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医療費38兆円。3割安く出来るか?

2012年10月12日 23時34分17秒 | Weblog

 

 日本では新しい薬剤が開発されても、認可が遅い。例えば「多系統萎縮症」に効果がある薬が出来ても厚生労働省が認可しない。色々な臨床実験で100%安全、効果がなければ認可しないのかと疑うほど遅い。極論すれば新しく効果がある「薬」が出ないで欲しいと穿つほどだ。

 認可の遅い理由は担当役人が、2,3年で他へ移ることも考えられる。これは民事裁判官と同じか。せっかく詰まる頃に裁判官が移動する。新しく赴任した裁判官の元で再び、1からやり直す。薬事審査もこれと同じで、2,3年で担当者が変わる。そして新たに始める。担当者は「危険・冒険」をしたくない。一度認可して、後で副作用や害が現れ「自分の履歴に疵が付く」のが一番怖い。

 結局、10年、20年が無駄に過ぎる。昔、丸山ワクチンなる、癌に有効なものが現れた。原理は「結核患者に癌は発症しない・少ない」と言うデーターから丸山ワクチンは作られた。しかし厚生省は「大反対で」認可、むしろ潰しにかかった。客観的に見て。当時存在した薬・その他よりも効果が多かった。

さて難病の薬開発・認可だが、パーキンソン氏病はかなり効果がある薬が認可されつつある。しかしその隣にある、多系統萎縮症の薬は、患者友の会の会報によれば、出来ているが、認可は10年先だと言う。これは先に述べた、お役人の移動による、または自分の履歴に「汚点を残さない」心配で、伸ばし伸ばしにしていると思われる。

 さてさて、38兆円の医療費が三分の一も安くなる話に戻ろう。

 先ず難病が認定されると、薬代が公費助成になる。妻の例で言うと月8万円ぐらいだ。その他、自治体や都から毎月、難病手当てが出る。渋谷区が約1・5万円。狛江市は0・5万円。町田市はゼロ円だ。

 他に介護認定で妻は「5」の最高(最悪)だ。介護5になると一番高い額まで介護を受けられる。他にオムツなどの補助が現物で月上限7500円ほどでる。

 もし、現在、出来ている「多系統萎縮症」に効果がある薬が認可されると、予測だが75%ぐらいは改善される可能性があると思われる。現在、認められている薬は、5%から15%ぐらい効果があるらしく、妻の場合、日々少しずつだが「悪いほうに」向かっている。現在の薬では直すよりも悪くなる方が強いのだ。端的に言うと鉄砲で無駄な玉を打ちまくる状態だ。その効果の薄い玉代(薬代)が月8万円だ。

 それがもし75%効果がある薬が認可されると、改善されて介護2とか1になる。介護にかかる費用も安くなる。おそらく薬代も的を射るので月2,3万円となる可能性がある。

 他に喘息などの医療費は適切な呼吸体操で「医者要らず」で年間何百億円も節約できる可能性がある。全医療でこのようなものを洗い直せば、年間10兆円ぐらい節約できるのでないか。

 なんとしてでも「的を正確に射る」医療に変えていただきたい。

 

 



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