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ノキア没落の一途、サムスンが市場を征服 世界トップは時間の問題

2011-10-08 14:44:28 | Weblog
スマートフォンでアップルを抜き去ったサムスン電子が、携帯電話端末市場全体でフィンランド
のノキアを抑え、世界首位に浮上できるかは、携帯電話業界の一大関心事だ。ノキアは1999年
に米モトローラを抜いて以降、12年連続で世界の携帯電話端末市場でトップに君臨してきた。

携帯電話端末は、小型のパソコン機能を備えたスマートフォンと、電話や携帯メールなどの機能
だけを備えた従来型携帯電話(フィーチャーフォン)に分類される。スマートフォンが急速に普及
しているが、携帯電話端末市場全体に占める割合はまだ30%にとどまっている。いまだに従来
型携帯電話端末の販売台数が2倍以上多い計算だ。

ノキアは2008年、スマートフォンを含め、携帯電話端末を4億6840万台売り上げた。販売台数
ベースの市場シェアは39.8%に達した。2位のサムスン電子は、販売台数1億9660万台で、シェア
は16.7%にとどまり、倍以上の差を付けられていた。

しかし、スマートフォン市場が爆発的に成長し、ノキアの影響力は急速に低下している。重くて
デザインが格好悪い上、機能が単純な製品が大半を占めるため、消費者から敬遠され始めたから
だ。遅ればせながら、米マイクロソフト(MS)と提携し、今年初めから次世代スマートフォンの
開発に着手したが、まだこれといった製品を発表できずにいる。

今年第2四半期の携帯電話販売台数は、ノキアが8850万台、サムスン電子が7400万台だった。
差は1450万台だ。ノキアは南米、アジア、アフリカなど新興市場で低価格の携帯電話を大量に
販売し、何とか市場全体で首位の座を守ったにすぎない。ノキアのスティーブン・エロップ最高
経営責任者(CEO)自らが「燃える船から飛び降りなければならない」と述べるほど、ノキアは没落
の一途だ。

ノキアの没落はサムスンの躍進を意味する。サムスンが首位に立つのは時間の問題だ。信栄証券
は最近、サムスン電子が第3四半期に8780万台の携帯電話端末を売り上げ、ノキアを抜くと予測
するリポートを出した。サムスン関係者は「金額ベースでは首位を確信しているが、販売台数ベース
では薄氷の勝負となる」と慎重な姿勢を崩さなかった。第3四半期は無理でも、第4四半期にはサム
スンが市場を征服するとの見方が主流となっている。

白剛寧(ペク・カンニョン)記者


朝鮮日報 2011/10/08
http://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2011/10/08/2011100800409.html

写真
http://www.chosunonline.com/site/data/img_dir/2011/10/08/2011100800406_0.jpg

NOKIAはケータイ業界?では終わったブランドかも??!
スマートフォンがこれだけ急速に普及するとはNOKIAも読みきれなかったか??
(まあそれでも海外の空港いくとNOKIAの起動音を耳にする機会は多いが・・・。)