず。なるほどグロ・フレールですか。どこでVRを判断すればいいんだろう?謎が深まります。


Bourgogne Hautes Cotes de Nuits Gros Frere 2013

2016-01-02 00:00:00 | フランス・ブルゴーニュ
Bourgogne Hautes Cotes de Nuits Gros Frere 2013
Bourgogne Hautes Cotes de Nuits Gros Frere 2013
オート・コート・ド・ニュイ ブルゴーニュ 2013 グロ・フレール・エ・スール フランス ブルゴーニュ 赤ワイン 750ml

美味しいブルゴーニュ
ヴォーヌ・ロマネ村に1800年頃から続く名門「グロ一族」のドメーヌ元詰ワイン。
ワインのスタイルは比較的早くから楽しめるつくりで、芳醇な果実味、しなやかな口当たりが魅力的。
オーク樽熟成 12ヶ月(新樽比率10%)
Bourgogone Hautes Cotes De Nuits

オート・コート・ド・ニュイ
葡萄品種 : ピノ・ノワール
飲み頃の温度 : 14℃~18℃
タイプ : ミディアム
仲沢酒店より)







竹八にてグラスで
 
抜栓日:2015年12月9日
十勝、グランポレールとの比較対象で出していただいたもの。しっかりと色づいたルビー。香りは、やっぱり赤い実で華やかさがあります。柔らかめですが樽香もしっかりとしています。エレガントさという面で、一歩も二歩も先を行く感じ。この辺はやっぱりブドウのできや、クローンの差、雨量の違いなどの影響によるところが大きいんですかね。いやいや、まったく勉強になりました。


Bourgogne La Croix Blanche Domaine Cecile Tremblay 2009

2016-01-01 00:00:00 | フランス・ブルゴーニュ
Bourgogne La Croix Blanche Domaine Cecile Tremblay 2009
Bourgogne La Croix Blanche Domaine Cecile Tremblay 2009
ドメーヌ・セシル・トランブレイ ブルゴーニュ・ルージュ・ラ・クロワ・ブランシュ [2009]750ml
ヴォーヌ・ロマネ村とシャンボール・ミュジニー村のACブルゴーニュ区画から造られるクオリティの高いワイン。0.8ha。
ウメムラより)





ブルゴーニュ・ルージュ・ラ・クロワ・ブランシュ
[2009]セシル・トランブレ(赤ワイン)[S]

『只者でない』
初めてご紹介してから、5年ほど経つでしょうか。
『リアルワインガイド誌33号』の写真を見て、あの頃よりもグッと、造り手としての風格が増してきた彼女。
この数年間で、ひと回りもふた回りも成長した事を、実感させてくれます。
そう、その人こそ、セシル・トランブレです!
『アンリ・ジャイエの親戚』にあたる彼女。以前はそんな話題性が先行した時期もありました。
が、今は、セシル・トランブレとして、その存在感を、年々増しています!

■『リアルワインガイド誌33号』より抜粋■
ここの09年はともかく端正で上品、そして高級感がある。どのACのワインを飲もうがタンニンは優しく、品があり、味がきれいに乗っている。
実はセシル・トランブレイの09年は前評判が高いという事を耳にしていたのでワクワクして試飲に臨んだのだ。4つのキュヴェがSO2を入れたばかりで彼女は少し心配していたが、なんの、全てのワインがセシルらしい格調を称えていた。
セシルいわく『09年はいい年だったので実がたわわに実り、それをコントロールする事が大切だった。またアルコール度数とかも高かったが、実は成熟したブドウの見極めが大変だった。
よって収穫時期も長く取り、慎重に行った。加えてタンニンもとても質が高い。』
現在彼女は進化の真っ最中なので、除梗のやり方なども様々なことにトライしている。そして彼女は最後にこう付け加えた。『09年もいいけど08年もかなり良いと判断している。08年の10年後を見ていて!』と。
僕もそう思う。

この存在感、アンヌ・グロに通じるところがあるような気がしませんか?
今でこの風格となると、将来はもしかして、あのマダムのようになる、何てことも!?
いずれにしても、近年の彼女のワインが、輝きを更に増している事は、明らか。
ブルゴーニュ好きにとっては、こういう成長を見届けられるのは、この上ない喜びですね♪
が、元々入荷数が少ないのに、今後、ますます入手難になりそうな事だけが、悩みです…(涙)

■輸入元様資料より抜粋■
ヴォーヌ・ロマネ村のACブルゴーニュ造られるクオリティの高いブルゴーニュ・ルージュ。

■『リアルワインガイド誌33号』より抜粋■
08年はV.R.の区画のみだったが、この09年はV.R.とシャンボル村の区画から。初リリースの区画から。
初リリースの08年もそうだったがとてもACブルとは思えない中身の充実したいい香り。
そして口に含むとやはりこのワインが只者でないことがすぐに分る。
タカムラより)






竹八にてグラスで
 
抜栓日:2015年12月9日
あやしい、と出してきていただきました。ブショネ。色合いはそこそこ濃い目のルビーです。最初奥の方に果実香も若干感じましたが、時間とともに湿ったコンクリート系の、カビ臭い臭いとなりました。コルクもかがせてもらいましたが、液面側が、これがコルク臭だ、と勉強になるレベル。自分、ブショネ結構わからないんですが、わからない自分でもわかりました。まじに勉強になります。物の本に書いてあるとおり、時間とともに悪化していくさまがわかりました。ありがとうございます。


Morey Saint Denis Coeur dArgile Frederic Magnien 2010

2015-12-31 00:00:00 | フランス・ブルゴーニュ
Morey Saint Denis Coeur dArgile Frederic Magnien 2010
Morey Saint Denis Coeur dArgile Frederic Magnien 2010
FREDERIC MAGNIEN(MICHEL MAGNIEN)フレデリック・マニャン(ミシェル・マニャン)

モレ・サン・ドニを拠点とし、5代にわたってワイン造りを行う名門、マニャン家。元々収穫したブドウを協同組合に卸し、栽培だけを行う農家でしたが、4代目のミシェル・マニャン氏(写真:左)が1967年に独立、シャンボール・ミュジニーの一級畑を購入したのを機に、妻のドミニクと共にブドウの栽培からワインメイキングまでを一貫して行うドメーヌとしてワイン造りをはじめました。そして、1991年までの間に10以上のアペラシオンを手掛けるまでに成長、現在では19ヘクタールを所有しています。 マニャン家は現在、ミシェル氏の息子であるフレデリック氏が運営を任され、5代目当主として、グラン・クリュ、プルミエ・クリュを含む高品質なワインを造り出しています。フレデリック氏は、17歳から畑やカーヴで父の手伝いをしながら、ボーヌにある醸造学校でワインを学び、その後「シャサーニュの手本」とも呼ばれる、ドメーヌ・ジャン・ノエル・ガニャールでブルゴーニュワイン造りの基本を、更にブルゴーニュだけではなくカリフォルニアのカレラ、オーストラリアのバンノックバーンなどでピノ・ノワールの醸造方法を学びました。

そして、1995年には自分の理想のワインを造るため、 父が造り上げたドメーヌスタイルではなく、敢えてネゴシアンという立場を取って 「フレデリック・マニャン」名義でワイン造りを始めました。 フレデリック氏が父とは違う自分自身のワインを、しかもネゴシアンスタイルでワインを造ろうと決心した大きな理由は、ブルゴーニュという独特な土地において、生産者の趣向や時のトレンドを追うのではなく、異なるテロワールの個性が自然な形で引き出されているワインを造りたかったから。 彼はワイン造りを始めるとすぐに「若き新星」「新しいスタイルを確立した異端児」などと称されるようになり、年々その評価を上げ続けています。フランスのワイン評論家、ミシェル・ベタンヌとティエリー・ドゥソーヴのワインガイドでは、2012年度版においてネゴシアンとしては最高評価のBDマーク4つを獲得しました。

※ネゴシアンスタイルで造られる「フレデリック・マニャン」に対し、 現在も所有する自社畑で造られるワインは、父である「ミシェル・マニャン」の名義でリリースされています。


最高のワインを造るために、フレデリック氏は毎年3月、房も葉もつけていないブドウ畑に朝日が昇る前から自転車で出かけ、朝日が一番早く当たる区画を厳選、決めた畑は所有者に直接交渉を持ちかけてワインを購入するそうです。テロワールにおいては、"クール・ド・ロッシュ(岩盤)""クール・ダルジール(粘土)""クール・ド・フェール(鉄)"という土壌のタイプを表記したキュヴェを造っている事からもわかるように、「岩」「粘土」「鉄」などの土壌の構成要素にこだわり、それらがワインの味わいにどのように影響を与えるかを重要視して決めていくそう。そして、区画が決まれば、最良のブドウの生える樹を探し、とりわけ樹齢40年以上のヴィエーニュ・ヴィーニュを中心に厳選、よりテロワールの特徴を表現できる根のしっかりと張った樹を選び出しています。

独自のこだわりを持って選んだブドウの栽培は、基本的に有機農法と太陰有機法(Bio-Lunaire)に則って行われます。太陰有機法とは、月の満ち欠けに合わせワイン造りにおける各行程を進めていくこと。 地球のエネルギーをワインに最大限取り入れることができるという考えに基づいて行われる栽培法です。無農薬、有機栽培はもちろん、月の運動によりブドウ畑の作業を規定し、通常のビオロジックにビオディナミの考え方(天体運行によるビオディナミ・カレンダー)を導入し、ビオロジーとビオディナミの中間に位置するワイン造りを実施しています。2008年から以降は完全に有機農法となり、2012年ヴィンテージからは、エコセールの資格も取得しました。

フレデリック氏は、このような独自のワイン栽培を、自身で設立したブドウ耕作会社、自身を含めた自前のスタッフで行うようにし、剪定から収穫まで全て指示をして行っています。それこそが、「限りなくドメーヌに近いネゴシアン」と言われる所以であり、他にはない独自のスタイルでのワイン造りを確立しています。


フレデリック氏のワイン造りで、テロワールと醸造方法の他もう一つ忘れてならないのが、強いこだわりを以て採用しているバリック樽。世界でも最高級のバリック樽を造ると言われるフランソワ・フレール社を、「自分が使うことでますます価値が上がる」と説き伏せて使い始めたそうです。フレール社のバリックを使うことができるのは極わずかな選ばれた生産者のみであり、中でもフレール社製の樽を100%使用しているのは、あのドメーヌ・ド・ラ・ロマネ・コンティ、コント・ラフォン、ルロワ、そしてフレデリック・マニャンのみ。フレデリック氏は、色々なバリックを試した結果、通常2年のところ3年間乾燥熟成させた、あのドメーヌ・ド・ラ・ロマネ・コンティと同じ仕様のバリックを採用しました。しかし、フレデリック氏はこのことついて「樽はワイン造りの一工程に過ぎない」 語っており、あくまで自分の目指すワイン造りのためのこだわりの一つという姿勢を貫いています。
エノテカ・オンラインより)





モレ・サン・ドニ
“クール・ダルジール”2012年

栽培地域
いずれも国道74号線沿い、ジュヴレ村寄りのLes Herbuottes、Les Chenevery、Clos Solonの一部ビオロジックの10区画からなる1.90ha。フレデリックの畑選びでは珍しく地続きとなっており、ジュヴレとシャンボールに挟まれたこのアペラシオンは意外と多様性をもつ中で、あえて区画を集中させた。“粘土”を意味するArgileの名の通り、粘土質を多く含む土壌からは凝縮した力強さを構成する葡萄を産む。標高250m。平均樹齢は35年。収量は45hl/haに制限。


栽培地域
除梗後5日間の低温マセラシオン。自然酵母で発酵。マロラクティック発酵後、13ヶ月の樽熟成には新樽30%を使う。オリ引き、軽くフィルタリングされボトリング。6,000本生産。


フレデリック・マニャン コメント
生まれ育った土地モレ・サン・ドニにはそれなりの思い入れがあり、それだけに畑選びにはもっともこだわった銘柄の一つ。

モレ・サン・ドニは実は多様性をもつアペラシオンで、ジュヴレ・シャンベルタン側とシャンボール・ミュジニー側ではキャラクターが異なる。好みにもよるが、ボリューム感があり強さを備えた繊細さと、丸いタンニンがこのアペラシオンを表現する上で最も重要な要素だと感じている。ジュヴレ寄りの地続きの畑を選んだのはそんなワインを造りたかったから。

イメージしたのはクロ・ド・ラ・ロシュのように強く、引き締まった骨格の中に緻密かつ繊細で濃厚な果実味、ミネラルを閉じ込めた複雑さ。このコントラストが本来のモレ・サン・ドニの個性であり、面白さである。モレのエレガントさを支える底力が備わってこそ完成されたワインとなる。
うきうきワインの玉手箱より)





竹八にてグラスで
 
抜栓日:2015年12月9日
色合いはそこそこ濃いルビーで輝きあります。香りは赤い花、ベリー系、樽香がマイルドですがしっかりと主張しています。エレガントな香り。綺麗に作られています。味わいはタンニンも思いの外しっかりで、飲み口がどっしり系の味わい。果実味豊富です。香りだけではよく分かりませんが、味わいだとあ~、モレね?って印象です。旨かった。


Bourgogne Grand Ordinaire Blanc Domaine Prieure Roch 2008

2015-12-30 00:00:00 | フランス・ブルゴーニュ
Bourgogne Grand Ordinaire Blanc Domaine Prieure Roch 2008

ブルゴーニュ・グラン・オルディネール・ブラン[2008]年・ドメーヌ・プリューレ・ロック元詰(ドメーヌ・ド・ラ・ロマネコンティの共同経営者)自然派
Bourgogne Grand Ordinaire (Blanc)[2008] Domaine Prieure Roch
入手困難!ブルゴーニュ辛口白ワインファン注目!あのDRC(ドメーヌ・ド・ラ・ロマネ・コンティ)のオーナー(共同経営者)が造る珍しい白ワイン!!シトー派時代の有機農法を復活して経営する自然派究極ドメーヌ!!プリューレ・ロックによるブルゴーニュ・グラン・トルディネール!普段飲みのワインと言われるグラン オーディネールでさえ、プリューレ・ロックの手によるとこのレベル!!珍しいグラン・オーディネールAOCの白!!プリューレ ロック ファン!はぜひ押さえてください!
ブルゴーニュ グラン オルディネール ブラン[2008]年 ドメーヌ プリューレ ロック元詰(ドメーヌ ド ラ ロマネコンティの共同経営者)自然派


あのDRCのオーナー(共同経営者)!
700年以上前にシトー派の修道士が
行っていた栽培・醸造方法を復活させた
自然派ワインの代表格の1人!
プリューレ・ロックによる
珍しいグラン・オーディネールAOCの白!


【ドメーヌの歴史】

1989年に設立されたNSGに本拠を構える比較的新しいドメーヌでありながら一気にプレミアが付くほどになったドメーヌです。当主のアンリ・フレデリック・ロック氏はあのマダム・ルロワの甥っ子、アンリ・ルロワ氏の孫にあたり、1992年からDRCの共同経営者にもなっています。

ロック氏は古文書を研究し700年以上前にシトー派の修道士が行っていたブドウ栽培・醸造方法を復活させ、今ではビオ系ワインの代表格の1人となっています。ロック氏曰く、これは「微生物を活性化させることにより肥沃な土壌を維持し、宇宙の摂理との調和を目指した栽培方法だ」と言っています。

また、ラベルに描かれている独特のロゴはエジプトのある古文書に由来しています。左側にある緑色の包丁を立てたような模様はブドウの木、下に描かれている3つの赤い丸はブドウの実、右上の黄色い楕円は神、その下の黄色い楕円は人を表しているといいます。自然(神)と人間の両方の力によってワインを作り出すというロック氏の考えがうかがえます。


【ぶどう畑】

「ワインの品質の8割はブドウで決まる!」という考えのもと、最高のブドウを作るべく肥料にも有機肥料をわずかに使い除草剤、化学肥料なども一切使用しないという有機無農薬栽培を実践し、収穫は全て手摘みによって行われ厳しい選果を経て醸造へと回されます。


【ワイン作りへのこだわり】

醸造に関してもまさに自然で伝統的手法を頑なに貫いています。収穫したブドウは選果をした後に房をそのまま丸ごと発酵槽に入れます。そして発酵は木樽を使い全て自然酵母のみを用いて行っています。また、醸しは今なお人の足でブドウを潰して行うという古くからのワイン作りにこだわり、澱引きもせずノン・フィルターで瓶詰めをします。

さらに驚くべきことにこの間、酸化防止剤のSO2も一切添加しないというまさに伝統的な手法を厳格なまでに貫いています(SO2は醸造の過程で自然と発生して来ることもあるのでワインの中身に全く入っている可能性が無いというわけではありません。あくまでもここでは添加はしていないということです)。

また、熟成に使用する樽の材木は、ロック氏が共同経営者にもなっているドメーヌ ド ラ ロマネ・コンティが50年以上も前に伐採前の木を買い付けてあったものを共同で使用している物も多くあるそうです。




ブルゴーニュ・グラン・オルディネール・ブラン2008年

あのDRC(ドメーヌ・ド・ラ・ロマネ・コンティ)のオーナー(共同経営者)が造る珍しい白ワイン!シトー派時代の有機農法を復活して経営する自然派究極ドメーヌ!!プリューレ・ロックによるブルゴーニュ・グラン・トルディネール!

普段飲みのワインと言われるグラン オーディネールでさえ、プリューレ・ロックの手によるとこのレベル!!珍しいグラン・オーディネールAOCの白!!プリューレ ロック ファン!はぜひ押さえてください!
うきうきワインの玉手箱より)





竹八にてグラスで
 
抜栓日:2015年12月9日
色合いはちょっとにごり目なのかな?という感じのイエロー。酸化のニュアンスと、蜜っぽい甘めの香り。穏やかな酸で、味わいも酸化の要素を感じました。けっこう飲み口はサラッとしていて、シュナン・ブラン?とか思いました。奥が深い。沁みるワインかと思います。