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11カ月ぶりに代表復帰したベッカム、アメリカ行き取りやめでミランへ?[

2007-06-05 07:11:37 | Weblog
ベッカム、アメリカ行き取りやめでミランへ?

 その驚きのニュースが届いたのは、英国からだった。そして、今日付けの
『コッリエレ・デッロ・スポルト』紙も報じている。金銭面に関しては非常
に裕福になれるが、まだ幕引きからは程遠いと思われるキャリアの点では
魅力に欠ける。そんなアメリカ行きの選択について、デイビッド・ベッカム
に迷いが生じているというのだ。

実際、現在のベッカムはその人生における最高のサッカーと言ってもよい
プレーをみせている。怒りを感じる激しい闘争心。強力なフィジカル。
それに支えられる素晴らしい才能。カペッロ監督によってメンバーから
外された暗黒の時期を経て、ようやく彼の右足はそのお気に入りのサイド
からレアルのリベンジに向けて勝ち点をもたらしているのだ。

そのため、かりに金箔でできていたとしても、自分の立場が象の墓場には
ないという事実を彼が考えることは避けられないだろう。特に、アメリカ移籍
となれば欧州から離れ、ひいては今回取り戻したばかりである代表の座を
失う恐れにもつながる。来シーズンに欧州でプレーしないことへの恐れが、
巨額契約を結んだLAギャラクシーに対して「回れ右」をベッカムにうながす
ことになりうるのだ。

だが、ベッカムが欧州で戦い続けるためにはクラブが必要となる。そして、
それはミランなのだ。彼はミランでベテランにとって最高の舞台を見つける
ことができるだろう。すでにベッカムはアメリカ移籍を決める前にミラン移籍
に近づいていた。それはミランもベッカムも認めている。欧州王者の
ユニフォームを纏って第一線で戦うなら、数ヶ月前には「終わった」と
言われた選手にとっても悪くないだろう。
http://www.goal.com/jp/Articolo.aspx?ContenutoId=319808

米国行き=都落ちの感は強いが、いまさら契約を反故にするわけにもいかんのでは??サッカー後進国とはいえ、代表の世界ランキングは侮れないものがあるし、MLSになってからずいぶんましになったのでは?と思える米国サッカー。そこでキャリアの終焉迎えるのも悪くはないと思うが。