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サッカーは精神の違いを競う

2012年08月12日 02時10分19秒 | Weblog

 ロンドンオリンピックのサッカー優勝戦。ブラジルはメキシコに1点差で負けた。最後のぎりぎりで、ヘヂングを浮かせて同点に出来なかった。

 この試合、オフサイドとゴールポストの上を越すキックがかなりあった。
 
 先日も述べてたが、オフサイドをゼロにすれば、1試合で2,3点は余分に取れる。1点勝負のサッカーでこの差は大きい。

 次にゴールポストの上を越えるシュート。これはもったいないに尽きる。上を越せば得点はゼロで、しかも相手側にボールはわたる。ブラジルは最後の最後のヘヂングでこの失策をやった。同点のチャンスを逃がした。

 オフサイドもゴールポストの上にシュートを蹴り込むも、全て精神の仕業だ。

 正確には分散集中力・能力の違いである。

 全てのアスリートにとって「分散集中」は命だ。1点集中が命取りであるように、分散集中は「勝つ」命を与えてくれる。

 サッカーで言えば「周りが見える」と言う能力だ。勝ちたい思いで熱くなると、周りが見えなくなる、最後の詰で、自分が蹴り込むか、味方の選手にパスを回すかの判断は周りが見えていなければ出来ない。分散集中は文字どうり、ゴールに蹴り込むか、近くにいる味方の選手にパスを回すかが見えている「分散」である。

 気合がかかり、熱くなると人間は周りが見えない・判断が狭くなる習性がある。特に日本人はこの傾向が強い。ドリブル突破、ゴールは個人技としては華やかだ。しかし成功率は非常に少なく、相手にボールを取られることが多い。

 なでしこジャパンで時間切れ寸前で、アメリカのゴールキーパーが手でボールを弾いたシーンがあった。このとき近くに日本人選手がいた。彼女に分散集中の能力があれば。もう少し右側に位置を取れば、キーパーが弾いたボールを蹴りこめた。同点になる可能があつた。正面に位置取りするのでなく、右側に走ることだ。大体、キーパーは正面にボールをパンチングしない。少しでもゴールポストより遠く、あの場合、キーパーから見て左側に、パンチグする。ところが日本人選手は正面に走りこんだ。そこでボールに触れなかった。正面に走りこむか、右側に走りこむかの咄嗟の判断は「分散集中」が出来るか、出来ないかの違いだ。

 比較的日本人にこの手の「1点集中」つまり負ける精神・神経が多すぎる。

 俗に本番に弱いと言うことだ。

 分散集中を全日本人アスリートは学ぶべきだ。

 分散集中能力を発達させる、日常訓練法を私は開発している。

 見たこと聞いたこともない方法だ。



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