表参道から歩き7分の一等地に人事院の建物がある。青山学院中等部のまん前だ。斜め向かいにはコカコーラの本社がある。
ほぼ10年以上前に関東財務局の管理地で古い使われていない法務省関係の宿舎があった。敷地は200坪ほどで民間からすれば喉から手が出るほどの土地だ。
それをかぎつけた人事院は建物を建てる事にする。われわれ近隣に住む者は大反対した。100年を超えるヒマラヤ杉が20本ほどあり緑の少ないこのあたりでは息き抜きに置いてほしいと戦う。しかし人事院は3本ほどを残し後は切り捨て自らが使う建物を作る。
大体、この手の建物は建ても利用頻度はゼロに近い。10年以上眺めていると若い職員らしき人が2,3組住んでいる。後は1年に2回ぐらい何かの小さな会合らしきものがあり。立派な扉付きの駐車場はドアーが開いたのを見たことがない。恐らく中には高級な車が納まっていると思われる。
管理人はいるが、利用がないので毎回のごみ出しは一番小さな袋に少しだけごみが入っている。恐らく管理人の出すごみだけだと思われる。
何の事はない。管理人と若い公務員2,3人のために、この一等地は占領されている。
計画が起った時にわれわれは今日を予測して大反対した。当時、朝日新聞にも写真入で報道された。しかし強引に人事院は建てた。しかも利用する当てのない部屋をである。贅を尽くし中庭も見られる。相当な税金が投入された。
何故、こんなものが必要なのか。民間または地区自治体に戻し、有効利用させなかったのか。
表参道の一等地、約200坪を人事院は殺しわけだ。しかも維持費だけでも年間、相当な金額・税金を使うである。
これが人事院の実態だ。
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