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中日・落合監督 なぜ解任なのか…ズバぬけて高い首脳陣の高年俸&過去7年間で黒字収支1度もなし

2011-09-23 22:59:53 | Weblog
電撃解任‐。中日は22日、今季で3年契約が切れる落合博満監督(57)が今季限りで退任し、新監督にOBの高木守道氏(70)が就任すると発表した。
過去7年間でリーグ優勝3度、日本一1度に輝いた名将。球団史上初のリーグ連覇に望みをつなぐシーズン途中での解任発表に激震が走った。

事実上の解任。オレ流指揮官がクビを通告された。首位・ヤクルトに4・5差に迫り、本拠地で4連戦を戦う前に行われた異例の記者会見。
球団史上初のリーグ連覇が消えたわけではない状況。会見に坂井球団社長は同席せず、最初から佐藤球団代表のイスひとつしか用意されていなかったのも異常を示していた。

「野球殿堂入りをされた今年が節目ではないかと。一度新しい風を取り入れたい」と佐藤球団代表は話したが、
後任に座るOB会長の高木氏も06年に野球殿堂入りを果たしており、92年から4年間、中日の監督を務めている。

野球殿堂入り。新しい風。持ち出した2つの項目は到底、解任の理由には当たらず、表面上だけを取り繕ったとしか言えない。

3月25日の定時株主総会で選任された坂井球団社長は、白井オーナーから球団の赤字体質改善の勅命を受けていた。
年俸3億7千万円(推定)とされる落合監督。他球団と比較してもズバぬけて高い首脳陣の年俸。輝かしい成績を残しながら、過去7年間で黒字収支は1度もなかった。

首のすげ替え、首脳陣の一新が、球団経営を改善させる手っ取り早い手段だと考えた。  >>2以降に続く

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110923-00000005-dal-base

東日本大震災の影響でシーズン終了がズレ込む今季。来季のチーム編成、ドラフト会議等の日程面を考えての早期発表となった。
優勝に対する強いこだわり。強いチームの基盤はできている。この時期の発表、公表が悪影響を及ぼすとは心配してない。

かえって、節目を飾るにふさわしい、監督を胴上げするんだということで、全力を尽くしてくれると思っている」と佐藤代表はマイナス材料はなく、
プラス面だけが存在すると強調したが、現場の空気を無視した突然の発表は、球団史上初のリーグ連覇に向けた選手の士気を下げる可能性をはらんでいる。

解任通告を受けた席上、落合監督は「はい、分かりました。残り試合も全力を尽くします」と話したという。
だが、あくまでグラウンドで戦うのは選手。経営判断だけが先に立った今回の解任劇は、残り25試合の展開を下方向に左右する材料になるかもしれない。

黒字になっていないのは、フロント他の責任ではないのか??
実績をこれだけ上げている監督を解任で、次が実績を上げ損なった高木守道とは
どうも解せない。

ソフトバンク株が暴落、年初来安値…au「iPhone5発売」ショックは強烈

2011-09-23 09:07:18 | Weblog
米アップルのスマートフォン「アイフォーン」の次期モデルが、KDDIから発売されるとの報道が相次いでいる。
現在国内でアイフォーンを販売しているソフトバンクモバイル(SBM)は、独占販売が崩れることになる。
そのためか、このニュースが流れるとソフトバンクの株価が大きく値下がりし、年初来安値を記録した。

「アイフォーン5」の発売について、アップルはこれまで沈黙を守っているが、2011年10月に発表されるのでは
ないかと言われている。

■意味深な孫社長「正道を選ぶか邪道を選ぶか」

順当なら国内ではSBMから発売となるが、これにKDDIが割って入り、複数の通信会社がアイフォーンを
取り扱うようになる可能性があるというのだ。

KDDIは携帯電話の加入者数で国内2位だが、2008年のアイフォーン発売以来売り上げを伸ばしてきたSBMに
猛追されてきた。スマートフォンへの本格的な移行が遅れたのも、KDDIの足を引っ張った。

国内でアイフォーンを販売するのはSBMだけ。しかも「SIMロック解除」をSBMが拒み続けているため、他社
回線を使えない仕様となっている。ドコモ回線を使ったSIMカードを販売する業者が現れ、海外のSIMフリー版
アイフォーンを買ってドコモに接続という「裏技」が可能となったが、KDDIはSBMやドコモと通信方式が異なる
こともあってか、「蚊帳の外」となっていた。

調査会社IDCジャパンが6月9日に発表した、2011年1~3月の国内携帯電話市場規模のデータからアイフォーンの
出荷台数を算出すると、月間およそ33万台となる。一方、電気通信事業者協会が発表したSBMの契約数は、
2011年1月が24万600件、2月は27万100件、3月は49万8100件の純増を記録している。しかもSBMの純増数は、
8月まで17か月連続首位。単純比較はできないが、アイフォーンがSBMに相当な貢献をしているのは間違いない。


アイフォーンの独占販売が崩れればSBMへの影響が大きい、との見方からか、9月22日、ソフトバンクの株価は急落。
終値で前日比12.3%も下げた。一方、孫正義社長はツイッターで「全ての人に分かれ道はやって来る。問題は、
そこで正道を選ぶか邪道を選ぶかだ」と、真意は不明だが意味深な発言を残した。この文面ではSBMが今後
どういう対応をするかは不明だが、「正道」の中身に注目が集まりそうだ。

■「何が何でもアイフォーン」ではなくなった

KDDIからアイフォーンが発売されれば、国内大手3社のうちドコモだけが言わば「置き去り」となる。もともと
ドコモはアイフォーン導入に積極的だったとされ、アップルとSBMが独占販売契約を結んだ後も、ドコモの
山田隆持社長が「諦めたわけではない」とたびたび「ラブコール」を送っていた。その後もアップルとの交渉は
継続中と明かしているが、7月に雑誌の取材に対して山田社長は、アップルと条件が合えばアイフォーンを発売する
意志はあるものの「3年前とは状況が大きく異なっている」とトーンダウンした発言をしている。アイフォーンが
発売された2008年当時と比べて、米グーグルの基本ソフト「アンドロイド」が登場し、ドコモでもアンドロイドを
搭載した機種を開発しており、何が何でもアイフォーン、ということではなくなったようだ。

アスキー総合研究所・所長の遠藤諭氏は「KDDIからアイフォーンが発売されることになっても、驚きはない」と話す。
米国では、当初独占販売していたAT&Tに加えて2011年2月からベライゾン・ワイヤレスが販売を開始、売り上げを
伸ばしていることから、日本でもKDDIが「2社目」としてアイフォーンを手掛けても不思議ではないということだ。

さらに、ドコモが今後アイフォーンを発売する可能性も残っていると、遠藤氏はみる。ただし現時点で「ドコモに
どれほどのメリットがあるかは疑問」と指摘する。韓国サムスン電子の「ギャラクシー」や英ソニー・エリクソンの
「エクスペリア」といったアンドロイドモデルの売れ行きが好調で、「別にアイフォーンでなくてもいい、という
利用者は意外に多い」(遠藤氏)というのが実情のようだ。今の状態が続けば、ドコモはアップルとの交渉を焦る
必要はない。

一ケータイの販売動向でこれだけ株価を揺るがすとは恐るべしiphone。
とはいえ、ジョブズが退いたあとのアップルが今まで通り注目に値するプロダクトが出てくるかは
未知数であるが・・・・。