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】「ダイ・ハード4.0」先行上映が決定!日本が優遇される理由は?

2007-06-22 07:36:08 | Weblog
ブルース・ウィリス主演の人気シリーズ最新作「ダイ・ハード4.0」が
当初の6月30日公開から1日前倒しになり、6月29日から公開されることが決まった。
また、6月23日には先行上映が行われるが、配給元の20世紀フォックス映画によると、
6月27日の全米公開より早く一般の劇場で上映されるのは日本のみ。
その理由は、シリーズ1作目(89年公開)が約18億円、2作目(90年公開)が約51億円、
3作目(95年公開)が約72億円と、シリーズが右肩上がりの成績を記録しているため。
先行上映と公開日の前倒しで、3作目の成績超えを目指す。

同作に限らず、このところハリウッド大作の日本先行上映(公開)が続いてる。
「スパイダーマン3」は、5月4日の全米公開より先に、世界最速となる5月1日に日本公開。
ソニー・ピクチャーズの重役ポール・スミス氏は「『スパイダーマン』の前2作は、
米国以外では日本が他国を上回る最高の成績だったため、日本のマーケットを最重要視し、
世界最速公開を決めた」とコメントを発表したが、他作品でもみられる日本への“優遇”措置の理由も、
この言葉に表れているといっていいだろう。高騰する映画の製作費を確実に回収するためには、
米国内でのヒットはもちろん、米国に次ぐ市場である日本国内でどれだけ多くの興行成績を
あげられるかが重要なため、各映画会社とも日本での話題作りに躍起だ。
また、先行上映であげられた成績は、国内ボックスオフィスの初登場時の成績に“上積み”されるため、
なんらかの形での先行上映は、今や人気ハリウッド大作にとって必須条件となりつつある。
5月25日全世界同時公開を銘売った「パイレーツ・オブ・カリビアン/ワールド・エンド」(ブエナビスタ配給)も、
前日24日から全国の劇場で先行上映を行った。


結局、なんだかんだでハリウッドに食い物にされる日本人??しかし、中国あたりで「最速公開」をしないのは海賊版がすぐに出現するから??