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トンネル事故、必ず起こるはず

2012年12月04日 07時07分37秒 | Weblog

 

 中央道、笹子トンネル天井崩落事故。必ず起こる構造であった。重さ1,2トンのコンクリート製板を鉄の棒にボルト締めで支えていた。重さに対して上から吊るすやり方は何れ破綻する。

 笹子でなくても他の多くのどこかで同じ事故はありえた。

 建物には力量構造計算がある。このような計算は事前になされたいたのか。素人判断でも今回の崩落事故は当然と思われる。

 下から支えるやり方は重たいものには有効だが、上から吊るして支えるには何倍もの強度が要求される。しかもあのようなトンネルの中、4kmを越える長さで保守点検がめんどくさい。

 例えばガス漏れを調べる細いパイプがある。それを地中に差込みガス漏れを調べる。ボルトを人間の手だ叩くやり方は、原始的だが効果があると言う。しかし4km以上を狭い中で「トントン」たたくのは大変だ。結局、手間とお金を惜しんだ結果だ。笹子の場合、35年間一度も「打音検査」なされていなかった。それは中日本高速だけだとも言う。これは犯罪ではないか。

 天井の換気機能を「大型扇風機」に取替え工事は、最低1ヶ月ぐらいは掛かりそうで、その間一般道が大混雑するだろう。しかも一基、2000万円かかる大金を必要とする。

  何故か日本人は「大緩み」に入っているとしか思えない。

  それにしても「安全に」お金を掛けない日本が、福島原発に続き露呈した。

  誰が悪いのか。

  庶民からも「危険だ」と言う大きな、多くの声も上がらない。

  おとなしい、お上には黙って従う庶民の腑抜けか。

 

 



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